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外国教育史研究1

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令和2年度以降入学者 外国教育史研究1
教員名 北野秋男
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
科目群 教育学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 原則として「対面式授業」を行いますが、コロナ感染拡大など不測の事態が生じた場合には別な方法で学習資料配信やzoomを利用した授業を行います。授業の課題については、シラバス上でも明記していますが、授業内でも詳しく説明します。追加の課題や資料、変更点などがある場合も同様です。授業形式の基本は、テキストの重要なキーワードを中心に解説し、用語や概念の整理を行います。課題レポートは最後に提出して頂きます。また、授業内容や課題に対する質問などある場合には、対面式・メール・zoomなどで個別に面接して説明します。もしも、何か特別な事情で課題が提出できない場合には、最終回に提出することも認めます。
Canvas LMSコースID・コース名称 WJ1108461 2024外国教育史研究1(北野秋男・前・水2)
授業概要 現代に生きる私達が学校教育を受ける際に、まず強調されることが「人格形成」ですが、他方では、「能力」や「業績」も求められます。教育において、こうした個人の「能力」や「業績」が重視された理由や背景は何でしょうか。また、今や個人の問題ではなく、国家的な課題としても「高い能力」が求められるのは何故でしょうか。こうした疑問や課題を基に、本講義では欧米における教育思想や学力観の歴史と理論を検討します。
授業のねらい・到達目標 授業で配布する資料や指定した図書を丁寧に読むこと。また、授業時間内に課題を与え、レジュメを作成し、報告する。報告の後に、レジュメを修正し、完成原稿として提出する。授業内では対話と討論を繰り返し、受講学生相互の研究に関する能力を高め、認識を深化させる。参加型の授

【日本大学教育憲章との関係】これまでの学修経験から得られた知識を生かし、課題報告などを通じて「論理的・批判的思考力」「問題発見・解決力」の育成を重視する(A-3-1、A-4-1)。ゼミ発表を記録することにより、自己の学習経験を振り返る(A-8-1)。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 【授業形式:講義・演習】
原則として「対面式授業」を行いますが、コロナ感染拡大など不測の事態が生じた場合にはzoomなどを利用した授業を行います。本授業では、「人格形成」の教育理論だけでなく、他方では、「能力」や「業績」に関する思想も検討します。教育において、こうした個人の「能力」や「業績」が重視された歴史的背景や社会状況なども幅広く検討します。クラス全体で討論し、現代の「教育思想」の歴史的視座を各人が獲得したいと思います。今日問題になっている教育・学力問題はなぜ発生するのか、どこに要因があるか。現代の教育政策のどこに間違いがあるのか。参加者でいろいろな意見を出し合いましょう。

【対面授業に参加できない学生の代替方法、要件】
(1)zoomでの参加を認める要件;日本に入国できない留学生、遠方に居移している学生、その他特別の事情の有る者
(2)対面授業に参加できない場合:zoomで参加し、メールにて課題を提出する。
授業計画
1 ガイダンス 授業の進め方・評価の方法
【事前学習】シラバスを事前に読んでおくこと。このテーマに関する基本文献を調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】シラバスの要点と課題をノートにまとめること。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 欧米の学力観の特徴
【事前学習】配布した資料や文献を基に、教育思想の内容や変化を理解する。 (2時間)
【事後学習】配布した資料や文献を復習し、学習の深化をはかる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 欧米の人格形成思想の起源と発展
【事前学習】配布した資料や文献を基に、教育思想の内容や変化を理解する。 (2時間)
【事後学習】配布した資料や文献を復習し、学習の深化をはかる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 愛と道徳による人格形成
【事前学習】配布した資料や文献を基に、教育思想の内容や変化を理解する。 (2時間)
【事後学習】配布した資料や文献を復習し、学習の深化をはかる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 自己統治による人格形成
【事前学習】配布した資料や文献を基に、教育思想の内容や変化を理解する。 (2時間)
【事後学習】配布した資料や文献を復習し、学習の深化をはかる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 功利主義的教育観の登場
【事前学習】配布した資料や文献を基に、教育思想の内容や変化を理解する。 (2時間)
【事後学習】配布した資料や文献を復習し、学習の深化をはかる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 ペーパーテストの登場(院生の報告)
【事前学習】文献を調べ、レジュメを作成する。報告の準備。 (2時間)
【事後学習】レジュメの修正と完成。授業でのコメントを参考に、学習の深化をはかる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 学力テストの起源と普及(院生の報告)
【事前学習】文献を調べ、レジュメを作成する。報告の準備。 (2時間)
【事後学習】レジュメの修正と完成。授業でのコメントを参考に、学習の深化をはかる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 IQ・知能・標準テストの起源と普及(院生の報告)
【事前学習】文献を調べ、レジュメを作成する。報告の準備。 (2時間)
【事後学習】レジュメの修正と完成。授業でのコメントを参考に、学習の深化をはかる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 米国における教育測定運動の起源と普及(院生の報告)
【事前学習】文献を調べ、レジュメを作成する。報告の準備。 (2時間)
【事後学習】レジュメの修正と完成。授業でのコメントを参考に、学習の深化をはかる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 学力テストのへの教育財団の関与(院生報告)
【事前学習】文献を調べ、レジュメを作成する。報告の準備。 (2時間)
【事後学習】レジュメの修正と完成。授業でのコメントを参考に、学習の深化をはかる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 戦後の学力保障政策の展開(院生の報告)
【事前学習】文献を調べ、レジュメを作成する。報告の準備。 (2時間)
【事後学習】レジュメの修正と完成。授業でのコメントを参考に、学習の深化をはかる。 (2時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
13 現代の学力政策の課題(院生の報告)
【事前学習】文献を調べ、レジュメを作成する。報告の準備。 (2時間)
【事後学習】レジュメの修正と完成。授業でのコメントを参考に、学習の深化をはかる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 課題レポートの「草稿」の提出:課題名「米国の人間形成思想について」字数:3,000字以上(A4・2枚以上。40字X40行で設定)。 注意点:文献をよく読んで答えること。文献を読まずに、関係のないことを論じても採点の対象にはなりません。
現代の学力テスト政策
【事前学習】課題レポート「草稿」の作成。 (2時間)
【事後学習】課題レポート「草稿」の点検や修正。「」 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 課題レポートの完成原稿提出。前期授業の総括と今後の学習への留意点
【事前学習】課題レポート「完成原稿」の作成と提出。授業内容の総復習をする。 (2時間)
【事後学習】課題内容を復習し、重要な点を再確認し、次年度の授業に備える。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 特になし。
参考書 授業内で別途指示します。
成績評価の方法及び基準 レポート:報告とレポート(60%)、授業参画度:質疑応答、コメント、ミニレポートなど(40%)
課題報告、レポート、授業での質疑応答、ミニレポートなどで総合的に評価します。
オフィスアワー 授業開始前と終了後に行う。また、メールなどでも可能。ak0924@minuet.plala.or.jp

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