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野外調査法(含実習)

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令和2年度以降入学者 野外調査法(含実習)
教員名 関根智子
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 地理学科
学期 前期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 状況に応じて同時双方向型の遠隔授業(Zoom)や課題学習になる場合がある。
Canvas LMSを通じて学習資料や課題等を配信する。
対面授業に参加できない場合の遠隔対応は行わない。
Canvas LMSコースID・コース名称 M061210X7 2024野外調査法(含実習)(関根智子・前・火2)
授業概要 日本の地域の特性を考慮しながら、地形、歴史、伝統産業、生活環境、商業、景観、観光、文化などの地理的事象について、グループごとにテーマを設定し、文献、統計、地図などの資料やデータ等の入手、フィールドワーク(現地調査)を行う。また、地理情報技術を用いた現地調査の方法を教授する。
授業のねらい・到達目標 地域や研究テーマに沿った文献を収集することができる。また、分析に必要な資料、データなどを収集するための基本的なフィールドワーク(現地調査)ができる。また、調査した結果をまとめて考察し、プレゼンテーションの資料を作成して発表できるようにする。

この科目は、⽂理学部(学⼠(地理学)) のディプロマポリシーDP2~6、及びカリキュラムポリシーCP2~6に対応している。
・日本及び世界諸国の自然環境や社会,経済,文化などの現状および相互関係を,自己の理解に基づいて説明することができる。(A-2-2)
・提示された客観的な情報を基に,論理的・批判的な思考をすることができる。(A-3-2)
・資料や事象を観察・検討して問題を発見し,解決策について考えることができる。(A-4-2)
・地理学分野の課題を整理し,その取り組み方法について考えることができる。(A-5-2)
・授業における課題を通じて議論する中で,他者を理解し,自分の考えを伝えることができる。(A-6-2)

なお,令和元年度以前の⼊学者では,この科⽬は⽂理学部(学⼠(地理学)) のディプロマポリシーDP1、DP3、DP4、DP5、DP6、及びカリキュラムポリシーCP1、CP3、CP4に対応している。
授業の形式 講義、演習、実習
授業の方法 研究テーマに基づいてグループに分かれ、それぞれのグループが事前に調査・実習を行い、それらの成果や現地調査の計画などを発表し、全体で議論する。授業は、研究テーマに基づくグループ単位で実習を進めるが、全受講生がそれぞれの分担を決めて、各自が主体的に取り組み、調査能力を習得できるように工夫する。

岩手県盛岡市中心部で現地調査を9月8日から11日(3泊4日)に実施する予定であるが、状況によっては変更する場合もある。その場合には、授業時に説明する。
本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とする。
履修条件 ①開講前に学科で受講調整を行うので、決められた時限・教員の授業を受講すること。
②後期の関根担当の「地域分析法(含実習)」を履修すること。
授業計画
1 ガイダンス:調査地域の概要について
【事前学習】シラバスを確認し、授業全体の流れを理解しておくこと。 (1時間)
【事後学習】第2回目以降の授業に備え、授業で説明した内容について整理し、理解しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 研究テーマの選定とグループ分け(A-5-2)
【事前学習】研究テーマを考えておくこと。 (2時間)
【事後学習】グループごとに研究内容の詳細について話し合い、分担を決めておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 文献・資料・データの収集方法について(A-3-2、A-4-2)
【事前学習】研究テーマに関する各種情報を収集しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で説明した収集方法を用いて、文献、資料、データを収集しておくこと。また、事前学習で収集した情報を選別しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 文献(従来の研究)に関する発表(1):グループA、B、C(A-2-2、A-3-2、A-4-2、A-5-2、A-6-2)
【事前学習】研究テーマに関する文献を読んで、その内容をまとめて、パワーポイントを作成して発表できるようにしておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業での指導や議論の内容を参考にして、発表内容を追加・修正しておくこと。また、発表したグループ以外の受講生は、発表者が述べた内容をノートに整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 文献(従来の研究)に関する発表(2):グループD、E、F(A-2-2、A-3-2、A-4-2、A-5-2、A-6-2)
【事前学習】研究テーマに関する文献を読んで、その内容をまとめて、パワーポイントを作成して発表できるようにしておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業での指導や議論の内容を参考にして、発表内容を追加・修正しておくこと。また、発表したグループ以外の受講生は、発表者が述べた内容をノートに整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 資料・データに基づく地域概要に関する発表(1):グループA、B、C(A-2-2、A-3-2、A-4-2、A-5-2、A-6-2)
【事前学習】資料とデータから地域概要についてまとめ、発表できるようにしておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業での指導や議論の内容を参考にして、発表内容を追加・修正しておくこと。また、発表したグループ以外の受講生は、発表者が述べた内容をノートに整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 資料・データに基づく地域概要に関する発表(2):グループD、E、F(A-2-2、A-3-2、A-4-2、A-5-2、A-6-2)
【事前学習】資料とデータから地域概要についてまとめ、発表できるようにしておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業での指導や議論の内容を参考にして、発表内容を追加・修正しておくこと。また、発表したグループ以外の受講生は、発表者が述べた内容をノートに整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 地理学での現地調査の方法について(A-4-2、A-5-2)
【事前学習】既存研究で行われている現地調査の方法についてまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】研究テーマに応じた現地調査の方法を考えて、まとめておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 現地調査の計画:グループ別に調査を計画し,現地調査の方法を議論する。(A-3-2、A-5-2、A-6-2)
【事前学習】第8回の授業を参考にして、現地調査の計画を考えておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業での指導や議論の内容を参考にして、現地調査の計画を完成させておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 現地調査に関わる資料の収集(1):今昔マップ、古地図、地形図、都市地図等の地図、及び論文、書籍、既刊の報告書等の文献(A-3-2、A-4-2、A-5-2)
【事前学習】地域の現状を把握するための統計データや資料を収集しておくこと。 (2時間)
【事後学習】収集した地図や文献を整理し、まとめておくこと。主題図を作成してみること。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 現地調査に関わる資料の収集(2):デジタル地理空間データ(A-3-2、A-4-2、A-5-2)
【事前学習】デジタル地理空間データとは何かについて、まとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】調査対象地域に関するGISで利用可能なデジタル地理空間データをダウンロードし、地図を作成してみること。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 現地調査に関わる資料の整理(A-4-2)
【事前学習】第10回と第11回で収集した資料をまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】第10回と第11回で収集した資料を整理し、第9回で作成した現地調査計画に反映させておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 研究テーマの進展度と現地調査計画の発表と確認:全グループ(A-2-2、A-3-2、A-4-2、A-5-2、A-6-2)
【事前学習】研究テーマについて、研究背景と調査の目的,現地調査計画を発表できるようにしておくこと 。 (2時間)
【事後学習】授業での指導や議論を参考にして、発表した内容に追加・修正をしておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 現地調査用ハンドブックの作成(1):各グループの今までの研究テーマに関して調査・分析したことや現地調査計画等をまとめる。(A-2-2、A-3-2、A-4-2、A-5-2)
【事前学習】研究テーマに関して、調査・分析したことや現地調査計画をまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】現地調査用ハンドブックの原稿を作成しておくこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
15 現地調査用ハンドブックの作成(2):印刷された原稿をまとめ、現地調査用のハンドブックを完成させる。授業のまとめ。(A-2-2、A-3-2、A-4-2、A-5-2)
【事前学習】現地調査用ハンドブックの原稿を印刷しておくこと。 (2時間)
【事後学習】完成した現地調査用ハンドブックを読んで、確認し、現地調査に備えておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない
参考書 適宜、授業中に紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート:現地調査計画書(30%)、授業参画度:発表や現地調査の状況(40%)、発表や調査内容(30%)
オフィスアワー 質問等は授業終了後、またはメールを通じて受け付ける。
詳細は、第1回の授業で説明する。
備考 現地調査の詳細は、2年生ガイダンスで配布する資料を参照すること。

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