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トレーニング理論

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令和2年度以降入学者 トレーニング理論
教員名 野口智博
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 体育学科
学期 前期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業の形態 原則として対面授業(ただし、欠席せざるを得ない場合は、オンデマンドで受講を認める)
Canvas LMSコースID・コース名称 K016090J7 2024トレーニング理論(野口智博・前・金2)
授業概要 体力トレーニングの基礎的知識として、トレーニングの理解を深めるために必要な身体運動の仕組みとトレーニング処方の基本的事項を中心に、事前にワークシートをもとに授業を展開する。
これらの授業を経て、NSCA-CPT試験問題に出るケーススタディを用いて、クライアントの目的に見合った適切なトレーニング処方ができるようにする。
授業のねらい・到達目標 ・トレーニングにおいて必要な身体運動の基礎知識について理解し説明できる(A-1-1,A-4-1)
・トレーニングの原理・原則や種類を理解し説明できる(A-1-1,A-4-1)
・トレーニング方法を目的別に適切な選択ができる(A-1-1,A-4-1)
・クライアントが、トレーニングを生涯楽しめるような指導法を学ぶ準備ができる(A-2-1)
・この科目は文理学部(学士(体育学))のディプロマポリシーDP1,DP2,DP4及びカリキュラムポリシーCP1,CP2,CP4に対応しています。
授業の形式 講義
授業の方法 【対面授業】
事前に配布されたワークブックを確認し、各授業の「オープニング」の項についてはCanvasLMSの掲示を確認の上、授業開始前までに各自インターネット等で調査して穴埋めをし、毎回の事前課題として小テストによる知識確認を行う(2回まで繰り返し受験可能)。
小テストや課題の提出方法、フィードバック方法、オンデマンドの筆記試験など詳細は、第1回目授業にて説明する。
参考図書「公認スポーツ指導者養成リファレンスブック」(日本スポーツ協会)のトレーニングに関わる内容に準じて講義する。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
トレーニング指導者の役割
【事前学習】シラバスをよく読み、トレーニングについて知っていることをノートに記しておくこと(A-1) (1時間)
【事後学習】トレーニングを作る上で指導者側に必要な要素をノートに記し、発表できるようにしておくこと(A-4) (3時間)
【授業形態】対面授業
2 骨格筋のしくみ トレーニングの原理原則 身体のしくみと働き スポーツトレーニングサイクル
【事前学習】運動器のしくみについて調べ、不明な点をノートに記し、質問できるようにしておくこと(A-1) (2時間)
【事後学習】指導者が運動器のしくみについて知ることに、どのような意義があるかをノートに記し、次回授業で1分で述べられるようにしておくこと(A-4) (2時間)
【授業形態】対面授業
3 骨格筋のしくみ 身体を校正する要素の体系 身体のしくみと働き スポーツパフォーマンス構造論
【事前学習】3種の筋の収縮様式について調べ、不明な点を質問できるようにノートに記しておくこと(A-1) (2時間)
【事後学習】指導者が運動器のしくみについて知ることに、どのような意義があるかをノートに記し、次回授業で1分で述べられるようにしておくこと(A-4) (2時間)
【授業形態】対面授業
4 骨格筋のしくみ トレーニングの種類 身体の仕組みと働き トレーニング目標論
【事前学習】「最大酸素摂取量」について調べ、不明な点を質問できるようにノートに記しておくこと(A-1) (2時間)
【事後学習】指導者が呼吸循環器系のしくみについて知ることに、どのような意義があるかをノートに記し、次回授業で1分で述べられるようにしておくこと(A-4) (2時間)
【授業形態】対面授業
5 骨格筋のしくみ トレーニングの種類 身体の仕組みと働き トレーニング手段・方法論
【事前学習】「ATP-PC系」「解糖系」「有酸素系」の各エネルギー供給について調べ、不明な点を質問できるようにノートに記しておくこと(A-1) (2時間)
【事後学習】指導者がエネルギー供給系のしくみについて知ることに、どのような意義があるかをノートに記し、次回授業で1分で述べられるようにしておくこと(A-4) (2時間)
【授業形態】対面授業
6 骨格筋のしくみ トレーニングの種類 身体の仕組みと働き トレーニング計画論
【事前学習】体力を「力」「パワー」「持久力」に分類し、それぞれについて調べ、不明な点を質問できるようにノートに記しておくこと(A-1) (2時間)
【事後学習】競技種目別に、体力やエネルギー供給系をどのように考えたら良いかをノートに記し、次回授業で1分で述べられるようにしておくこと(A-2,A-4) (2時間)
【授業形態】対面授業
7 骨格筋のしくみ 筋力のトレーニング 呼吸循環器の仕組み 試合行動論
【事前学習】「トレーニングの三原理五原則」について調べ、不明な点を質問できるようにノートに記しておくこと(A-1) (1時間)
【事後学習】競技種目別に「三原理五原則」で特に重要と思われるものとその理由をノートに記し、次回授業で1分で述べられるようにしておくこと(A-2,A-4) (3時間)
【授業形態】対面授業
8 骨格筋のしくみ 筋持久力トレーニング 運動に対する呼吸循環器の応答 トレーニングアセスメント
【事前学習】トレーニングにはどのような種類の方法があるかを1人10個ずつ挙げ、不明な点を質問できるようにノートに記しておくこと(A-1) (2時間)
【事後学習】競技種目別によく行なわれる方法とその理由をノートに記し、次回授業で1分で述べられるようにしておくこと(A-2,A-4) (2時間)
【授業形態】対面授業
9 骨格筋のしくみ 調整力のトレーニングと神経系の発育発達 成長期のトレーニング 運動に対するエネルギー供給 ハイパワー・ミドルパワーのテスト
【事前学習】スキャモンの発達発育型を参考に、各年代で必要なトレーニングを挙げ、不明な点を質問できるようにノートに記しておくこと(A-1) (1時間)
【事後学習】それらのトレーニングを遂行する際のリスクについて、授業中にディスカションしたことをもとにノートに記し、リスクマネジメントとして必要なことを、次回授業で1分で述べられるようにしておくこと(A-2,A-4) (3時間)
【授業形態】対面授業
10 骨格筋のしくみ スキルトレーニングのメカニズム トレーニングとリカバリーのバランス 最大酸素摂取量とフィールドテスト
【事前学習】競技種目別に必要なコントロールテスト、学校体育で必要な体力テストの内容を調べてノートに記し、発表できるようにしておくこと(A-1,A-2) (2時間)
【事後学習】このようなテストを行なうことにどのような意義があるかを、「同機付け」の面から考察してノートに記し、次回授業で1分で述べられるようにしておくこと(A-4) (2時間)
【授業形態】対面授業
11 骨格筋のしくみ スキルトレーニングのメカニズム 各種目のトレーニング 乳酸の測定 リカバリー手法
【事前学習】ピリオダイゼーションの種類について調べてノートに記し、発表できるようにしておくこと(A-1,A-2) (2時間)
【事後学習】トレーニング計画を組むことにどのようなメリットとデメリットがあるかをノートに記し、デメリットの部分をどのように対処するかについて、次回授業で1分で述べられるようにしておくこと(A-4) (2時間)
【授業形態】対面授業
12 骨格筋のしくみ 生活習慣病及びスポーツ障害 障害・傷害予防のためのトレーニング 心理的コンディショニング
【事前学習】技術(テクニック)と技能(スキル)の違いについて調べてノートに記し、発表できるようにしておくこと(A-1) (2時間)
【事後学習】各運動種目でテクニックを磨く方法、スキルを磨く方法を考案し、ノートに記し、次回授業で1分で述べられるようにしておくこと(A-4) (2時間)
【授業形態】対面授業
13 骨格筋のしくみ トレーニングの環境整備(機器,安全管理,関係法規)と効果的遂行の条件 スランプを迎えたら トレーニングと性格・自己概念(自己効力感を得るために)
【事前学習】ファンクショナルトレーニングのメリットとデメリットについて調べて、ノートに記して発表できるようにしておくこと(A-1) (1時間)
【事後学習】「筋の協調」「グレーディング」「フィードバック」の面からファンクショナルトレーニングの実施上の注意をノートに記し、次回授業で1分で述べられるようにしておくこと(A-2,A-4) (3時間)
【授業形態】対面授業
14 テストおよび振り返りと今後の学習課題の抽出
【事前学習】トレーニング指導をする場合、現状で自身のストロングポイントとして挙げられることをノートに記し、説明できるようにしておくこと(A-1) (1時間)
【事後学習】トレーニング指導をする場合、現状で不足している知識・要素をテスト結果から抽出し、学習課題をノートに記し、次回授業課題を準備しておくこと(A-2,A-4) (3時間)
【授業形態】対面授業
15 これまでの復習・解説および今後のトレーニング現場での課題解決方法
【事前学習】トレーニング指導をする場合、現状で躓きの要因となりそうな要素をノートに記し、説明できるようにしておくこと(A-1) (1時間)
【事後学習】授業で行なったグループワークの結果、躓きの要素をなくすための方略をノートに記しておくこと(A-2,A-4) (3時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 なし
参考書 日本スポーツ協会 『公認スポーツ指導者養成リファレンスブック』 2019年 第1版
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、授業参画度:各授業で提示される事後課題により授業参画度を評価する。(50%)
事前課題の小テスト、事後課題の提出回数が全授業数の2/3に満たない場合は、成績評価対象から除外する。
筆記試験(ワークブック持ち込み可)で90点に達していない場合も、成績評価対象から除外する。
オフィスアワー ・金曜昼休み 体育学科第五研究室
・連絡事項はCanvasLMSに掲載するので必ず確認願います。
・相談等があればメールにて随時対応します。

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