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令和5年度以降入学者 | 特別支援教育総論 | ||||
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教員名 | 田中謙 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 【対面授業(一部遠隔授業あり)】 この授業は、授業担当者と履修者で応答的にコミュニケーションをとりながら授業を展開するため、基本的に対面授業および一部遠隔授業として「ZOOM」による「同時双方向型」で行うこととする。また一部授業では「課題研究」(1~2回)を取り入れる。授業担当者からの質疑に応答することが授業参加の条件となるため、対面授業および一部遠隔授業ともにリアルタイムでの参加が履修上の必須条件となる点に留意されたい。 |
授業概要 | 日本の社会システム下におけるインクルーシブ教育、特別支援教育の理念や意義、基本的な考えについて概説する。また教育制度下ので特別支援教育制度の概要についても概説する。その中でも、特に特別支援教育に関する基本的な知識・理解を深めるため、特別支援学校、特別支援学級、通級による指導(通級指導教室)、通常の学級等の役割とそこで行なわれる教育の実際についての概説を行なう。 本科目は特別支援学校教諭免許状課程の必修科目となるため、免許取得希望者は必ず履修すること。 |
授業のねらい・到達目標 | 本講義では、以下3点を目的(授業のねらい・到達目標)に設定する。 ①特別支援教育の対象となる障害のある幼児児童生徒および特別な支援ニーズを有する幼児児童生徒に関する理解を深める。 ②特別支援教育の理念・歴史・制度等に関する知識・理解を深める。 ③特別支援学校、特別支援学級、通級による指導(通級指導教室)、通常の学級等の教育制度・経営とそれぞれの場における特別支援教育の特質について理解を深める。 上述の目的(授業のねらい・到達目標)の達成を通して、以下の2つの資質・能力の育成をめざす。 ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる(A-6-3)。 ・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる(A-7-3)。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP6,DP7及びカリキュラムポリシーCP6,CP7に対応している。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 (1)本講義は2023(令和5)年4月13日(木)から2023(令和5)年7月23日(木)までの授業期間中の授業日に、「Blackboard」を通じて授業資料を配布する。 (2)授業資料を参考に、自ら文献・webサイト等での自主的な調べ学習に取り組みながら、対面授業および遠隔授業に参加して学修を行う。 (3)授業資料を基に、各自で事前学習・事後学習を行うこと。 (4)期末試験を実施する(状況に応じて期末レポート課題に振替を行う)。 (5)授業資料配布および中間レポート等の提出は「Blackboard」での提出を予定しているため、「Blackboard」が使用できるように準備しておくこと。 6)【重要】この授業では授業担当者と履修者で応答的にコミュニケーションをとりながら授業を展開する。その際教育効果を高めるため、対面授業での参加および遠隔授業時の「ZOOM」使用の際のビデオONで授業への参加を求めることがある。この点を理解した上で、本科目を履修すること。 (7)【重要】この授業の資料は授業前にあらかじめ掲示する(資料を利用した反転学習型授業方法)。その資料を事前学習時に履修者が学習をしてきた前提で、ポイントを中心に解説する。 (8)【重要】本講義は対面授業および一部遠隔授業「ZOOM」(同時双方向型)を基本に行う。ただし、2~3回程度【課題研究】での授業を取り入れる可能性がある。また対面授業に参加できない場合は、毎回授業資料を基にレポート課題に取り組み、それを提出することで出席とみなす。詳細は授業内で指示する。 (9)中間レポートの内容や評価等の詳細は授業内で指示する。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:日本の特別支援教育の概要について概説する。
【事前学習】シラバスを読み込み、授業概要について学習ノートをあらかじめ作成する。 (2時間) 【事後学習】授業概要に関するガイダンスを振り返り、学習ノート・配布資料の加筆・修正等整理を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
戦後日本の特別支援教育の歴史―特殊教育から特別支援教育への転換―【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:日本の戦後日本の特別支援教育の歴史について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト等を基に、戦後日本の特別支援教育の歴史の概要についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】授業概要に関するガイダンスを振り返り、学習ノート・配布資料の加筆・修正等整理を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:日本の共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト等を基に、共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進の概要についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】授業概要に関するガイダンスを振り返り、学習ノート・配布資料の加筆・修正等整理を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
特別支援教育制度・システム―特別支援学校・特別支援学級・通級指導教室・通常級―【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:日本の特別支援教育制度・システムについて概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト等を基に、特別支援教育制度・システムの概要についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】授業概要に関するガイダンスを振り返り、学習ノート・配布資料の加筆・修正等整理を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
障害児の発達と生活・学習上の「課題」【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:障害児の発達と生活・学習上の「課題」について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト等を基に、障害児の発達と生活・学習上の「課題」の概要についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】授業概要に関するガイダンスを振り返り、学習ノート・配布資料の加筆・修正等整理を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
障害等の特性と発達理解①―視覚障害・聴覚障害・言語障害―【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:障害等の特性と発達理解について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト等を基に、障害等の特性と発達理解の概要についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】授業概要に関するガイダンスを振り返り、学習ノート・配布資料の加筆・修正等整理を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
障害等の特性と発達理解②―知的障害・肢体不自由・病弱(難病含む)―【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:障害等の特性と発達理解について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト等を基に、障害等の特性と発達理解の概要についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】授業概要に関するガイダンスを振り返り、学習ノート・配布資料の加筆・修正等整理を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
障害等の特性と発達理解③―発達障害―【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:障害等の特性と発達理解について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト等を基に、障害等の特性と発達理解の概要についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】授業概要に関するガイダンスを振り返り、学習ノート・配布資料の加筆・修正等整理を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
特別支援学校における学校経営と教育実践―特別支援学校のセンター的機能を含む―【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:特別支援学校における学校経営と教育実践について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト等を基に、日本の学校教育制度、生涯学習・社会教育制度の概要についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】授業概要に関するガイダンスを振り返り、学習ノート・配布資料の加筆・修正等整理を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
特別支援学校における自立活動【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:特別支援学校における自立活動について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト等を基に、特別支援学校における自立活動の概要についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】授業概要に関するガイダンスを振り返り、学習ノート・配布資料の加筆・修正等整理を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
特別支援学級における学級経営と教育実践【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:特別支援学級における学級経営と教育実践について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト等を基に、特別支援学級における学級経営と教育実践の概要についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】授業概要に関するガイダンスを振り返り、学習ノート・配布資料の加筆・修正等整理を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
通級による指導および通常の学級における学級経営と教育実践【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:通級による指導および通常の学級における学級経営と教育実践について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト等を基に、通級による指導および通常の学級における学級経営と教育実践の概要についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】授業概要に関するガイダンスを振り返り、学習ノート・配布資料の加筆・修正等整理を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
特別支援教育制度下における個別の(教育)支援計画/個別の指導計画【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:特別支援教育制度下における個別の(教育)支援計画/個別の指導計画について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト等を基に、特別支援教育制度下における個別の(教育)支援計画/個別の指導計画の概要についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】授業概要に関するガイダンスを振り返り、学習ノート・配布資料の加筆・修正等整理を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
特別支援教育コーディネーターと関係機関・家庭連携【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:特別支援教育コーディネーターと関係機関・家庭連携について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト等を基に、特別支援教育コーディネーターと関係機関・家庭連携の概要についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】授業概要に関するガイダンスを振り返り、学習ノート・配布資料の加筆・修正等整理を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
授業総括【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:授業総括を行い、今後の特別支援教育を考えていくための視座を提示する(A-6-3)(A-7-3)。
【事前学習】文部科学省WEBサイト等を基に、日本の学校教育制度、生涯学習・社会教育制度の概要についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】授業概要に関するガイダンスを振り返り、学習ノート・配布資料の加筆・修正等整理を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 教科書は特に定めませんが、中学校、高等学校の『学習指導要領』および『学習指導要領解説総則編』を準備して下さい。授業前時には資料を送信配布します。また必要に応じてあらかじめ持参する資料等を指示します(例:文部科学省WEBサイトのコピー等)。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、レポート:中間レポート(20%) 期末試験(テスト形式で実施。ただし社会情勢を考慮し、期末レポートに変更の可能性があります)と中間レポートの状況で評価を行います(リモート参加者も同様です)。 |
オフィスアワー | オリエンテーション資料および第1回授業資料を通してEメールアドレスを伝えますので、必要に応じてメールで受け付けます。なお、「Blackboard」のメールは使用しませんので必ず授業で提示するメールアドレスを使用して連絡をしてください。 |