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令和3年度以降入学者 | 社会学研究2 | ||||
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教員名 | 石岡 丈昇 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 後期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業ですべての回を実施する。執筆中の論文のドラフトについては、Blackboardを用いてやりとりする。 |
指導可能な研究領域 | 社会学、身体文化論、エスノグラフィー論 |
目標 | <知識・技能> 専門的で、より高度な研究方法や研究に対する知見を踏まえ、履修者みずからの問題関心に基づき、査読付き投稿論文および博士論文の執筆を行うための方法を学習する。とりわけ以下の3点が重要になる。 1)質的フィールド調査をおこなうこと。「アルバイト先の友人」や「部活の先輩」のような受講者にとって身近な人ではなく、普段接することのなような「他者」の世界にに聞き取りや参与観察を通じて迫ることの重要性を理解する。 2)トランスクリプトやフィールドノートなど一次データを正確に作成すること。分析の手前にある、こうしたデータ作成こそが、社会学的フィールドワークにおいては決定的に重要になることを理解する。 3)社会学の理論文献と、フィールドデータを接合する作法を身につける。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。 ・学修から得られた幅広く豊かな知識と教養,および自己の倫理観に基づき,果たすべき社会的責任を実現するための方法を適切に選択できる。 (A-1-4: 豊かな知識・教養に基づく高い倫理観) ・日常生活から国際社会に至る現代社会の多層性と多様性を理解し,グローバル化する現代社会が抱える矛盾について,社会学における専門領域の観点から解決策をら提案することができる。 (A-2-4: 世界の現状を理解し,説明する力) ・具体的な社会現象や社会問題を入り口に,「あたりまえ」の理解からは読み取れない現代社会の多層性と多様性を,収集したデータに基づき論理的・批判的に理解し,その本質を他者に説明することができる。 (A-3-4: 論理的・批判的思考力) ・多様なメディアによって形作られる現代社会におけるわたしたちの日常生活の中の諸課題について,独自の知見や調査データに基づき,新たな解決案を提示することができる。 (A-4-4: 問題発見・解決力) ・どのような研究課題や社会問題に対しても,その解決のために必要な情報や知識,資源を集め,分析を通じて解決策を提示することができる。 (A-5-4: 挑戦力) ・多様な社会事象や社会問題に対し,社会学の枠組みや方法に即して議論を深めることで理解を深めるのみならず,それを不特定多数の他者にわかりやすく提示することができる。 (A-6-4: コミュニケーション力) ・積極的にリーダーシップを発揮し,適切な形で他者をサポートしながら調査研究活動を進めることで,研究成果を最大化することができる。 (A-7-4: リーダーシップ・協働力) ・自身のみならず他者の学修状況を比較分析しながら,相互にフィードバックすることができる。 (A-8-4: 省察力) この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP1~8及びカリキュラムポリシーCP1~8に対応しています。 |
授業の形式 | 卒業論文・研究 |
方法 | 個人による研究成果報告とそれに対する教員による講評や解説をメインとするが、教員による講義ならびに履修者に対する個別指導も適宜おこなっていく。 本授業の事前・事後学習は,各3時間の学習を目安とする。なお、各回における受講生からの報告や質問については、Blackboardを用いて応答しつつ、受講者全体にフィードバックされるように授業を展開する。また翌週の回においても、重要な報告や質問について解説する時間を設ける。レポートについては、採点・記述のポイントを提示しつつ、複数のレポート例をもとにコメント・解説をおこなう。 なお、対面参加が困難な学生については、教員の許可を受けることで、対面授業実施回についてもZoomにてオンライン参加ができる(Zoom情報を別途通知する)。 |
その他 | |
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評価方法 | 毎回の授業貢献度、および投稿論文・査読論文の執筆作業の進展に即して、総合的に評価する。 |
オフィスアワー | 希望者には、日程をメール調整の上で、柔軟に対応する。 |