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令和5年度以降入学者 | 人文地理学調査法Ⅰ | ||||
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令和4年度以前入学者 | 人文地理学調査法Ⅰ | ||||
教員名 | 吉野裕 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 地理学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Blackboard ID | 20231892 |
授業概要 | この授業では、修士論文(人文地理学分野)を作成するうえで不可欠となる技術と方法―すなわち、研究テーマ・論文構成・研究対象地域の設定の仕方、文献・統計資料の収集と分析方法、図表の作成技術と表現方法、現地調査の方法など―について学んでいきます。 |
授業のねらい・到達目標 | ①研究テーマに関連する資料(文献・地図類・統計資料など)を自身で収集し、これらをもとに修士論文の基盤となるレジュメを作成できる。 ②発表・質疑応答などにおいて、先行研究の概要、研究テーマ・論文構成・研究の目的と方法・研究対象地域の設定、ならびに、レジュメ・スライド中の文章・図表の表現と提示方法に関して、自身の見解を論理的に述べることができる。 ③学内外の人々と連携を図りながら、自身で定めた日程に基づいて研究を進めることができる。 |
授業の形式 | ゼミ |
授業の方法 | ・ゼミ形式(対面式)で実施します。 ・やむを得ない事情で対面式の授業に出席できない場合は、Zoomで授業に参加していただきます。 ・履修者の人数に応じて授業の内容を若干変更することがあります。その場合は、事前にみなさんにお知らせします。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(受講上の諸注意)、修士課程2年間のスケジュールを確認しよう
【事前学習】シラバスを熟読し、不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】卒業論文の要旨をレジュメ・スライドにまとめる(発表準備)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
卒業論文の内容を発表しよう
【事前学習】第1回目の事後学習に引き続き、卒業論文の要旨をレジュメ・スライドにまとめる(発表準備)。 (2時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、レジュメ・スライドを修正する。修士論文のテーマ(候補2点)を決定する。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
修士論文の研究テーマに関連する文献のリストを作成しよう
【事前学習】修士論文のテーマに関連する先行研究にどはのようなものがあるのか、インターネットで調べ、リストを作成する。可能な限り先行研究を入手し、読み進めておく。 (5時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、リストを修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
修士論文の研究テーマに関連する地図類・統計資料のリストを作成しよう
【事前学習】修士論文のテーマに関連する地図類・統計資料にはどのようなものがあるのか、インターネットで調べ、リストを作成する。可能な限り地図類・統計資料の電子データを入手しておく。 (5時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、リストを修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
修士論文の研究の目的と方法を設定しよう
【事前学習】修士論文の研究テーマ・先行研究の概要・研究の目的と方法をレジュメ・スライドにまとめる。 (5時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、レジュメ・スライドを修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
修士論文の論文構成を設定しよう
【事前学習】第2~5回目の授業をもとに修士論文の論文構成について検討し、レジュメにまとめる。 (3時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、レジュメを修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
修士論文の研究対象地域の概要を把握しよう
【事前学習】研究対象地域について資料調査を進め、その概要をレジュメ・スライドにまとめる。 (5時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、レジュメ・スライドを修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
修士論文に必要な図表を作成しよう①図
【事前学習】これまでの間に入手した統計資料などを用いて図(地図・グラフ)を作成し、分析結果とともにレジュメにまとめる。 (5時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、図を修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
修士論文に必要な図表を作成しよう②表
【事前学習】これまでの間に入手した統計資料などを用いて表を作成し、分析結果とともにレジュメにまとめる。 (5時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、表を修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
夏季休暇中に調査を実施しよう①訪問先の選定、調査用の名刺の作成
【事前学習】現地調査の訪問先(図書館・資料館・官公庁・話者の自宅など)について検討し、そこでどのような資料や情報が入手可能かレジュメにまとめる。 (5時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、レジュメを修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
夏季休暇中に調査を実施しよう②聞き取り調査の質問項目の作成
【事前学習】現地で実施する聞き取り調査の質問項目について検討し、調査票を作成する。 (5時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、調査票を修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
夏季休暇中に調査を実施しよう③日程の決定
【事前学習】第10~11回の授業内容をふまえて調査日程を組み、おおよその予算を把握する。その概要をレジュメにまとめる。 (2時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、調査日程・予算を修正する。また、訪問先に調査への協力を依頼する。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
夏季休暇中に調査を実施しよう④調査計画の報告
【事前学習】第10~12回の授業内容をもとに現地調査の計画の概要、ならびに、現地調査を通じてどのようなデータ・情報を入手し得るかについてレジュメ・スライドにまとめる。 (5時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、レジュメ・スライドを修正する。第2~13回目の学修内容をレポートとしてまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
レポートの提出、総括
【事前学習】第13回目の事後学習に引き続き、第2~13回目の学修内容をレポートとしてまとめる。 (5時間) 【事後学習】現地調査の日程・費用、および訪問先の状況を確認し、必要に応じて調査日程を調整する。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
レポートの返却、全体講評
【事前学習】第14回目の事後学習に引き続き、訪問先の状況を確認する(必要に応じて調査日程を調整する)。 (2時間) 【事後学習】講評を参考に、レポートを修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:第14回目に提出していただきます。(40%)、授業参画度:ゼミ運営への貢献度、質疑応答時の積極性や発言内容をもとに成績を評価します。(20%)、発表:発表の内容をもとに成績を評価します。(40%) ・出席回数が極端に少ない、発表時に無断で欠席したなどの場合は減点の対象となります。ご注意ください。 |
オフィスアワー | 第1回目の授業時にお伝えします。 |