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令和5年度以降入学者 | 地理情報科学特論Ⅰ | ||||
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令和4年度以前入学者 | 地理情報科学特論Ⅰ | ||||
教員名 | 関根智子 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 地理学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 状況に応じて同時双方向型の遠隔授業(Zoom)や課題学習になる場合がある。 Blackboardを通じて学習資料や課題等を配信する。 対面授業に参加できない場合の遠隔対応は行わない。 |
Blackboard ID | 20231884 |
授業概要 | 地理情報科学の人口、社会への利用について、新たな研究動向を講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | 地理情報科学の人口、社会への利用について、新たな研究動向を理解し、研究上どのような問題点が存在しているかを究明できることを目指す。 |
授業の形式 | 講義、演習、実習 |
授業の方法 | 地理情報科学の最近の研究成果について、理論面、応用面に分けて講義するとともに、それに関わる文献を紹介し講読する。特に、地理情報科学の人口と社会への利用について説明する。また、適宜、GISを使用しながら講義する。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安としている。 提出されたレポートは、添削して返却し、学生が確認後に回収する。 |
履修条件 | 地理情報科学に関する基礎的な知識、GISの基本的な操作方法を習得していることが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:地理情報科学についての説明、到達目標と授業の方法についての説明
【事前学習】シラバスを事前に確認し、地理情報科学がどのような学問なのかを調べておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業で配布した文献(英語)を読んで、地理情報科学についてまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
地理空間データの特徴
【事前学習】地理情報についてまとめて説明できるようにしておくこと。 (2時間) 【事後学習】地理空間データの特徴と地理空間データにはどのようなものがあるかをまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
GISの利用と機能
【事前学習】学部の授業のノートなどから、GISの機能についてまとめて説明できるようにしておくこと。 (2時間) 【事後学習】GISの機能が研究や社会でどのように使用されているかについてまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
地理情報科学の人口への利用(1):人口データについて
【事前学習】国勢調査の内容についてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で指示された地域の国勢調査小地域統計データをダウンロードしておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
地理情報科学の人口への利用(2):可変的地域単位問題
【事前学習】第4回の授業で配布する可変的地域単位問題のプリントを読み、可変的地域単位問題の例を考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】GISにより可変的地域単位問題の影響が少なくなったかどうかについて考え、レポートを作成しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
地理情報科学の人口への利用(3):生態学的誤謬
【事前学習】第5回の授業で配布する生態学的誤謬のプリントを読み、生態学的誤謬の例を考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】GISにより生態学的誤謬の影響が少なくなったかどうかについて考え、レポートを作成しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
地理情報科学の人口への利用(4):ジオデモグラフィックス
【事前学習】ジオデモグラフィックスを利用したソフトウェア製品とその内容を調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】ジオデモグラフィックスの社会への応用についてまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
地理情報科学の人口への利用(5):空間分類
【事前学習】第7回の授業で配布した空間分類のプリントを読み、空間分類の手法について説明できるようにしておくこと。 (2時間) 【事後学習】空間分類の手法をまとめ、その利用について考えておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
地理情報科学の人口への利用(6):人口変化と将来予測
【事前学習】第4回の事後学習でダウンロードした国勢調査小地域統計データについて、座標系の変換などをしておくこと。 (2時間) 【事後学習】GISで作成した主題図から人口変化を考察して、レポートを作成しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
地理情報科学の社会への利用(1):アクセシビリティ
【事前学習】施設と建物中心点、道路ネットワークの地理空間データを作成しておくこと。 (3時間) 【事後学習】GISでの分析結果を考察して、レポートを作成しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
地理情報科学の社会への利用(2):フードマイレージ
【事前学習】フードマイレージとは何か、また、その問題点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】GISでの分析結果を考察して、レポートを作成しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
地理情報科学の社会への利用(3):フードデザート
【事前学習】高齢者人口、店舗の地理空間データを作成しておくこと。 (2時間) 【事後学習】GISでの分析結果を考察して、レポートを作成しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
地理情報科学の社会への利用(4):選挙区問題
【事前学習】新聞記事などから選挙区に関する問題点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】GISでの分析結果を考察して、レポートを作成しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
地理情報科学の社会への利用(5):選挙区の最適化
【事前学習】配分問題について調べて、まとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】GISでの分析結果を考察して、レポートを作成しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
授業のまとめ:地理情報科学の人口、社会への利用 授業で提示された課題レポートを作成すること。 【事前学習】第2回から第14回の内容を復習しておくこと。提出するレポートを作成しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 授業で使用する文献などは、コピーを配布する。 |
参考書 | 授業中に適宜、指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業参画度(30%)、質疑の内容など(30%) レポートは、授業計画に記載されているレポートや事前・事後学習でまとめたもので評価する。 授業参画度は、授業計画に記載されている発表や、授業中のディスカッションなどで評価する。 |
オフィスアワー | 質問等は授業終了後、またはメールを通じて受け付ける。 詳細は、第1回の授業で説明する。 |