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令和2年度以降入学者 | 家族関係・集団・地域社会における心理支援に関する理論と実践 | ||||
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教員名 | 齋藤謁 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 心理学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 授業の性質上、遠隔対応は行わない。 |
Blackboard ID | 20231865 |
授業概要 | 【公認心理師必修科目】 心理職として必要とされる知識、技能の習得。 臨床心理士として長年にわたって臨床経験を有する教員が、その経験を活かして指導する。 事後学習について次回の授業で振り返ることも適宜行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 家族、集団、地域社会において、どのような心理的支援や協働が有効なのか、その理論と技法を理解し身につける。 また、臨床心理学としての理解をめざし、基礎心理学で学ぶ内容と応用心理学として習得していくことの関連を理解し、身につける。 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | 講義と論文、事例研究を読み、その内容について発表しディスカッションを行う。 受講者の進捗状況などから、授業の順番を変更することもありうる。 臨床心理士の実践者なので、遅刻は厳禁である。 課題の提出方法、フィードバックの方法等については、授業開始時に提示する。 また、やむを得ない理由で対面授業に参加できなかった場合、原則として、それに代わる課題を与える。その提出期限も同時に伝える。 |
履修条件 | 心理臨床に関心があること。 |
授業計画 | |
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1 |
授業オリエンテーション:心理学に基礎をおいた臨床心理学の実践のための本授業の概要と臨床心理学につながる心理学基礎の学び
【事前学習】心理学基礎の知覚領域について復習しておくこと (2時間) 【事後学習】授業の内容をまとめ、疑問点を挙げること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
心理学基礎と臨床心理学の繋がり(1):認知的不協和理論を中心に
【事前学習】認知的不協和理論の実験例について調べておくこと (2時間) 【事後学習】各自調べた実験例ではたらいた心理についてまとめること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
心理学基礎と臨床心理学の繋がり(2):”分かること”について
【事前学習】学習理論を復習しておくこと (2時間) 【事後学習】学習理論の臨床への応用についての学びを復習すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
心理学基礎と臨床心理学の繋がり(3):他者からの評価、他者との比較を中心に
【事前学習】他者との比較に関する実験を調べること (2時間) 【事後学習】他者との比較がもたらす心理について考察すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
心理学基礎と臨床心理学の繋がり(4):社会と集団に重点を置いて
【事前学習】「傍観」について調べておくこと (2時間) 【事後学習】集団において生じる事態について復習すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
心理学基礎と臨床心理学の繋がり(5):発達理論との関係を中心に
【事前学習】発達理論特にE.H.エリクソンの心理発達理論について復習する (2時間) 【事後学習】発達理論と臨床との関連を復習すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
発達における”家族”の理解
【事前学習】「家族」の概念を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業の内容と多様化する社会における概念の変化を考察する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
家族における葛藤と育ち
【事前学習】家族間における葛藤について調べる (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、家族の意義を考える。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
家族において生じる心理的な問題(1):親子間の問題の検討
【事前学習】親子間の葛藤について調べておくこと (2時間) 【事後学習】親子間の葛藤についての学びを復習すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
家族において生じる心理的な問題(2):児童虐待①
【事前学習】虐待について調べること (2時間) 【事後学習】授業で取り上げた事例の復習をすること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
家族において生じる心理的な問題(3):児童虐待②
【事前学習】家族関係で発生する事例の特徴を考えておくこと (2時間) 【事後学習】授業で取り上げた事例の復習をすること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
家族に生じる諸問題と地域
【事前学習】現代的な地域に関わる社会的問題を調べておくー高齢者問題を中心に (2時間) 【事後学習】現代の諸問題を復習すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
家族に生じる諸問題と対応(1):子どもの発達の問題と学校、地域
【事前学習】子どもの発達・学校関連の事例を調べる (2時間) 【事後学習】生じる問題への対処法を事例を通じて学んだことを復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
家族に生じる諸問題と対応(2):心の問題と「法」
【事前学習】私たちを守る「法」について政府発表のウエブサイトを調べておく。 (2時間) 【事後学習】諸問題への対処方法の学びを復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
家族に生じる問題と地域、その扱い方について
【事前学習】関連事例を調べる (2時間) 【事後学習】事例検討した内容についての課題を整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 適宜紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業参画度:発表・ディスカッション(60%) |
オフィスアワー | 授業終了後、教室で適宜時間を設けます。 |