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令和2年度以降入学者 | 比較教育学特論2 | ||||
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教員名 | 間篠剛留 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 教育学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 感染状況等によってオンライン形式に切り替える場合には、メールで通知する。 |
Blackboard ID | 20234760 |
授業概要 | 「アメリカ高等教育史を読み比べる」 日本語で読むことのできるアメリカ高等教育史の通史としてはF.ルドルフ『アメリカ大学史』(玉川大学出版部,2003年)があるが、2023年、R.L.ガイガー『アメリカ高等教育史――その創立から第二次世界大戦まで』が出版予定である。ルドルフの著作は、その原著の初版が1962であり、1960年代後半以降の高等教育史研究の知見が反映されていない。では、ガイガーの著作では何がどう変わったのか。本授業ではガイガーの著作を中心に読みつつ、あわせてルドルフの著作を読むことで、2つの著作を読み比べる。前期・後期を通してガイガーの著作を1冊読み切る予定でいるが、後期「比較教育学特論2」では、19世紀半ば以降を扱う。 |
授業のねらい・到達目標 | 本授業では、アメリカ高等教育史の基本を学ぶとともに、1960年代以降にどのような研究の蓄積があったのかを検討し、通史を書くとはどのようなことなのかを考える。 |
授業の形式 | ゼミ |
授業の方法 | 初回授業で輪読の発表担当者を決め、読み進めていく。発表担当者はレジュメを作成し、担当箇所の発表を行う。 |
履修条件 | 特になし |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクション(授業のテーマや到達目標及び授業の方法についての説明)及び各人の研究関心の紹介
【事前学習】自身の研究テーマについて説明準備を行う。 (2時間) 【事後学習】自身の研究テーマと本授業の関係を考える (2時間) |
2 |
ルドルフ第16章
【事前学習】ルドルフ第16章を読む (2時間) 【事後学習】学習内容と自身の研究との関連を整理する (2時間) |
3 |
ルドルフ第17章
【事前学習】ルドルフ第17章を読む (2時間) 【事後学習】学習内容と自身の研究との関連を整理する (2時間) |
4 |
ガイガー第7章
【事前学習】ガイガー第7章を読む (2時間) 【事後学習】学習内容と自身の研究との関連を整理する (2時間) |
5 |
ルドルフ第18章
【事前学習】ルドルフ第18章を読む (2時間) 【事後学習】学習内容と自身の研究との関連を整理する (2時間) |
6 |
ルドルフ第19章
【事前学習】ルドルフ第19章を読む (2時間) 【事後学習】学習内容と自身の研究との関連を整理する (2時間) |
7 |
ルドルフ第20章
【事前学習】ルドルフ第20章を読む (2時間) 【事後学習】学習内容と自身の研究との関連を整理する (2時間) |
8 |
ガイガー第8章
【事前学習】ガイガー第8章を読む (2時間) 【事後学習】学習内容と自身の研究との関連を整理する (2時間) |
9 |
ルドルフ第21章
【事前学習】ルドルフ第21章を読む (2時間) 【事後学習】学習内容と自身の研究との関連を整理する (2時間) |
10 |
ガイガー第9章
【事前学習】ガイガー第9章を読む (2時間) 【事後学習】学習内容と自身の研究との関連を整理する (2時間) |
11 |
ガイガー第10章
【事前学習】ガイガー第10章を読む (2時間) 【事後学習】学習内容と自身の研究との関連を整理する (2時間) |
12 |
ガイガー第11章
【事前学習】ガイガー第11章を読む (2時間) 【事後学習】学習内容と自身の研究との関連を整理する (2時間) |
13 |
ルドルフ第22章、ガイガー第12章
【事前学習】ルドルフ第22章、ガイガー第12章を読む (2時間) 【事後学習】学習内容と自身の研究との関連を整理する (2時間) |
14 |
レポートの相互検討
【事前学習】書評レポートの作成 (2時間) 【事後学習】学習内容と自身の研究との関連を整理する (2時間) |
15 |
総合討論
【事前学習】これまでのレジュメを振り返る (2時間) 【事後学習】本科目の学習内容を修士論文・博士論文の執筆につなげることを検討する (2時間) |
その他 | |
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教科書 | F・ルドルフ 『アメリカ大学史』 玉川大学出版部 2003年 R・ガイガー 『アメリカ高等教育――その創立から第二次世界大戦ま で』 東信堂 2023年 いずれも高額のため、図書館や学科図書室で必要箇所をコピーして使用することも考えられる。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業参画度(35%)、担当回の授業のリード(35%) 以下の観点で評価を行う。 ・担当回の授業のリード:文献の解釈、他の文献による補足、履修者を議論に巻き込む工夫 ・授業参画度:文献の解釈に関する指摘、文献の内容に関する指摘、他の文献による補足 |
オフィスアワー | 水曜日 16:10-17:00 間篠研究室または教育学科図書室 その他の時間に面談を希望する場合は、初回授業で案内する連絡先に相談すること。 |