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児童家庭福祉基礎研究

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令和2年度以降入学者 児童家庭福祉基礎研究
教員名 髙石啓人
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
科目群 社会学専攻
学期 前期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
Blackboard ID 20231821
授業概要 児童家庭福祉を取り巻く現状を学び、その中で子どもの権利がどのように保障されてきたのか、あるいはされるのかについて検討する。授業の前半では、児童家庭福祉を取り巻く現状について学び、後半は文献の輪読を行う。幅広い内容を扱うため関連分野の文献や英語文献を読むこともある。基本的に学生の報告を基にディスカッションを行う。授業計画にある文献は一例である。
授業のねらい・到達目標 ・子どもを権利主体として捉え、子どもを取り巻く困難を理解する。
・子どもの権利行使の方法を説明できるようになる。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 ・基本的に学生の発表が主となるので、事前に資料を作成すること。
・対面授業が困難な学生については、事前に教員と話し合い、その許可を得たうえでZoomによるオンライン出席を可能とする。
授業計画
1 本授業の進め方・目標
【事前学習】シラバスを事前に読み授業全体の流れを理解すること (2時間)
【事後学習】授業の進め方を確認し、課題に取り組むこと (2時間)
【授業形態】対面授業
2 児童家庭福祉を取り巻く現状:経済状況
【事前学習】子どもを取り巻く経済状況について調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業を踏まえた自身の興味と関心をノートにまとめておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
3 児童家庭福祉を取り巻く現状:児童虐待
【事前学習】児童虐待に関する社会的状況について調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業で扱った法制度を中心にまとめておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
4 児童家庭福祉を取り巻く現状:不登校
【事前学習】不登校をめぐる法制度などについて調べておくこと (2時間)
【事後学習】不登校にかかわる実践についてまとめる (2時間)
【授業形態】対面授業
5 児童家庭福祉を取り巻く現状:社会的養護
【事前学習】社会的養護について調べておくこと (2時間)
【事後学習】社会的養護にかかわる法制度などについて調べること (2時間)
【授業形態】対面授業
6 児童家庭福祉を取り巻く法制度:児童福祉法
【事前学習】児童福祉法に関わる児童福祉機関について調べておくこと (2時間)
【事後学習】児童福祉法に関わる児童福祉機関の実践について調べること (2時間)
【授業形態】対面授業
7 児童家庭福祉を取り巻く法制度:子どもの権利条約
【事前学習】子どもの権利条約に関わる法制度について調べておくこと (2時間)
【事後学習】子どもの権利条約に関わる社会福祉機関について調べること (2時間)
【授業形態】対面授業
8 児童家庭福祉を取り巻く法制度:子どもの権利条例
【事前学習】子どもの権利条例に関する新聞記事など調べておくこと (2時間)
【事後学習】ある自治体の子どもの権利条例について調べること (2時間)
【授業形態】対面授業
9 文献輪読:イギリスの子どもアドボカシー
【事前学習】文献を読み発表資料を作成すること (2時間)
【事後学習】疑問点や議論した点を調べ、まとめること (2時間)
【授業形態】対面授業
10 文献輪読:イギリスの子ども政策と子ども参加
【事前学習】文献を読み発表資料を作成すること (2時間)
【事後学習】疑問点や議論した点を調べ、まとめること (2時間)
【授業形態】対面授業
11 文献輪読:子どもコミッショナーによるアドボカシー実践
【事前学習】文献を読み発表資料を作成すること (2時間)
【事後学習】疑問点や議論した点を調べ、まとめること (2時間)
【授業形態】対面授業
12 文献輪読:子どもコミッショナーの意義と課題
【事前学習】文献を読み発表資料を作成すること (2時間)
【事後学習】疑問点や議論した点を調べ、まとめること (2時間)
【授業形態】対面授業
13 文献輪読:イギリスの子ども保護ソーシャルワークの特徴と子ども参加
【事前学習】文献を読み発表資料を作成すること (2時間)
【事後学習】疑問点や議論した点を調べ、まとめること (2時間)
【授業形態】対面授業
14 文献輪読:苦情解決制度における子どもアドボカシー
【事前学習】文献を読み発表資料を作成すること (2時間)
【事後学習】疑問点や議論した点を調べ、まとめること (2時間)
【授業形態】対面授業
15 半期の学びを振り返り、討議
【事前学習】半期の学びを資料にまとめること (2時間)
【事後学習】授業で提示された疑問点や議論された点について調べること (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 受講者の問題関心に合わせた文献や資料を用意する。
参考書 受講者の問題関心に合わせた文献を紹介する。
輪読予定として掲載した本は以下の通りである。
堀正嗣編著(2011)『イギリスの子どもアドボカシー』明石書店
成績評価の方法及び基準 レポート:報告資料を評価する(50%)、授業参画度:授業内での発言を評価する(50%)
オフィスアワー 月曜日の12:15~13:00に研究室にて行う。連絡方法は授業で提示する。

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