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令和4年度以降入学者 | ドイツ語学研究6 | ||||
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教員名 | 森芳樹 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | ドイツ文学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業を基本とするが、感染状況や受講者の希望も考慮してオンライン授業も取り入れる。 Blackboard に登録し、授業の注意事項に従って準備をしておくこと。 参加者の関心や習熟度を見きわめながら、対面式を基本として議論を進めていく。たとえオンラインに切り替わることがあろうとも、課題を共有して問題解決に当たるためには、オンラインの様々なコミュニケーションツールを利用することも悪くはない。(もちろん良くない面もある。)少しずつ慣れながら、活発な議論の場を作れたらよいと思う。したがって、場合によっては課題研究などを組み合わせて、参加者の議論を誘発することを優先させる。 |
Blackboard ID | 20234724 |
授業概要 | ドイツ語と人間言語の中で占めるドイツ語の位置を、意味の側面から明らかにすることで、ドイツ語の特色を明らかにしていきたい。「意味」というものを道具としての言語の意味だけでなく、発話者の意図、談話構成の持つ意味、さらに脈絡(文脈や状況)の中での意味を含めて考えようとする時、いくつかの研究方略がある。その中でも、ドイツ語学文学の中で大きな伝統を有する物語理論とテキスト言語学を意識しながら、最新の実験語用論にも結びつける研究を進めたい。 今年度は、重点分野としてテキスト言語学を取りあげたいが、参加者とも相談しながら重点分野を決めていきたい。 |
授業のねらい・到達目標 | 自分がドイツ語を使う時、文法的には正しいのに母語話者にわかってもらえなかったという経験は、誰しもしたことがあるだろう。ドイツ語が「下手だ」からに違いなく、もっと「流暢に」話せたらと思う。この時、ふつうは文法の理解・再生が下手で、よどみない音声化ができれば流暢なのだと考える。この授業ではこれを、語や文を脈絡の中において、語や文の意味を脈絡の意味とマッチングさせられれば、もっと上手にもっと流暢になるというふうに、意味論的に考える。このマッチングができるようになれば、自分が実際にドイツ語を使おうとする時、直感(≠直観)を少しずつ育むことができるようになる。 |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | 言語が意思疎通の道具である以上、「意思」を出発点に言語を考えることは極めて自然なことだと思う。ただしこの意味での「意味」は、言語的な構造と意味だけでなく、発話者の意図や談話構成なども基盤に据えて説明されるべきであろう。このような意味論の拡充の可能性について、参加者と一緒に考えたい。また自分ができる言語との対比はとても役立つ作業なので、言語対照や言語比較を行いながら授業を進める。そのために、参加者の目的意識を考慮しながら、講義と議論を組み合わせた授業を行う。必要に応じて、論文を精読しフィードバックも行う。 対面授業に参加できない場合には、教員の了解のうえ、課題の提出によって対応する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 発話意図・談話構成・脈絡理解の「意味」論
【事前学習】ドイツ語その他を使った時の「誤解」にまつわる失敗談を集めてくる。 (2時間) 【事後学習】与えられた談話意味論の論文を読む。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
Modalitätについて(1):モダリティーの分類
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間) 【事後学習】扱った論文について要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
Modalitätについて(2):モダリティーの理論
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間) 【事後学習】扱った論文について要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
Modalitätについて(3):モダリティーと証拠性
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間) 【事後学習】扱った論文について要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
Satzmodusについて(1): Satzmodusの分類
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間) 【事後学習】扱った論文について要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
Satzmodusについて(2):Satzmodusの理論的問題点
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間) 【事後学習】扱った論文について要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
Satzmodusについて(3):Satzmodusとto-do list
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間) 【事後学習】扱った論文について要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
談話構成について(1): フォーカス
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間) 【事後学習】扱った論文について要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
談話構成について(2): スケール
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間) 【事後学習】扱った論文について要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
談話構成について(3): トピック
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間) 【事後学習】扱った論文について要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
談話構成について(4):問いと答え
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間) 【事後学習】扱った論文について要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
態度保持者と視点(1):point of viewの語用論
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間) 【事後学習】扱った論文について要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
態度保持者と視点(2):Modalität との関連
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間) 【事後学習】扱った論文について要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
態度保持者と視点(3): 体験話法
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間) 【事後学習】扱った論文について要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
態度保持者と視点(4): 心態詞
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間) 【事後学習】扱った論文について要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 最初の授業で指示をする。 |
参考書 | 授業中に指示をする。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度:発言や、リアクションペーパー(50%) 授業への積極的な参加とレポート。対面授業に参加できない場合には、教員の了解のうえ、課題の提出によって対応する。 |
オフィスアワー | 授業中に参加者と協議して決める。Blackboardを通じても連絡が可能です。 |