文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > ドイツ文学専攻 > ドイツ語学研究5
日本大学ロゴ

ドイツ語学研究5

このページを印刷する

令和4年度以降入学者 ドイツ語学研究5
教員名 森芳樹
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 ドイツ文学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業を基本とするが、感染状況や受講者の希望も考慮してオンライン授業も取り入れる場合もある。
Blackboard に登録し、授業の注意事項に従って準備をしておくこと。

参加者の関心や習熟度を見きわめながら、対面式を基本として議論を進めていく。たとえオンラインに切り替わることがあろうとも、課題を共有して問題解決に当たるためには、オンラインの様々なコミュニケーションツールを利用することも悪くはない。(もちろん良くない面もある。)少しずつ慣れながら、活発な議論の場を作れたらよいと思う。したがって、場合によっては課題研究などを組み合わせて、参加者の議論を誘発することを優先させる。
Blackboard ID 20231796
授業概要 ドイツ語と人間言語の中で占めるドイツ語の位置を意味の側面から明らかにすることで、ドイツ語の特色を明らかにしていきたい。言語が意思疎通の道具である以上、「意思」を出発点に言語を考えることは極めて自然なことだと思う。ただしこの意味での「意味」は、意味論だけでなく、語用論、統語論、形態論などを基盤に説明されるべきであり、広い分野の学習が可能となる授業を行う。また自分ができる言語との対比はとても役立つ作業なので、言語対照や言語比較を行いながら授業を進める。

今年度は、重点分野としてテキスト言語学を取りあげたいが、参加者とも相談しながら重点分野を決めていきたい。
授業のねらい・到達目標 「意味」というものを様々なレベルで多角的に捉えることで、自分が普段伝えようとしている意味、普段分かったと思っている意味がとても複合的に形成されていることを理解できるようになる。すると、自分が実際にことばを使おうとする時、自覚的、反省的になり、ドイツ語その他を習得する際に直感(≠直観)を少しずつ育むことができるようになる。また意味論は論理学と密接に関係しており、論理的思考力を伸ばすことにもなる。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 参加者の目的意識を考慮しながら、授業を進める。研究対象をより正確に把握し、それを調査し、適切な理論を学んで分析するという手順を学んでいく。そのために、講義と議論を組み合わせた授業を行う。必要に応じて、論文を精読しフィードバックも行う。対面授業に参加できない場合には、教員の了解のうえ、課題の提出によって対応する。
授業計画
1 ガイダンス 意味の構成
【事前学習】自分の研究テーマを紹介できるよう準備してほしい。 (2時間)
【事後学習】与えられた意味論概論についての論文を読む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 語の意味(1):名詞と形容詞
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間)
【事後学習】扱った論文について、要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 語の意味(2):動詞
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間)
【事後学習】扱った論文について、要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 機能語の意味(1):アスペクトと時制
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間)
【事後学習】扱った論文について、要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 機能語の意味(2):モダリティー
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間)
【事後学習】扱った論文について、要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 構造の意味(1):命題と否定
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間)
【事後学習】扱った論文について、要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 構造の意味(2): 複文の構成
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間)
【事後学習】扱った論文について、要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 構造の意味(3):否定極性、肯定極性
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間)
【事後学習】扱った論文について、要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 構造の意味(4): トピックとフォーカス
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間)
【事後学習】扱った論文について、要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 言外の意味(1):慣習的含意
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間)
【事後学習】扱った論文について、要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 言外の意味(2):会話的含意
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間)
【事後学習】扱った論文について、要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 言語行為の意味: Satzmodusという考え方
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間)
【事後学習】扱った論文について、要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 談話の意味(1):前提、指示と照応
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間)
【事後学習】扱った論文について、要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 談話の意味(2):前提、問いと答え
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間)
【事後学習】扱った論文について、要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 意味と脈絡(文脈と状況)
【事前学習】前回に指示された該当テーマについての論文を予習しておく。 (2時間)
【事後学習】扱った論文について、要約を書き、授業で示された考え方の問題点をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 最初の授業で指示する。
参考書 授業中に適宜指示する。
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度:発言や、リアクションペーパー(50%)
授業への積極的な参加とレポート。対面授業に参加できない場合には、教員の了解のうえ、課題の提出によって対応する。
オフィスアワー 授業中に参加者と協議して決める。Blackboardを通じても連絡が可能です。

このページのトップ