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考古学演習3

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令和2年度以降入学者 考古学演習3
教員名 堀内秀樹
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 史学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
Blackboard ID 20231745
授業概要 「日本中・近世考古学」
中・近世考古学の調査、研究、周知化への⽅法などをこれまでの研究成果と問題点を呈示しつつ、歴史考古学の視点や今後の可能性を共に考える。
授業のねらい・到達目標 授業では、中・近世考古学の研究視点、研究成果、周知化についての研究法、成果、問題点を講義や院生の発表などによって提示した後、取り上げたテーマについて学生と議論を行う。
中世考古学、近世考古学の研究法、成果とその発信方法、可能性などについて議論を深め、学ぶことにより、新しい考古学分野を理解することを目的とする。
授業の形式 演習
授業の方法 授業の形式:【講義・演習】
講義+学生参加によるフリーディスカッションの実習形式。講義部分では、いくつかのテーマについて学生が発表を行う。
本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。
大学が定める対面授業に参加できない要件を満たした場合には、Zoomで参加、指示する課題を提出する。
授業計画
1 中・近世考古学を考える-講義の目的-
【事前学習】シラバスを事前に確認する (2時間)
【事後学習】今後の授業に備え、近世遺跡の報告書などを確認しておく (2時間)
【授業形態】対面授業
2 中・近世考古学の領域と学史。小テストと解説
【事前学習】関連文献にて学史を調べる (2時間)
【事後学習】日本と東アジアの国について特に年代的関係を確認する (2時間)
【授業形態】対面授業
3 中・近世考古学の研究法1-調査・研究・周知化-
【事前学習】先史考古学の遺跡調査や遺物の対応などを確認しておく (2時間)
【事後学習】歴史考古学の特徴について確認する (2時間)
【授業形態】対面授業
4 中・近世考古学の研究法2-資料論-
【事前学習】関連文献を熟読する (2時間)
【事後学習】先史考古学の資料論との違いを確認する (2時間)
【授業形態】対面授業
5 中・近世考古学の研究法3-地域・時間-
【事前学習】遺跡の地理的・歴史的位置について考えておく (2時間)
【事後学習】領域・時代区分を確認する (2時間)
【授業形態】対面授業
6 中・近世考古学の研究法4-情報-
【事前学習】歴史考古学の解釈について考えておく (2時間)
【事後学習】解釈視点の多様性を確認する (2時間)
【授業形態】対面授業
7 埋蔵文化財と中・近世遺跡-考古学調査法と報告書-
【事前学習】埋蔵文化財としての中世遺跡と近世遺跡の行政的違いをHPより確認しておく (2時間)
【事後学習】考古学と埋蔵文化財との関係を整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
8 中・近世考古学の発信・活用1-概要- 小課題出題
【事前学習】発信・活⽤の方法についてHPなどで確認しておく (2時間)
【事後学習】新しい成果発信法などを考える (2時間)
【授業形態】対面授業
9 中・近世考古学の発信・活用2-事例-、小課題発表(活用事例)と講評
【事前学習】活用例についての調査をしておく (2時間)
【事後学習】周知化の多様性を整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
10 遺跡研究1-中世遺跡-城館・交易都市
【事前学習】既存の中世都市史研究を確認しておく (2時間)
【事後学習】都市インフラの中世考古資料を確認する (2時間)
【授業形態】対面授業
11 遺跡研究2-近世遺跡-城下町(構造・武家地・町地)-
【事前学習】既存の近世都市史研究を確認しておく (2時間)
【事後学習】都市インフラの近世考古資料を確認する (2時間)
【授業形態】対面授業
12 遺構研究1-都市空間(造成、水道、街道)
【事前学習】考古資料で確認される遺構の空間について考える (2時間)
【事後学習】都市構造と遺構との関係について整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
13 遺構研究2-住空間-(地下室、井戸、境界、建物基礎)
【事前学習】中近世遺跡から確認される遺構について調べる (2時間)
【事後学習】都市空間との関係を整理しておく (2時間)
【授業形態】対面授業
14 遺跡研究3-遺跡と災害-
【事前学習】中近世に起こった災害について調べる (2時間)
【事後学習】災害と考古学について整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
15 総括 -中・近世考古学と歴史学-
【事前学習】歴史と経済について調べる (2時間)
【事後学習】新しい時代の考古学について整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 教科書は特に指定しない。レジュメとPowerPointで行う。
参考書 前川要 『『中世総合資料学の提唱』』 新人物往来社 2003年
森本伊知郎 『『近世陶磁器の考古学』』 雄山閣 2009年
成績評価の方法及び基準 レポート:研究発表・小課題(60%)、授業参画度:ディスカッションなど(40%)
大学が定める対面授業に参加できない要件を満たした場合には、Zoomで参加、指示する課題の提出によって評価する。対面授業での評価と差が出ることはない。
オフィスアワー 授業後に⾏う。また、メールにて随時。

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