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社会教育演習1

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令和2年度以降入学者 社会教育演習1
令和元年度以前入学者 社会教育演習1
教員名 趙天歌
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業を実施する。状況に応じて遠隔オンデマンド型授業に変更する回もある。(遠隔に変更した場合は、Bb連絡事項より知らせる。)
20221749:月曜3限→2022社会教育演習1(趙天歌・前・月3)
Blackboard ID 20231708
授業概要 グローバル化と少子高齢化が急速に進む中で、先住民族・少数民族や高齢者などといった社 会的マイノリティに関わる諸問題、地域社会(地域コミュニティ)の構築・活性化や多文化 共生の実現などといった各種の社会問題と課題が現れている。それらの社会問題を解決・改 善していく上で、生涯・社会教育の観点に基づいてさまざまな社会調査を実施し、調査対象 に寄り添いながら、彼/女らのニーズをより正確に把握し分析・考察する必要がある。本演習 では、社会教育調査(とくに質的調査)の計画、実施、調査結果の整理・分析・考察の方法 について学ぶ。
授業のねらい・到達目標 社会教育調査の計画、実施、調査内容の整理・分析と考察の方法について学習する。
これによって、質的調査法を中心とした社会教育調査に関わる基本知識と調査方法を習得することができる。(A-3-3,A-4-3)

<ディプロマポリシーとの関係>
この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP3,CP4に対応している
授業の形式 演習
授業の方法 授業の形式【演習】
*(実際の状況に応じて、前期授業の形態が変更する可能性があります。対面でも遠隔でも授業内容は同じであるが、発表の実施などで順番が前後調節されることもあります。)
・対面授業の場合、計画通りに授業を進め、授業後課題のかわりに、毎回の授業でバズセッションやプレゼンテーション等を行い、振り返りシートを配布する予定(授業終了時に回収する)。
・遠隔授業の場合、オンデマンド型授業12回・課題研究型3回。blackboardを通して音声付きスライド資料を配信する(1回授業あたり10~15分程度×2程度を配信する予定)。 学生はその教材を視聴し学習すること。教材の視聴期間は、原則として翌週の授業までに公開する(受講の忘れがないよう注意してください)。毎回オンデマンド授業後に、blackboardを通して「課題」の小テストや論述問題(振り返 りシートの代わり)を設ける。小テストの受験や指定された問いへの回答締め切りは、原則として翌週の授業までとする (提出期限をしっかりと守ってください)。blackboard「掲示板」を通して、質問や議論の機会を提供する。掲示板の内容を週2回程度で巡回するが、すぐにご質問に答えられない場合があるのでご了承ください。課題研究型授業(プレゼン課題やレポート等)は、課題の内容や提出方法、締め切りなどについてはblackboardやオンデマンド授業資料を通して知らせる(特に期日の指定がない場合は、最終提出期限を後期授業の終了日とする)。
授業計画
1 ガイダンス:前期授業の内容、実施方法、学習到達目標、評価基準などについて説明する。社会教育と生涯学習との関係について概説する。
【事前学習】シラバスの内容を確認し、教材序章を読んでおくこと。 (30時間)
【事後学習】本演習の学習内容と学習方法を理解しておくこと。 (1時間)
【授業形態】対面授業
2 第1回授業のつづき、社会教育の内容、目的、意義について学ぶ。課題:クイズ+論述・200字程度(予定)
【事前学習】前回の授業内容を復習すること。 (30時間)
【事後学習】授業内容を復習し、社会教育の内容と意義を理解しておくこと。 (1時間)
【授業形態】対面授業
3 社会教育調査の内容とカテゴリー・種類について学ぶ。課題:クイズ+論述・200字程度(予定)
【事前学習】社会教育調査の種類について予習すること。 (30時間)
【事後学習】授業内容を復習し、社会教育調査の内容とカテゴリーを理解しておくこと。 (1時間)
【授業形態】対面授業
4 社会教育調査:第3回授業のつづき、量的調査と質的調査の内容と方法、特徴について学ぶ。課題:クイズ+論述・200字程度(予定)
【事前学習】前回の授業内容を復習すること。 (30時間)
【事後学習】授業内容を復習し、量的調査と質的調査それぞれの特徴を理解しておくこと。 (1時間)
【授業形態】対面授業
5 社会教育調査の基礎:質的調査(構造化インタビュー)について学ぶ。課題:クイズ+論述・200字程度(予定)
【事前学習】前回の授業内容を復習すること。 (30時間)
【事後学習】授業内容を復習し、構造化インタビュー調査の方法を理解しておくこと。 (1時間)
【授業形態】対面授業
6 社会教育調査の基礎:質的調査(半構造化インタビュー①)について学ぶ。課題:クイズ+論述・200字程度(予定)
【事前学習】教材を読み、半構造化インタビューについて予習すること。 (30時間)
【事後学習】授業内容を復習し、半構造化インタビュー調査の方法を理解しておくこと。 (1時間)
【授業形態】対面授業
7 社会教育調査の基礎:質的調査(半構造化インタビュー②)について学ぶ。課題:クイズ+論述・200字程度(予定)
【事前学習】教材を読み、半構造化インタビューについて予習すること。 (30時間)
【事後学習】授業内容を復習し、半構造化インタビュー調査の方法を理解しておくこと。 (1時間)
【授業形態】対面授業
8 社会教育調査の基礎:質的調査(半構造化インタビューの計画)について学ぶ。指定されたテーマで実際に半構造化インタビュー調査の計画を立て、質問項目などを作成して報告書(レポート)にまとめる。課題の詳細や提出期限などはBlackboardを通して提示する。
【事前学習】半構造化インタビューについて学習を深めること。 (2時間)
【事後学習】実際に調査計画を立ててみて、計画を立てる際に注意すべき点を理解しておくこと。 (2時間)
【授業形態】オンデマンド型授業、課題研究
9 社会教育調査の基礎:質的調査(非構造化インタビュー)について学ぶ。課題:クイズ+論述・200字程度(予定)
【事前学習】非構造化インタビューについて予習すること。 (30時間)
【事後学習】授業内容を復習し、非構造化インタビュー調査の方法を理解しておくこと。 (1時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
10 社会教育調査の基礎:質的調査(ライフストーリー・インタビュー①)について学ぶ。課題:クイズ+論述・200字程度(予定)
【事前学習】ライフストーリー・インタビューについて予習すること。 (30時間)
【事後学習】授業内容を復習し、ライフストーリー・インタビュー調査の方法を理解しておくこと。 (1時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
11 社会教育調査の基礎:質的調査(ライフストーリー・インタビュー②)について学ぶ。視聴後課題:クイズ+論述・200字程度(予定)
【事前学習】前回の授業内容を復習すること。 (30時間)
【事後学習】授業内容を復習し、ライフストーリー・インタビュー調査の方法を理解しておくこと。 (1時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
12 社会教育調査の基礎:質的調査(半構造化インタビュー調査の実施)について学ぶ。課題研究①で各自が立てた調査計画通りにインタビュー調査を実施し、テープ起こしを行って提出する。課題の詳細や提出期限などはBlackboardを通して提示する。
【事前学習】半構造化インタビューについて学習を深めること。 (2時間)
【事後学習】実際にインタビュー調査を行ってみて、調査中において想定外のことが発生した場合の臨機応変や事後の反省(振り返り)をすること。 (2時間)
【授業形態】オンデマンド型授業、課題研究
13 社会教育調査の基礎:質的調査(参与観察)について学ぶ。課題:クイズ+論述・200字程度(予定)
【事前学習】教材を読み、参与観察について予習すること。 (30時間)
【事後学習】授業内容を復習し、参与観察の方法を理解しておくこと。 (1時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
14 社会教育調査の基礎:例を通じてインタビュー内容の整理と初歩的な分析について学ぶ。課題:クイズ+論述・200字程度(予定)
【事前学習】前期授業の内容を振り返っておくこと。 (30時間)
【事後学習】授業内容を復習し、各自試験勉強をすること。 (1時間)
【授業形態】対面授業
15 授業内テストとして期末試験を実施・解説する。選択肢問題と論述問題の2種類を組み合わせて行う。選択肢問題の解答期限は最終回授業から1週間以内と設定する。
【事前学習】前期授業の内容を復習し、テスト勉強をすること。 (2時間)
【事後学習】前期授業の内容を振り返り、理解を深めること。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 前田耕司  『『オーストラリア先住民族の主体形成と大学開放』』 明石書店  2019年 第1版
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:課題研究型授業で提示した学習課題の提出状況とその成績を評価する。(24%)、授業内テスト:期末試験を行い、その点数を評価する。(16%)、授業参画度:出席状況や授業参加の状況、小テスト(クイズ)や指定された論述課題の回答状況、掲示板の利用状況を評価する。(60%)
オフィスアワー 事前に連絡をしてもらえれば、常時受け付けるが、原則として金曜日が望ましい。

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