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図書館制度・経営論

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令和2年度以降入学者 図書館制度・経営論
令和元年度以前入学者 図書館制度・経営論
教員名 吉井潤
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業を行う。履修者数や新型コロナの流行状況によっては、同時双方向型授業(Zoomによるライブ中継)を行う。
Blackboard ID 20231694
授業概要 この科目は、図書館になぜ経営が必要なのかを学習する。経営するためにはどのような法律・制度を知らなければならないのかを確認する。営利組織と非営利組織における費用対効果、費用対便益の類似点と相違点も理解する。さらに、現在の図書館の経営・管理における問題点を提起しどのように実施するかを考える。また、図書館勤務経験(2006年4月から2018年3月)、基本計画策定等のコンサルティング経験(2018年4月から現在)をもとに、司書資格の科目を勉強していく上で、基礎知識について授業を行う。
授業のねらい・到達目標 図書館に関する法律と関連領域の法規を学習し、現在の図書館政策に関する問題点を理解する。図書館経営の考え方、企業経営の考え方の相違点を理解し、さらに公共図書館の「公共原理」と「市場原理」との相違点も考察する。同時に、現場におけるマーケティングとマネジメントとして実施する場合、どのように実施するかを考えることが出来るようになる。(A-1-3,A-2-3)

<ディプロマポリシーとの関係>
この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP1,DP2及びカリキュラムポリシーCP1,CP2に対応している。
授業の形式 講義
授業の方法 授業の形式:【講義】
主に配布資料の基本事項を説明する。状況に応じてグループディスカッションを行う。対面授業に参加できない場合はZoomでの参加になる。
授業計画
1 オリエンテーション、地方公共団体の仕組み
講義の目的と概要、図書館経営がなぜ必要か学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書の目次から23ページまでを通読したうえで該当科目について概要を把握すること。 (1時間)
【事後学習】授業で学習した図書館経営の意義をノートにまとめておくこと。 (1時間)
【授業形態】対面授業
2 公共機関・施設の経営方法
公共機関・施設の経営方法等について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書の24ページから42ページまで読み、わからない言葉などがあったら調べること。 (3時間)
【事後学習】授業で学習した日本の図書館の経営についてノートにまとめておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 図書館の組織・図書館員
図書館の組織・図書館員について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書の43ページから63ページまでを読み、わからない言葉などがあったら調べること。 (2時間)
【事後学習】事例で取り上げた図書館についてノートにまとめておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 図書館の施設・設備
図書館の施設・設備について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書の64ページから83ページまでを読み、わからない言葉などがあったら調べること。 (2時間)
【事後学習】事例で取り上げた図書館についてノートにまとめておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 図書館のサービス計画と予算の確保
図書館のサービス計画と予算の確保について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書の84ページから108ページまでを読み、わからない言葉などがあったら調べること。 (2時間)
【事後学習】地方公共団体の予算編成についてノートにまとめておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 図書館業務・サービスの調査と評価
図書館業務・サービスの調査と評価について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書の109ページから119ページまで読み、わからない言葉などがあったら調べること。 (2時間)
【事後学習】図書館評価についてノートにまとめておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 図書館の管理形態の多様化
図書館の管理形態について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書の120ページから138ページまでを読み、わからない言葉などがあったら調べること。 (2時間)
【事後学習】直営と外部委託についてノートにまとめておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 大学図書館、学校図書館の経営
大学図書館、学校図書館の経営について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書139ページから144ページまでを読み、わからない言葉などがあったら調べること。 (2時間)
【事後学習】大学図書館に実際に行き館内で働いている職員を見ること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
9 国立国会図書館、専門図書館の経営
国立国会図書館、専門図書館の経営について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書145ページから164ページまでを読み、わからない言葉などがあったら調べること。 (2時間)
【事後学習】図書館のウェブサイトを見ること。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 図書館関連法案
図書館関連法案について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書165ページから172ページまでを読み、わからない言葉などがあったら調べること。 (2時間)
【事後学習】教育基本法、社会教育法についてノートにまとめておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 図書館法
図書館法について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書173ページから184ページまでを読み、わからない言葉などがあったら調べること。 (2時間)
【事後学習】図書館法についてノートにまとめておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 他館種の図書館に関する法律など
他館種の図書館に関する法律について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書185ページから192ページまでを読み、わからない言葉などがあったら調べること。 (2時間)
【事後学習】学校図書館法についてノートにまとめておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 図書館サービス関連法規
子どもの読書活動推進法等について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書193ページから197ページまで読み、わからない言葉などがあったら調べること。 (2時間)
【事後学習】個人情報保護法についてノートにまとめておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 図書館政策
図書館政策について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書198ページから205ページまでを読み、わからない言葉などがあったら調べること。 (3時間)
【事後学習】授業で学習した国の図書館政策についてノートにまとめておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 これからの展望と授業内試験
これからの展望について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
成績評価を決定るするための試験を行う。その後解説を行う。
【事前学習】教科書206ページから207ページまで読み、わからない言葉などがあったら調べること。 (1時間)
【事後学習】近年開館した図書館を探しウェブサイトを見ること。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 吉井 潤 『事例で学ぶ図書館制度・経営論』 青弓社 2022年
参考書 糸賀雅児 『図書館制度・経営論 (現代図書館情報学シリーズ2)』 樹村房 2013年
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:第15回に実施(100%)
第15回に行う授業内試験で成績評価を決定する。出欠を取らなく評価対象としないため、学校行事、授業関連行事、教育実習、部活動の試合、就職活動等に際してのいわゆる公欠届は無用である。
オフィスアワー メールやBlackboardを用いて質疑応答を行う。

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