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文章表現法

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令和2年度以降入学者 文章表現法
令和元年度以前入学者 文章表現法
教員名 髙橋優美穂
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
Blackboard ID 20234601
授業概要 実用文(手紙やメールの書き方)や、論理的な文章の執筆を中心に、文章執筆の基本を学ぶ。学校現場における教員経験(「国語科」)のある教員が、その経験を活かして、教員(「国語」)に必要なスキルを指導する。
授業のねらい・到達目標 〈授業のねらい〉
・国語科の教員として必要な文章表現の知識を身に付ける。
・手紙や敬語の使い方などの社会人として必要な知識を身に付け、それを適切に使えるようになる。
・論理的な文章を書くための基本事項を身に付ける。

〈到達目標〉
・自らの意見を適切に相手に伝えることができる。
・社会人にとって必要なマナーを身に付けることができる。
・論理的な文章を執筆できるようになる。

〈デイプロマポリシーとの関係〉
この科目は⽂理学部(学士)のDP 及びCP の1,3,5に対応している。

〈日本大学教育憲章との関係〉
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づきつつ,日本文学・日本語学研究の専門性を活用し,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3)
・日本文学・日本語学研究を中心としながら,仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-2)
・日本文学・日本語学研究のスキルを活用しながら,責任と役割を担い,新しいことに挑戦することができる。(A-5-2)
授業の形式 講義、演習
授業の方法 授業の形式:【講義・演習】

教科書を使って講義を行い、実際に文章を執筆してもらう。課題として提出するものもあるが、授業内で完成させて提出してもらうものもある。
課題で提出された文章は添削をし、個別にフィードバックを行う。その際、個人名や個人が特定できる情報を抹消した上で受講生に配布し、合評する場合がある。詳細は初回授業で説明する。

演習形式の授業もあるため、基本的には対面参加を推奨する。もし、対面授業に参加できない場合は必ず事前に相談すること。Zoomでの授業配信は行わない。詳細は初回授業で説明する。
履修条件 「国語」の免許を取得する学生と、それ以外の教科の免許状を取得する学生とに分け、授業時間の指定を行う。詳細は時間割で確認の上、受講すること。
原則として、「国語」の免許状を取得予定の学生、および免許状取得とは別に履修を希望する学生を対象とする。

《人数調整について》
(前期開講科目が第1希望の者)4月5日(水)12時00分までにグーグルフォームで所定の手続きを取ること。受講許可は4月8日(土)COMITS2にて発表予定。
(後期開講科目が第1希望の者)9月4日(月)~9月11日(月)17時50分までにグーグルフォームで所定の手続きを取ること。受講許可は9月15日(金)COMITS2にて発表予定。
授業計画
1 授業ガイダンス(授業の進め方・受講にあたってのルール等の説明)/自己紹介文を書く
【事前学習】自己紹介をするために、自己分析をする (2時間)
【事後学習】授業内容を振り返り、指定の書式に従って自己紹介文を執筆する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 メールの書き方
【事前学習】教科書47~52頁を読み、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業内容を振り返り、教科書47~52頁を通読した上で、メール作成の課題に取り組む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 手紙の書き方①:形式と実例
【事前学習】教科書39~46頁を読み、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業内容を振り返り、教科書39~46頁を通読し、手紙作成の課題に取り組む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 手紙の書き方②:手紙文の清書/封筒とはがきの書き方
【事前学習】教科書39~46頁を読み、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業内容を振り返り、授業内で作成した手紙文について、問題点をリストアップする。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 履歴書の書き方①:記入ルールと自己分析
【事前学習】教科書57頁を読み、疑問点をまとめてくる。初回授業で書いた課題文(自己紹介文)を読み直し、自己分析をしてくる。 (2時間)
【事後学習】授業内容を振り返り、教科書57頁と配布資料を見ながら、履歴書の下書きを作成する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 履歴書の書き方②:清書の提出/敬語の使い方
【事前学習】教科書33~38頁を読み、疑問点をノートにまとめてくる。 (2時間)
【事後学習】授業内容を振り返り、授業内で作成した履歴書について、問題点をリストアップする。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 作文を書く①:原稿用紙の使い方と文章執筆の基本事項
【事前学習】教科書5~10頁を読み、疑問点をノートにまとめてくる。 (2時間)
【事後学習】授業内容を振り返り、指定されたテーマで作文を執筆する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 作文を書く②:意味が明確な文を書く/課題作文のピアレビュー
【事前学習】教科書11~14頁を読み、疑問点をノートにまとめてくる。 (2時間)
【事後学習】ピアレビューのコメントを踏まえて、自分の課題作文の問題点をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 作文を書く③:文章の構成を考える/課題作文のピアレビュー
【事前学習】パラグラフ・ライティングについて調べ、ノートにまとめてくる。 (2時間)
【事後学習】ピアレビューのコメントを踏まえて、自分の課題作文の問題点をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 書評を書く①:要約と引用法/課題作文のピアレビュー
【事前学習】図書館や書店で新書版を1冊選び、それを読んでくる。 (2時間)
【事後学習】ピアレビューのコメントを踏まえて、自分の課題作文の問題点をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 書評を書く②:批評とは何か/文献探索法
【事前学習】参考文献を探す方法をノートにまとめてくる。 (2時間)
【事後学習】書評の参考資料を探して読み、書評で引用する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 書評を書く③:推敲する
【事前学習】教科書16~17頁を読み、疑問点をノートにまとめてくる。 (2時間)
【事後学習】自分が執筆した書評を読み直し、完成させる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 書評のピアレビュー
【事前学習】自分が執筆した書評を読み直し、改善点をリストアップする。 (2時間)
【事後学習】ピアレビューのコメントを踏まえて、自分が執筆した書評の問題点をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 冠婚葬祭のマナー
【事前学習】教科書59~64頁を読み、疑問点をノートにまとめてくる。 (2時間)
【事後学習】授業内容を振り返り、教科書59頁の課題1と2に取り組む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 まとめ(これまでの復習・解説を行い、授業の理解度を深める)/書評の返却
【授業形態】対面授業
その他
教科書 庄司達也・山岸郁子・小野美典・安達原達晴 『日本語表現法―新訂版―21世紀を生きる社会人のたしなみ』 翰林書房 2019年
教科書は「新訂版」を購入すること。これ以外の版では内容が異なる。
また、授業では教科書の付録を使って課題を提出してもらうので、必ず新しい教科書を購入すること。
参考書 黒木登志夫 『知的文章術入門』 岩波新書 2021年
新稲法子 『伝える伝わる文章表現』 ケイエスティープロダクション 2021年
上記以外の参考書は、授業内で紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート:課題の提出状況および内容を評価対象とする。(60%)、授業参画度:授業の振り返り、ピアレビューのコメント、授業中の発言などを踏まえて評価する。(40%)
オフィスアワー 質問や相談は、授業前後の教室で受け付ける。メールアドレスを初回授業で公開するので、メールでの問い合わせも可。

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