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令和2年度以降入学者 | 発達と学習 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 発達と学習 | ||||
教員名 | 大森馨子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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Blackboard ID | 20231607 |
授業概要 | 教育場面における問題解決の手がかりとして、心理学の知識や考え方を活用できるようになるために、教職をめざす人に必要な発達と学習の心理学について講義を行います。 |
授業のねらい・到達目標 | 本授業の目標は、教育場面で生じる問題にはどのようなことがあり、それを解決するためにはどうすればよいのかを考えることができるようになることです。そのために、心の発達や学習に関する心理学的知識を身につけます。 この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3、DP4及びカリキュラムポリシーCP3、CP4に対応しています。 ・既存の知識にとらわれることなく、物事を科学的根拠に基づいて、論理的・批判的に考察し、説明することができる(A-3-3) ・資料や事象を注意深く観察し、問題点を発見し、解決策を検討することができる(A-4-3) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | パワーポイントで作成したスライド資料を提示し、各トピックを解説していきます。また、観察や簡単な実験を行うなど実際に体験しながら学修を進めるため、積極的な参加が求められます。授業の終わりに、質問時間を作ります。その際には、受講者の理解度や問題意識、関心についても確認していきます。毎回、事前学修の課題を提出していただき、授業内でその内容について確認します。 止むを得ない事情で対面授業に参加できない場合は、事前に担当教員へBlackboardのメール機能を通じて連絡をしてください。Zoomでの授業参加やオンデマンド教材を用いた学修によって対応します。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業のテーマや到達目標及び授業方法や評価方法の説明、心理学と教育とのつながりについて(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】シラバスを確認する。心理学のイメージについて自分の考えをまとめる。 (1時間) 【事後学習】心理学と教育のつながりついて整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
発達を決める要因(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】「発達を決めるのは遺伝なのかそれとも環境なのか」自分なりの考えをまとめ、教科書の該当箇所を読む (1時間) 【事後学習】発達を決める要因としての4つの説を自分の言葉でまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
身体機能と運動機能の発達(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】「なぜ赤ちゃんをかわいいと感じるのか」自分なりの考えをまとめる (1時間) 【事後学習】身体と運動の発達について各年齢での特徴を自分の言葉でまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
知覚の発達(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】「知覚とは何か」を調べてまとめる (2時間) 【事後学習】知覚の発達について自分の言葉でまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
認知の発達(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、「ピアジェのシェマ、同化、調節とは何か」をまとめる (2時間) 【事後学習】ピアジェの認知発達理論について自分の言葉でまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
記憶の発達(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】「効率的に記憶するには、どのような方法が有効だと思うか」自分なりの考えをまとめ、教科書の該当箇所を読む (1時間) 【事後学習】記憶の働きや記憶方略について自分の言葉でまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
言語の発達(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】「まだ言葉を話すことができない時期に、意図的に言葉を教えることは効果的だと思うか」自分なりの考えをまとめ、教科書の該当箇所を読む (2時間) 【事後学習】言語はどのように発達していくのか自分の言葉でまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
社会性の発達(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、「愛着とは何か、愛着の形成には何が必要か」をまとめる (2時間) 【事後学習】愛着に関する問題について自分の言葉でまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
条件づけ(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、「条件づけとは何か、条件づけ以外にはどのような学習があるか」をまとめる (2時間) 【事後学習】条件付けや観察学習について自分の言葉でまとめる (2時間) |
10 |
学習理論(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、「どのような学習方法・指導方法があるのか」をまとめる (2時間) 【事後学習】学習方法や指導方法の種類とその特徴について自分の言葉でまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
教育評価(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】教科書の該当箇所を読み「教育評価とは何か、評価方法の種類、評価には何が影響するのか」をまとめる (3時間) 【事後学習】授業内でのグループ学習を通じて、学習方法の利点・欠点・改善方法についての考察を踏まえて、教育評価についてレポートを作成する (3時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
動機づけ(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】教科書の該当箇所を読み「内発的動機づけと外発的動機づけとは何か」をまとめる (2時間) 【事後学習】動機づけとは何か、動機づけに関わる問題を踏まえて自分の言葉でまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
発達障害(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】発達障害に対するイメージと現時点での自分の知識についてまとめる (2時間) 【事後学習】各発達障害の特徴について自分の言葉でまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
教育支援(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】「どのような支援が効果的だと思うか」自分なりの考えをまとめ、教科書の該当箇所を読む (2時間) 【事後学習】発達障害の特徴に合わせた支援の方法について自分の言葉でまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
授業内テストとその解説(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】授業で学修した記憶の方略を用いて、これまでの授業内容を整理する (4時間) 【事後学習】テストで解答できなかったところを重点的に復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 内藤佳津雄・北村世都・鏡直子 『Next教科書シリーズ 発達と学習』 弘文堂 2020年 第2版 |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート:内容と提出状況から評価します。(20%)、授業内テスト:1回実施される授業内テストの点数で評価をします。(60%)、授業参画度:毎回の課題提出状況やその内容で評価をします。(20%) 授業内テストの結果によって、成績評価の割合を多少変えることもあります (例:授業内テスト70%、レポート20%、授業参画度10%)。 |
オフィスアワー | 日時:講義前後 場所:講義教室 |