文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 教職コース > 中国語科教育法Ⅰ
日本大学ロゴ

中国語科教育法Ⅰ

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 中国語科教育法Ⅰ
令和元年度以前入学者 中国語科教育法Ⅰ
教員名 戸内俊介
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 後期 履修区分
授業形態 対面授業
Blackboard ID 20234526
授業概要 外国語科学習指導要領に示された中国語科の目標や内容を理解する。
基礎的な学習指導理論を理解し、具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付ける。
中国語の特徴について理解を深める。
授業のねらい・到達目標 ①生徒の認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性を理解している。
②外国語科学習指導要領における中国語科の目標及び主な内容並びに全体構造を理解している。
③個別の学習内容について指導上の留意点を理解している。
④学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成することができる。
⑤中国語の学習評価の考え方を理解している。
⑥中国語教育と背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用することができる。
⑦中国語科における実践研究の動向を知り、授業設計の向上に取り組むことができる。
⑧発展的な学習内容について探究し、学習指導への位置付けを考察することができる。
⑨中国語教育の特性に応じた情報通信技術の効果的な活用法を理解し、授業設計に活用することができる。
⑩模擬授業の実施とその振り返りを通して、授業改善の視点を身に付けている。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 原則講義形式。必要に応じて受講生の報告も求める。
主に以下の問題を取り扱う。
①日中における中国語学習要領の歴史。
②中国語学習初級段階各分野の内容と目標及びその効果的な教材選定と教授法。
③各種検定試験の特徴。
④英語や日本語と比較したときに見えてくる中国語の特徴。
随時小テストを行い,添削・採点して返却する。
本授業の事前・事後学習は,合わせて4時間の学習を目安とする。
授業計画
1 ガイダンス。学習指導要領に示された英語科の目標およびないようと、その他の外国語科の目標および内容について学ぶ。
【事前学習】シラバスを事前に確認し、今後の学習計画を立てる。 (1時間)
【事後学習】授業内容を復習しつつ、授業を受けて考えたこと疑問に思ったことコメントシートに書き、提出する。 (3時間)
【授業形態】対面授業
2 日本における中国語の検定試験の種類と内容、およびCEFRについて学ぶ。
【事前学習】レジュメの指定箇所を読んで、事前の課題をこなす。 (2時間)
【事後学習】授業内容を復習しつつ、授業を受けて考えたこと疑問に思ったことコメントシートに書き、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 中国語の文字教育・語彙教育について学ぶ。
【事前学習】レジュメの指定箇所を読んで、事前の課題をこなす。 (2時間)
【事後学習】授業内容を復習しつつ、授業を受けて考えたこと疑問に思ったことコメントシートに書き、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 中国語の文法教育について学ぶ。
【事前学習】レジュメの指定箇所を読んで、事前の課題をこなす。 (2時間)
【事後学習】授業内容を復習しつつ、授業を受けて考えたこと疑問に思ったことコメントシートに書き、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 普通話と各方言についてあらましを学ぶ。
【事前学習】レジュメの指定箇所を読んで、事前の課題をこなす。 (2時間)
【事後学習】授業内容を復習しつつ、授業を受けて考えたこと疑問に思ったことコメントシートに書き、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 朱德熙が指摘する中国語の特徴について学ぶ。
【事前学習】レジュメの指定箇所を読んで、事前の課題をこなす。 (2時間)
【事後学習】授業内容を復習しつつ、授業を受けて考えたこと疑問に思ったことコメントシートに書き、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 中国語の語順の特徴について学ぶ。
【事前学習】レジュメの指定箇所を読んで、事前の課題をこなす。 (2時間)
【事後学習】授業内容を復習しつつ、授業を受けて考えたこと疑問に思ったことコメントシートに書き、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 中国語の類型論的特徴について学ぶ。
【事前学習】レジュメの指定箇所を読んで、事前の課題をこなす。 (2時間)
【事後学習】授業内容を復習しつつ、授業を受けて考えたこと疑問に思ったことコメントシートに書き、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 中国語の音節とピンインについて学ぶ。
【事前学習】レジュメの指定箇所を読んで、事前の課題をこなす。 (2時間)
【事後学習】授業内容を復習しつつ、授業を受けて考えたこと疑問に思ったことコメントシートに書き、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 中国語の形態的特徴について学ぶ。
【事前学習】レジュメの指定箇所を読んで、事前の課題をこなす。 (2時間)
【事後学習】授業内容を復習しつつ、授業を受けて考えたこと疑問に思ったことコメントシートに書き、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 中国語の外来語の受容について学ぶ。
【事前学習】レジュメの指定箇所を読んで、事前の課題をこなす。 (2時間)
【事後学習】授業内容を復習しつつ、授業を受けて考えたこと疑問に思ったことコメントシートに書き、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 中国語の品詞の枠組みについて学ぶ。
【事前学習】レジュメの指定箇所を読んで、事前の課題をこなす。 (2時間)
【事後学習】授業内容を復習しつつ、授業を受けて考えたこと疑問に思ったことコメントシートに書き、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 直接構成素分析(IC分析、二分法)と文成分について学ぶ。
【事前学習】レジュメの指定箇所を読んで、事前の課題をこなす。 (2時間)
【事後学習】授業内容を復習しつつ、授業を受けて考えたこと疑問に思ったことコメントシートに書き、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 模擬授業
【事前学習】レジュメの指定箇所を読んで、事前の課題をこなす。 (2時間)
【事後学習】他者の模擬授業を参考にし,自分たちの模擬授業指導案を充実させる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 総括と今後の学習に向けて
【事前学習】これまでの学習内容を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】これまでの中国語学習において,自分の弱点や理解しづらかった点をふりかえる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 中国語教育学会 学力基準プロジェクト委員会 編 『中国語初級段階学習指導ガイドライン』 2007年
公益財団法人国際文化フォーラム 『外国語学習のめやす2012 高等学校の中国語と韓国語教育からの提言』 2012 第1版
『文化事象例と扱うポイント(中国語)』 2012年
全国高等学校中国語教育研究会 『高校中国語教育のめやす』 1999年
『高等学校の中国語と韓国朝鮮語 学習のめやす(試行版)』 2007年
『高等学校学習指導要領 外国語編 英語編』 2018年
『中国語初級段階学習指導ガイドライン』は以下からダウンロード可能。
http://www.jacle.org/storage/guideline.pdf
『外国語学習のめやす2012 高等学校の中国語と韓国語教育からの提言』はPDF版(2016年8月1日)が以下からダウンロード可能。
https://www.tjf.or.jp/wp-content/uploads/2019/08/02meyasu2012_final.pdf
『文化事象例と扱うポイント(中国語)』は以下からダウンロード可能。
http://www.tjf.or.jp/meyasu/common_pr/myasu_bunka_zh.pdf
『高校中国語教育のめやす』は以下からダウンロード可能。
https://www.tjf.or.jp/meyasu/support/docs/Topics_chinese_guidelinelink.pdf
『高等学校の中国語と韓国朝鮮語 学習のめやす(試行版)』は以下からダウンロード可能。
https://www.tjf.or.jp/wp-content/uploads/2019/08/01meyasu_shiko2007j_final.pdf
『高等学校学習指導要領 外国語編 英語編』は以下からダウンロード可能。
https://www.mext.go.jp/content/1407073_09_1_2.pdf
参考書 高等学校中国語教育研究会 編 『改定新版 高校中国語』 白帝社 2007年
木村英樹 『中国語はじめの一歩〔新版〕』 ちくま学芸文庫 2017年
成績評価の方法及び基準 レポート:模擬授業用に作成する学習指導案。(25%)、授業内テスト:授業中随時行う小テスト。(50%)、授業参画度:模擬授業の内容。(25%)
オフィスアワー 水曜日昼休み

このページのトップ