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令和2年度以降入学者 | 国語科教育法Ⅲ | ||||
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令和元年度以前入学者 | 国語科教育法Ⅲ | ||||
教員名 | 小澤純 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期集中 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 【授業の形態】 夏休み中の前半期に、対面で4日間(8月4、5、7、8日)、1日4コマ(最終日は3コマ)の集中講義を行います。毎時間、教員によるレクチャーの後、受講者によるディスカッションやグループ発表(授業計画立案など)の形をとります。 土日のいずれかで、新宿区漱石山房記念館(と、できれば文京区立鷗外記念館)を訪れてもらいます。 【重要】資料配布などのため履修者は第1回授業までに必ずBlackboardに登録しておくこと。事後学習の課題提出にも活用する予定です。 ※特別な配慮事由がある学生は個別に相談してください。 |
Blackboard ID | 20231561 |
授業概要 | ※現役の私立高校国語科教諭(中高専修免許、学芸員資格、博士学位取得)として実務経験がある教員が担当します。現在の職場以外にも複数の中高で講師をしたことがあり、また、小中学生対象の進学塾や、市民講座、大学・大学院の授業まで、四半世紀にわたり幅広く国語/文学教育及び文学研究に携わってきた経験を活かします。 【授業概要】 全体のテーマは、「文学と教育」です。日本近現代文学と国語/文学教育を中軸に据えた上で、広げていきます。 本授業は、高校国語のカリキュラムにおいて新設された選択科目「文学国語」の授業の意義と課題(問題点含む)について考えるために、新学習指導要領や必修科目「現代の国語」「言語文化」、さらに選択科目「論理国語」との相関性を吟味しながら、これまでの教員生活で培った具体的な教材研究や実践例を充分に用いて進めていきます。教員によるレクチャーと受講者によるディスカッション及びグループ発表を中心に、事前学習として読んだ教材や関連資料を協働的に読み込み議論することで、文学教育の今日的意義を捉え直します。 前半の1日目・2日目は午前2コマ、午後2コマ。後半の3日目は午前2コマ、午後2コマ、最終日の4日目は午前2コマ、午後1コマとなります。短期間に集中して講義を聞き、しかも同じ受講者たちと議論を重ね様々な価値観に触れ合うことで、個々の教材研究を通じた発想や知見が有機的に結び付き、「文学国語」をめぐる瑞々しい実践構想が、受講者のみなさんによって生まれていくはずです。そのための知識と発想法と思考法を一つ一つ学び、文学教育に対する個々の哲学を育みます。 単に授業のための技術や技法を学ぶのではなく、学校教育の中での「文学教育」の今日的意義を多角的に考察し、各々がその価値観を多様性を保ちながらシェアし合うことを最大の目的とします。文学を国語の教材とすることに、もしかしたら今後、抵抗を感じ始める世代も出てくるかもしれませんが、文学教育の今日的意義を粘り強く考え、温故知新をモットーに、さらなる「文学」の新領域を教材とする未来を構想していくことを目標とします。 |
授業のねらい・到達目標 | 【授業のねらい・到達目標】※この科目は文理学部のDP 及びCP の1,2,3 に対応しています。 ①[知識]学校教育における文学体験を振り返りながら、これまでの教科書掲載作品をめぐる諸問題が把握できる(A-1-2)。 ②[知識]新選択科目「文学国語」の意義と課題を、新学習指導要領や「言語文化」との関連や社会的文脈から理解できる。(A-1-3) ③[知識]文学館等の役割と活用法について学び、文学教育や文学研究との関係性について理解できる。(A4-2) ④[技能]多様なメディアに流通する作家像などと、精読によるテクスト解釈との関係性について総合的に考察できる。(A-2-3) ⑤[技能]いわゆる「文学」だけでなく、サブカルチャーやエンターテイメント作品を教材化する目的と方法を把握できる。(A-5-3) ⑥[態度]文学と教育をめぐって、通時的・共時的な視野を広げ、自分の関心に従った文学観および文学教育観を構築できる。(A-6-3) |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | 【授業の方法】対面のみ(どうしてもやむを得ない事情で対面授業に参加できない日がある場合は、事前に担当教員の許可を得ること) 毎時間、最初の40分程度は教員が講義し、後半の40分は受講者によるディスカッションやグループ発表に用い、最後にフィードバックを促すようなまとめをしていきます。2日ずつに分けて、4日間の集中講義ですが、日ごとの最後の時間には振り返りの時間をしっかり設けます。 ・1日目(8月4日)は、「文学国語」の理念を考察し、定番(だったものも含む)の芥川・志賀・太宰の短編小説を用いて、文学教育の今日的意義について歴史的な変遷も含めて迫ります。 ・2日目(8月5日)は、現代の作家で教材に採られることの多い村上春樹、川上弘美や、近年採られ始めた藤野可織を取り上げ、文学と現在のつながりについて考え、そして短歌創作やJポップスの歌詞や映像の分析・解釈という韻文・表象文化領域と「書くこと」をめぐる授業案も視野に入れます。 ※お休みを挟みますが、ここで新宿区立漱石山房記念館に訪問する実習を入れます(どうしても難しい場合は事前に訪れておいてください)。 ・3日目(8月7日)は、夏目漱石という代表的な近代作家、特に定番教材「こころ」を通して長編小説を授業で取り上げることの意義や、実に多彩な読解の方法とその文脈について広く深く考え、さらにに生徒たちがアフターストーリーを書簡体で書くことについて議論します。 ・4日目(8月8日)は、森鴎外の「高瀬舟」と「舞姫」を通して、日本の近現代を問い直していくような文学教育の意義について考え、さらに中島敦「山月記」と庵野秀明「新世紀エヴァンゲリオン」を用いた授業について議論することで、「文学」という概念そのものを見直しながら、これからの国語科教育及び文学教育を自分自身の価値観で捉え直すことができるようにするつもりです。 授業では、みなさんが事前学習をしてきていることを前提に、まずは私がレクチャーし、その後、ディスカッションやグループ発表のテーマを提示して、実際に取り組んでいきます。この授業では、学びと気付きを基礎に置いた、自由で活発な議論とその後のフィードバックが重視されます。 担当教員である小澤は、講師時代を合わせれば20年近く高校の国語教育の現場に携わりながら教材研究・文学研究を続け、授業実践に取り組んできました。これまでの経験と知見をどんどん注ぎ込みつつ、若い世代であるみなさんの言葉や文学への感性や考え方を大切にしながら、協働して、より若い世代となる未来の生徒たちのためになるような文学教育の構想の場を作ります。 特に現在の本務校では、日本近現代文学研究に基づいた必修の授業と、多様なサブカルチャーを扱う自由選択科目「SF/ファンタジー入門」の授業をこれまで受け持ってきました。毎年度、新たな試みを実践しつつありますので、まさに現在進行形の「理論と実践」を、みなさんと共有・分有できればと考えています。 ※1回分の授業につき500字程度の短文を書くように事後学習課題が出ておりますが、できれば、その4回分のコメントを次回日までにメールやBlackboard を用いて提出してください。私の方で目を通してコメントしたりして、次回授業でフィードバックしようと思います。それが難しい場合は、遅れて提出しても大丈夫ですし、最終レポートまでに間に合わせれば可とします。 |
履修条件 | 【履修条件】 国文学科の学生とそれ以外の学科の学生とに分け、授業時間の指定を行う。詳細は時間割で確認の上、受講すること。原則として指定以外の時間は、受講不可とする。国文学科以外の学科の学生はこの講義を履修できないので、もう一方の国語科教育法Ⅲを履修すること。 文学およびサブカルチャー/文学教育/教材の研究に興味のある学生であるならば、もしくは苦手だからこそ考えてみたいという意欲があるならば、誰でも参加して結構です。 ただし集中講義ですので、予習を事前に時間をかけてしっかりしておくことが大切です。4月の段階から、シラバスに書いてある事前学習を計画的にしておいてください。読むべき、視聴すべきものがたくさんあります。大体のものはインターネット上の青空文庫で読むことができたり図書館で借りることができるものですが、そうであるかどうかを自分で確認し、2冊のテキストをはじめ、自分の手許に置いておく必要があると思うものは、基本的には安価なものですので(エヴァは何かに入れば簡単に視聴できます)入手してください。 繰り返しますと、少しでも関心があれば、教員や教育関連、出版社関連、物語コンテンツ関連の仕事を目指したい人、文学やサブカルチャーやエンターテイメントを趣味とする人、文学館や社会教育に興味がある方も等しく大歓迎です。みなさんで、大いにディスカッションして、お互いに大切な発想や知見の集合知を持ち帰りましょう。 |
授業計画 | |
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1 |
新学習指導要領を丁寧に読み解釈して、「言語文化」及び「文学国語」の学びの意義と課題について考える
【事前学習】大塚英志『文学国語入門』(早めに入手しましょう)を通読し、気になった内容を1000字程度でメモしてくる(ノートでもPCでもスマホでも可) (10時間) 【事後学習】授業後、新学習指導要領を文科省HPで読み考えたことを400字程度でメモする (1時間) 【担当教員】小澤純 【授業形態】対面授業 |
2 |
芥川龍之介「羅生門」と「鼻」の教科書掲載の変遷などから、「教材価値」とは何か考える
【事前学習】芥川龍之介「羅生門」と「鼻」(ネット上の青空文庫で可)を読み、気になった内容を500字程度でメモしてくる (4時間) 【事後学習】授業後に、両教材の「教材価値」について考えたことを400字程度でメモしておく (1時間) 【担当教員】小澤純 【授業形態】対面授業 |
3 |
志賀直哉「城の埼にて」と「范の犯罪」を通して、近代の小説家という特異点について考える
【事前学習】志賀直哉「城の崎にて」と「范の犯罪」(新潮文庫『小僧の神様・城の埼にて』や岩波文庫『小僧の神様』で)を読み、気になった内容を500字程度でメモしてくる (4時間) 【事後学習】授業後に、近代の小説家という立場について考えたことを400字程度でメモしておく (1時間) 【担当教員】小澤純 【授業形態】対面授業 |
4 |
太宰治「富嶽百景」と「待つ」を通して戦争期のジェンダー・バイアスについて考える
【事前学習】太宰治「富嶽百景」と「待つ」(青空文庫で可)を読み、気になった内容を500字程度でメモしてくる (4時間) 【事後学習】授業後に、小説の語り手の性差などについて考えたことを400字程度でメモしておく (1時間) 【担当教員】小澤純 【授業形態】対面授業 |
5 |
村上春樹「鏡」の1968年と「青が消える」の1999年という時代背景からテーマの広がりを考える
【事前学習】村上春樹「鏡」(『はじめとの文学 村上春樹』『めくらやまぎと、眠る女』『村上春樹全作品 1979~1989』第5巻など)と「青が消える」(『村上春樹全作品 1990~2000』第1巻)を読み、気になった内容を500字程度でメモしてくる (4時間) 【事後学習】授業後に、村上春樹作品と時代の相関性について考えたことを400字程度でメモしておく (1時間) 【担当教員】小澤純 【授業形態】対面授業 |
6 |
川上弘美「神様」と「神様2011」から、東日本大震災の記憶とトラウマ表象について考える
【事前学習】川上弘美「神様」(中公文庫『神様』、できれば講談社『神様2011』で2作品を読み比べ)を読み、気になった内容を500字程度でメモしてくる (4時間) 【事後学習】授業後に、「神様」から「神様2011」における東日本大震災の影響について考えたことを400字程度でメモしておく (1時間) 【担当教員】小澤純 【授業形態】対面授業 |
7 |
藤野可織「アイデンティティ」からマイノリティ研究やクィア批評との連帯を考える
【事前学習】藤野可織「アイデンティティ」(講談社文庫『おはなしして子ちゃん』)を読み、気になった内容を500字程度でメモしてくる (4時間) 【事後学習】授業後に、主人公のアイデンティティの揺れについて考えたことを400字程度でメモしておく (1時間) 【担当教員】小澤純 【授業形態】対面授業 |
8 |
現代短歌とtwitter、あるいはJポップスとYOUTUBEから、創作や「書くこと」の授業を考える
【事前学習】インターネット上で検索できる現代短歌(木下龍也や斉藤斎藤など)と【公式】で無料閲覧できるYOUTUEのJポップ(宇多田ヒカルなど取り上げます)のPVを調べて気になったことを500字程度でメモしてくる (4時間) 【事後学習】授業後に、現代の短歌やJポップの言葉の目新しさと懐かしさについて考えたことを400字程度でメモしておく (1時間) 【担当教員】小澤純 【授業形態】対面授業 |
9 |
夏目漱石という近代文学の象徴――漱石山房記念館訪問を通じて社会教育(生涯教育)との接続を考える
【事前学習】土日のいずれかに漱石山房記念館を訪れ、展示や館の機能について考えたことを500字程度でメモしてくる (5時間) 【事後学習】授業後に、文学館の役割などについて考えたことを400字程度でメモしておく (1時間) 【担当教員】小澤純 【授業形態】対面授業 |
10 |
夏目漱石「こころ」の青年「私」と「奥さん」について文学研究史的に考える
【事前学習】夏目漱石『こころ』全編(青空文庫で可)を読み、石原千秋編『夏目漱石『こころ』をどう読むか』増補版(早めに入手しましょう)の、小森・石原・押野の論文を中心に読み、気になった内容を1000字程度でメモしてくる (15時間) 【事後学習】授業後に、文学研究の更新が教材に与える影響について考えたことを400字程度でメモしておく (1時間) 【担当教員】小澤純 【授業形態】対面授業 |
11 |
夏目漱石「こころ」の「K」と「乃木将軍」について政治・思想史的に考える
【事前学習】石原千秋編『夏目漱石『こころ』をどう読むか』増補版の、山崎・丸谷の対談、吉本・柄谷の講演を中心に読み、気になった内容を500字程度でメモしてくる (5時間) 【事後学習】授業後に、批評や政治思想的文脈の発掘や現在の社会情勢などが教材に与える影響について考えたことを400字程度でメモしておく (1時間) 【担当教員】小澤純 【授業形態】対面授業 |
12 |
夏目漱石「こころ」の「書くこと」の授業として、往復書簡の創作を考える
【事前学習】漱石の家族宛て書簡(岩波文庫『漱石書簡集』、『夏目漱石の手紙』)や、子規・芥川などとの往復書簡(岩波文庫『漱石・子規往復書簡集』、『芥川龍之介の手紙』、各展覧会図録)を調べ、気になった内容を500字程度でメモしておく (4時間) 【事後学習】授業後に、書簡やメールが小説に挿入される意味や創作授業の意義について考えたことを400字程度でメモしておく (1時間) 【担当教員】小澤純 【授業形態】対面授業 |
13 |
森鷗外「高瀬舟」を通して、「近・現代」及びとは何かを考え、他教科との接続を模索する
【事前学習】安楽死をめぐる記事や論考などを調べ(まずはネットで可だができれば図書館で)、気になった内容を500字程度でメモしておく (4時間) 【事後学習】授業後に、文学を通して社会問題を考えたり他教科と連携していくことの意義について考えたことを400字程度でメモしておく (1時間) 【担当教員】小澤純 【授業形態】対面授業 |
14 |
森鷗外「舞姫」を通して、「日本近代文学」及び「文学教育」とは何かを再考する
【事前学習】森鷗外「舞姫」をめぐる当時の論争や研究論文(まずはネットで可だができれば図書館で)を調べ、気になった内容を500字程度でメモしておく (4時間) 【事後学習】授業後に、日本近代文学の歴史を学び、それを国語教育に活かしていく意義について考えたことを400字程度でメモしておく (1時間) 【担当教員】小澤純 【授業形態】対面授業 |
15 |
サブカルチャーというメインカルチャーを授業で学ぶ――中島敦「山月記」と庵野秀明「新世紀エヴァンゲリオン」の接続
【事前学習】中島敦「山月記」(青空文庫で可)を読み、映画版を中心にできる限り新旧「新世紀エ/ヱヴァンゲリオ/ヲン」シリーズを視聴し考えたことを500字程度でメモしてくる(もし視聴がほぼ難しい場合は、【公式】で無料閲覧できるYOUTUBEのTV版第壱・弐話だけでも観て、後はあらすじ等をネットで確認してください) (15時間) 【事後学習】授業後に、いわゆる文学と様々なサブカルチャーやエンターテイメントを共に国語の授業で学ぶ意義について考えたことを400字程度でメモしておく (1時間) 【担当教員】小澤純 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 大塚英志 『文学国語入門 (星海社新書)』 星海社 2020年 石原千秋(責任編集) 『夏目漱石『こころ』をどう読むか 増補版』 河出書房新社 2022年 この2冊は事前に入手してどんどん読み込んでおきましょう。なお、『夏目漱石『こころ』をどう読むか』は、必ず「増補版」を入手してください。中古で旧い版を買わないこと。内容が異なります。 家にまだ高校時代の『国語便覧』がある方は授業に持ってきてください。最近の便覧は本当に優れものですので、新たに入手しても損はありません。 |
参考書 | 佐藤泉 『国語教科書の戦後史 (シリーズ言葉と社会)』 勁草書房 2006年 紅野謙介編 『どうする? どうなる? これからの「国語」教育 大学入学共通テストと新学習指導要領をめぐる12の提言』 幻戯書房 2019年 五味渕典嗣 『「国語の時間」と対話する 教室から考える』 青土社 2021年 小平麻衣子 『小説は、わかってくればおもしろい 文学研究の基本15講 』 慶應義塾大学出版会 2019年 橋本陽介 『物語論 基礎と応用 (講談社選書メチエ)』 講談社 2017年 河出書房新社編集部編 『『シン・エヴァンゲリオン』を読み解く』 河出書房新社 2021年 大塚英志 『サブカルチャー文学論 (朝日文庫)』 朝日新聞社 2007年 ※以下は、レファレンス図書として、興味のある方は図書館などで手に取ってみてください。何か発見があるかもしれません。 阿武泉編『読んでおきたい名著案内 教科書掲載作品13000』(日外アソシエーツ、2008) 日本近代文学館編『教科書と近代文学 「羅生門」「山月記」「舞姫」「こころ」の世界』(秀明大学出版会、2021) 日本近代文学館編『小説は書き直される―創作のバックヤード』(秀明大学出版会、2018) 日本近代文学館編『近代文学草稿・原稿研究事典』(八木書店、2015) 日本近代文学館編『ビジュアル資料でたどる文豪たちの東京』(勉誠出版、2020) 増山かおり『死ぬまでに一度は訪ねたい東京の文学館』(エクスナレッジ、2018) 全国文学館協議会『増補改訂版 全国文学館ガイド』(小学館、2013) 作家記念館研究会編『全国作家記念館ガイド』(山川出版社、2019) 朝霧カフカ監修『文豪聖地巡礼』(立東舎、2020) |
成績評価の方法及び基準 | レポート:4000字程度の最終レポート(全15回の授業内容のうち特に気になったことや、もしくは複数の授業内容を発展させて考えたことについて書いてもらいます)(50%)、授業参画度:授業中のディスカッション及びグループ発表及び毎回の事後学習のメモ内容(50%) 事後学習のメモについてですが、次回日までに提出してもらえると次の授業中にフィードバックができます。ただし、それが時間的・体力的に難しい場合は最終レポートに間に合うまでで大丈夫です。スケジュールがハードですから、事前学習を計画的に行い、睡眠時間は充分に取ってください。 最終レポートの締切は4日間の授業終了後、少し遅めに設定します。授業で学んだことを充分にフィードバックして書いてください。 |
オフィスアワー | 日ごとの授業終了後は、1時間程度ならいつでも対面で質問・相談を受け付けます。また、場合によってはメールやzoomでも対応する予定です。 |