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有機構造化学

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令和2年度以降入学者 有機構造化学
令和元年度以前入学者 有機化学5
教員名 早川一郎
単位数    2 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 化学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面講義として実施する.初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること.受講者への連絡はBlackboardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること.教科書を基本とし,演習問題を随時実施する.
なお,コロナ禍の対応として,あらかじめ申請・許可した者に関しては遠隔授業(オンラインまたは対面講義を録画したものを配信する予定)の受講を認める.ただし,授業内テストは対面試験を受験すること.
Blackboard ID 20231545
授業概要 ベンゼン環,自然界に存在する生体分子である炭水化物(糖),ヘテロ環化合物について,反応性や合成法について学習する.特に反応機構と立体化学について詳しく講義する.
授業のねらい・到達目標 さまざまな有機分子の反応性,反応機構に関する基礎知識を学習し,説明できるようになる.
立体化学を含め,有機化合物の命名法に関する基本についても習得し,命名できるようになる.

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています.

なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3, 4, 8 及びカリキュラムポリシーCP3, 4, 8 に対応しています.
・高度な化学知識に基づいて,自然科学に関係する諸現象を論理的・批判的に考察することができる.(A-3-3)
・さまざまな事象に潜む化学的問題を発見し,専門的化学知識に基づいてそれに対する解決策を考えることができる.(A-4-3)
・自分の実験経験を振り返り,その成果を他人に分かる形で客観的にまとめることができる.(A-8-3)
授業の形式 講義
授業の方法 受講生は対面講義を聴講し,学習すること.事前に2時間程度の時間をかけて教科書を読んで予習しておくこと.
また,毎講義ごとに指定した教科書中の練習問題・章末問題について提出する課題を出すので,次回講義日に提出すること(次回講義日の冒頭で課題の解答について講義する).
質問等はオフィスアワーで受付ける.
授業内テストを2回実施する(持ち込み不可).
履修条件 有機化学1〜4を履修していることが望ましい.
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標および授業の方法について説明する)
ベンゼンの置換基の反応性−1(第22章)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】教科書の「もくじ」,教科書1310〜1318ページを事前に読み,その概略を把握しておく. (2時間)
【事後学習】教科書「まえがき」を読み,ガイダンスでの説明と共に講義予定内容を把握する.教科書第22章の練習問題と章末問題の該当箇所を解答する. (2時間)
【授業形態】対面授業
2 ベンゼンの置換基の反応性−2(第22章)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】教科書1318〜1331ページを事前に読み,その概略を把握しておく. (2時間)
【事後学習】教科書第22章の練習問題と章末問題の該当箇所を解答する. (2時間)
【授業形態】対面授業
3 ベンゼンの置換基の反応性−3(第22章)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】教科書1331〜1347ページを事前に読み,その概略を把握しておく. (2時間)
【事後学習】教科書第22章の練習問題と章末問題の該当箇所を解答する. (2時間)
【授業形態】対面授業
4 ベンゼンの置換基の反応性−4(第22章)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】教科書1347〜1353, 1359〜1366ページを事前に読み,その概略を把握しておく. (2時間)
【事後学習】教科書第23章の練習問題と章末問題の該当箇所を解答する. (2時間)
【授業形態】対面授業
5 エステルエノラートとClaisen縮合−1(第23章)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】教科書1384〜1395ページを事前に読み,その概略を把握しておく. (2時間)
【事後学習】教科書第23章の練習問題と章末問題の該当箇所を解答する. (2時間)
【授業形態】対面授業
6 エステルエノラートとClaisen縮合−2(第23章)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】教科書1395〜1404ページを事前に読み,その概略を把握しておく. (2時間)
【事後学習】教科書第24章の練習問題と章末問題の該当箇所を解答する. (2時間)
【授業形態】対面授業
7 振り返りと到達度の確認(授業内テスト(中間テスト))
【事前学習】第1回~第6回の講義内容をを復習して理解を深めておく. (2時間)
【事後学習】中間試験を自己採点し,間違えた問題を明らかにする. (2時間)
【授業形態】対面授業
8 授業内テスト(中間テスト)の解説講義とまとめ(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】解答を誤った問題に関して,再度教科書を読み返して自力で解答をノートにまとめる. (2時間)
【事後学習】解説された内容をノートにまとめる. (2時間)
【授業形態】対面授業
9 炭水化物(自然界に存在する多官能性化合物)−1(第24章)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】教科書1426〜1439, 1442〜1444ページを事前に読み,その概略を把握しておく. (2時間)
【事後学習】教科書第24章の練習問題と章末問題の該当箇所を解答する. (2時間)
【授業形態】対面授業
10 炭水化物(自然界に存在する多官能性化合物)−2(第24章)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】教科書1444〜1448ページを事前に読み,その概略を把握しておく. (2時間)
【事後学習】教科書第24章の練習問題と章末問題の該当箇所を解答する. (2時間)
【授業形態】対面授業
11 炭水化物(自然界に存在する多官能性化合物)−3(第24章)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】教科書1448〜1451, 1458〜1461ページを事前に読み,その概略を把握しておく. (2時間)
【事後学習】教科書第25章の練習問題と章末問題の該当箇所を解答する. (2時間)
【授業形態】対面授業
12 ヘテロ環化合物(ヘテロ原子を含む環状有機化合物)−1(第25章)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】教科書1490〜1505ページを事前に読み,その概略を把握しておく. (2時間)
【事後学習】教科書第25章の練習問題と章末問題の該当箇所を復習する. (2時間)
【授業形態】対面授業
13 ヘテロ環化合物(ヘテロ原子を含む環状有機化合物)−2(第25章)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】教科書1505〜1520ページを事前に読み,その概略を把握しておく. (2時間)
【事後学習】教科書第25章の練習問題と章末問題の該当箇所を復習する. (2時間)
【授業形態】対面授業
14 振り返りと到達度の確認(授業内テスト(期末テスト))(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】第9回~第13回の講義内容をを復習して理解を深めておく. (2時間)
【事後学習】期末試験を自己採点し,間違えた問題を明らかにする. (2時間)
【授業形態】対面授業
15 授業内テスト(期末テスト)の解説講義とまとめ(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】解答を誤った問題に関して,再度教科書を読み返して自力で解答をノートにまとめる. (2時間)
【事後学習】解説された内容をノートにまとめる. (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 古賀憲司,野依良治,村橋俊一監訳  『ボルハルト・ショアー 現代有機化学(下)』 化学同人 2019年 第8版
大嶌幸一郎,小田嶋和徳,小松満男,戸部義人 訳 『ボルハルト・ショアー 現代有機化学  問題の解き方』 化学同人 2019年 第8版
参考書 古賀憲司,野依良治,村橋俊一 監訳 『ボルハルト・ショアー  現代有機化学(上) 』 化学同人 2019年 第8版
成績評価の方法及び基準 レポート:毎回の課題の解答状況(5%)、授業内テスト:中間,および学期末に行う到達度確認テスト(90%)、授業参画度:毎回の課題の提出状況で評価します(5%)
遠隔講義受講者も,授業内テストは対面で受験し,その結果で評価する.
オフィスアワー 講義に関する質問は講義終了後に受け付けます.
なお,遠隔講義受講者はZoomにて対応します.
備考 シラバスの内容は感染状況により変更することがあります.

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