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令和2年度以降入学者 | 特別研究2 | ||||
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教員名 | 井上みずき | ||||
単位数 | 4 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 生命科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業(実験・研究)を行う。 Slackを利用し、Bbは使用しない。 |
Blackboard ID | 20234458 |
授業概要 | 生態学の研究に自ら取り組むことにより,実践的な課題探究能力・問題解決能力を身につける。世界における現在の研究動向を学び,新たな研究課題を見出し,それに取り組むことで,生命科学に新たな知識をもたらすことを目指す。最終的に,研究発表および論文の形にまとめ,新たに得た情報・知識を世界に発信する能力を身につける。野外調査・実験が行えない場合は既存データを利用し解析により課題探求を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 野外調査や実験的手法を用いて生物及びそれを含む生態系を調べることにより、科学的な研究の進め方を学び、問題解決能力を身につける。解決した問題について研究論文の形にまとめることができる。 その際、英語で書かれた論文を理解し、正しく引用できる。 この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーDP1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8およびカリキュラムポリシーCP1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8に対応している。 ・学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観を科学技術が直面する倫理的課題に適切に適用することができる(DP1-4)。 ・世界の歴史,経済,文化,政治などの背景を理解し,国際社会が直面している問題に対し科学の視点からその解決策を提案できる (DP2-4)。 ・物事を既存の知識にとらわれることなく,科学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し,その本質を捉えた上で他者に説明することができる(DP3-4)。 ・日常生活における現象に潜む科学的問題を見出し,専門的知識に基づいて,独自性をもって解決することができる(DP4-4)。 ・与えられたどのような問題に対してもあきらめず,仲間と共にそれを解決するための必要な情報を収集・分析して考察することができる(DP5-4)。 ・本学のスケールメリットを生かし,さまざまな人々とコミュニケーションを取り,専門的知識について議論することができる(DP6-4)。 ・様々な集団活動において積極的にリーダーシップおよび指揮力を発揮し,他者と協働して作業に取り組むことができる(DP7-4)。 ・学修状況に関する自己分析の他,他者からの評価も謙虚に受け止め,今後の学修活動に生かすことができる(DP8-4)。 各回の授業・事前学習・事後学習を通して,日本大学教育憲章にある以下の能力を身につけることを目標とする。 A-1 (DP1・CP1): 豊かな知識・教養に基づく高い倫理観 A-2 (DP2・CP2): 世界の現状を理解し,説明する力 A-3 (DP3・CP3): 論理的・批判的思考力 A-4 (DP4・CP4): 問題発見・解決力 A-5 (DP5・CP5): 挑戦力 A-6 (DP6・CP6): コミュニケーション力 A-7 (DP7・CP7): リーダーシップ・協働力 A-8 (DP8・CP8): 省察力 |
授業の形式 | 卒業論文・研究 |
授業の方法 | 授業開講時間において対面でセミナー(論文ゼミ,研究ゼミ)や実験を行う。授業開講時間以外に,セミナーの準備として自身の研究課題に関連する分野の世界的状況を深く学ぶ。授業開講時間以外は,slackなどを用いて担当教員と質疑応答を行う。論文ゼミでは,当分野の最新の論文を読みこなし,研究室のメンバーに対して発表する。研究ゼミでは,本人の研究の進捗状況を説明し,議論する。これらのセミナーでは,各回の決められた担当者が発表する。他の者は,議論に参加する。 指定されている授業開講時間以外の時間で,実際の研究活動を行う。この研究活動が本質的なものであり,授業開講時間で行う内容の補助ではないことに注意されたい。年度末には1年間の研究成果をまとめて研究発表を行い,論文を作成する。 |
授業計画 | |
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1 |
PCR実験を行う (A-5)
【事前学習】実験に必要な資料や器具の準備をする (5時間) 【事後学習】実験結果をまとめておく (4時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
シーケンサーを利用する (A-5)
【事前学習】実験に必要な資料や器具の準備をする (5時間) 【事後学習】実験結果をまとめておく (4時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
配列結果を解析する (A-4)
【事前学習】必要なソフトをインストールしておく (5時間) 【事後学習】アドバイスをもとに修正する (4時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
紹介論文決定 (A-2)
【事前学習】自分の研究テーマに関連した論文を探査し、候補を選んでおく (5時間) 【事後学習】選んだ論文について熟読する (4時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
論文紹介準備 (A-1)
【事前学習】選んだ論文について、理解できない箇所をまとめておく (5時間) 【事後学習】論文の内容の理解を深めておく (4時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
論文紹介 (A-6)
【事前学習】紹介する論文の発表資料を作成しておく (5時間) 【事後学習】紹介した論文の討論に対してわからなかった箇所を明らかにしておく (4時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
データ解析:検定 (A-3, A-4)
【事前学習】必要なソフトをインストールしておく (5時間) 【事後学習】統計処理しやすいデータフォーマットを作成する (4時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
データ解析:モデル化 (A-4)
【事前学習】統計処理しやすいデータフォーマットを作成する (5時間) 【事後学習】教員からのアドバイスをもとに統計結果をまとめる (4時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
研究室における発表および討論 (A-6)
【事前学習】発表資料を作成しておく (5時間) 【事後学習】発表資料へのアドバイスをもとに資料を修正する (4時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
卒業論文発表要旨作成 (A-8)
【事前学習】発表要旨を作成する (5時間) 【事後学習】発表要旨へのアドバイスをもとに要旨を修正する (4時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
卒業研究発表準備 (A-4)
【事前学習】発表資料を作成しておく (5時間) 【事後学習】発表資料へのアドバイスをもとに資料を修正する (4時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
卒業研究発表 (A-6)
【事前学習】発表資料を完成させ、発表の準備をしておく (5時間) 【事後学習】発表の際に受けたコメントの内容を卒業論文に反映させる (4時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
論文構成を練る (A-2)
【事前学習】論文構成の目次を作成する (5時間) 【事後学習】教員からのアドバイスをもとに修正する (4時間) 【担当教員】教員からのアドバイスをもとに修正する 【授業形態】対面授業 |
14 |
論文を執筆する (A-5)
【事前学習】論文構成を意識した段落構成を考える (5時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
論文を修正する (A-8)
【事前学習】引用文献を含めて論文を執筆する (5時間) 【事後学習】教員からのアドバイスをもとに修正する (4時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用せず。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:普段の研究活動およびセミナーに対する姿勢を評価する(70%)、研究発表や論文において研究内容に対する理解と考察を評価する(30%) ・「授業参画度」として普段の研究活動およびセミナーに対する姿勢を評価する。既存の知見を学ぶ姿勢(A-1),世界的な動向を学び,取り入れる姿勢(A-2),実験結果から情報を読み取る姿勢(A-3),問題を解決する姿勢(A-4),新たな実験に挑戦する姿勢(A-5),研究室内外のメンバーと議論しながら(A-6)協働して研究をすすめる姿勢(A-7),他者からのコメントを研究に反映させる姿勢(A-8)を評価する。 ・「研究発表および卒業論文」において,研究内容に対する理解と考察を評価する。当該研究分野の学んだ知識(A-1),世界的な動向の把握力(A-2),研究で解明しようとする内容の理解(A-4),実験結果の読み取り(A-3),新規な研究に対する挑戦(A-5),研究内容・成果の発信力(A-6),受けたコメントに対する対応(A-8)を評価する。 ・究極的には研究成果を重視する。しかしながら,新規な研究は必ずしも一朝一夕に進むものではない。そこで,上記のように研究活動やセミナーに対する取り組みを総合的に評価する。 |
オフィスアワー | Slack上 |
備考 | 上記「授業計画」に示している内容は,半年間で実施する内容の全体像を示したものである。必ずしも各週の授業開講時間に行う内容を示しているわけではない。「授業方法」で述べているように,授業開講時間にはもっぱらセミナーを行い,それ以外の時間で研究活動を行うので注意すること。9月卒業の対象者は「特別研究1」と「特別研究2」の内容を入れ替える |