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特別研究1

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令和2年度以降入学者 特別研究1
教員名 茶圓茂
単位数    4 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 生命科学科
学期 前期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業
Blackboard ID 20231504
授業概要 生体分子モーターの研究に自ら取り組むことにより,実践的な課題探究能力・問題解決能力を身につける。世界における現在の研究動向を学び,新たな研究課題を見出し,それに取り組むことで,生命科学に新たな知識をもたらすことを目指す。最終的に,研究発表および論文の形にまとめ,新たに得た情報・知識を世界に発信する能力を身につける。
授業のねらい・到達目標 最終的に学士(理学)にふさわしい知識と能力を身につける。
<知識・技能>
・世界における現在の研究動向を探査し,新たな研究課題を見出す課題探究能力を身につける。
・構築した研究課題に取り組むことで,実践的な問題解説能力を身につける。
・英語で書かれた論文を十分に理解することができる。
・新たに得た情報・知識をプレゼンテーションの形で発信することができる。
・新たに得た情報・知識を論文の形にまとめ,世の中に発信することができる。

<能力>
この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーDP1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8に対応している。
・学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観を科学技術が直面する倫理的課題に適切に適用することができる(DP1-4)。
・世界の歴史,経済,文化,政治などの背景を理解し,国際社会が直面している問題に対し科学の視点からその解決策を提案できる(DP2-4)。
・物事を既存の知識にとらわれることなく,科学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し,その本質を捉えた上で他者に説明することができる(DP3-4)。
・日常生活における現象に潜む科学的問題を見出し,専門的知識に基づいて,独自性をもって解決することができる(DP4-4)。
・与えられたどのような問題に対してもあきらめず,仲間と共にそれを解決するための必要な情報を収集・分析して考察することができる(DP5-4)。
・本学のスケールメリットを生かし,さまざまな人々とコミュニケーションを取り,専門的知識について議論することができる(DP6-4)。
・様々な集団活動において積極的にリーダーシップおよび指揮力を発揮し,他者と協働して作業に取り組むことができる(DP7-4)。

各回の授業・事前学習・事後学習を通して,日本大学教育憲章にある以下の能力を身につけることを目標とする。
A-1(DP1・CP1):豊かな知識・教養に基づく高い倫理観
A-3 (DP3・CP3): 論理的・批判的思考力
A-4 (DP4・CP4): 問題発見・解決力
A-5(DP5・CP5):挑戦力
A-6(DP6・CP6):コミュニケーション力
A-7(DP7・CP7):リーダーシップ・協働力
A-8(DP8・CP8):省察力
授業の形式 実験、研究、ゼミ
授業の方法 授業の形式:
授業実施日にセミナー(論文ゼミ、研究ゼミ)を行う。論文ゼミでは,当分野の最新の論文を読みこなし,研究室のメンバーに対して発表する。指定されている授業開講時間以外の時間で,実際の研究活動(対面授業)を行う。この研究活動が本質的なものであり,授業開講時間で行う内容の補助ではないことに注意されたい。前期末にはそれまでの研究成果をまとめて研究発表(中間発表)を行う。

対面授業に参加できない場合には以下のようにする。
(1)学期を通じて参加できない場合(日本に入国できない留学生など)
・履修登録時に担当教員に連絡し,許可を得る。
・Blackboardを通じてオンデマンド型授業を受講する。受講方法(課題提出方法を含む)は
該当者がいた場合に,Blackboardを通じて連絡する。
(2)感染症に罹患するなどで一時的に対面授業に参加できない場合
・出来るだけ早く担当教員に連絡する。
・当該授業の内容は, Blackboardを通じてオンデマンド型授業を受講する。受講方法(課
題提出方法を含む)は該当者がいた場合に,Blackboardを通じて連絡する。
・成績評価にかかる「授業内試験」は,他の受講者とともに受験する。
履修条件 学部要覧に記された履修条件を確認すること。
授業計画
1 ガイダンス,『研究課題の検討 1 』研究課題について,担当教員と検討する。
【事前学習】当該研究室の卒業生や発表論文を参考に当該分野についてよく学び(A-1),世界における研究動向も把握する(A-2)。そのうえで自分が取り組むべき研究課題を見出しておく(A-4)。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究課題を再検討する(A-8) (4時間)
【授業形態】対面授業
2 『研究課題の検討 2 』
研究課題について,担当教員と検討する。
【事前学習】当該研究室の卒業生や発表論文を参考に当該分野についてよく学び(A-1),世界における研究動向も把握する(A-2)。そのうえで自分が取り組むべき研究課題を見出しておく(A-4)。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究方法を調べる(A-8)。 (4時間)
【授業形態】対面授業
3 『論文ゼミ 1 』
国際的な科学誌に近年発表された関連分野の論文を熟読して内容を十分に理解し,その内容を研究室のメンバーに紹介する。発表された研究内容を的確に他者に伝え(A-6),質疑応答を通して発表内容に対するコメントを受け止め,討論する(A-8)ことが望まれる。
【事前学習】新しく国際誌に発表された関連分野の論文を探査し,熟読することで当該分野の世界的な状況を把握し(A-2),示されている実験データと著者らが述べている結論との整合性を吟味し(A-3),場合によっては問題点を見出す(A-4)。そしてそれらの内容を他者に的確に伝えられる資料を用意する(A-6)。,自身の研究内容とその意義を十分に把握し(A-4),それを他者に的確に伝えられる資料を用意する(A-6)。 (5時間)
【事後学習】紹介した論文の討論に対して,分からなかった箇所があれば当該論文あるいは過去の論文を調査し(A-8),回答を得ておく。 (4時間) (4時間)
【授業形態】対面授業
4 『論文ゼミ 2 』
国際的な科学誌に近年発表された関連分野の論文を熟読して内容を十分に理解し,その内容を研究室のメンバーに紹介する。発表された研究内容を的確に他者に伝え(A-6),質疑応答を通して発表内容に対するコメントを受け止め,討論する(A-8)ことが望まれる。
【事前学習】新しく国際誌に発表された関連分野の論文を探査し,熟読することで当該分野の世界的な状況を把握し(A-2),示されている実験データと著者らが述べている結論との整合性を吟味し(A-3),場合によっては問題点を見出す(A-4)。そしてそれらの内容を他者に的確に伝えられる資料を用意する(A-6)。,自身の研究内容とその意義を十分に把握し(A-4),それを他者に的確に伝えられる資料を用意する(A-6)。 (5時間)
【事後学習】紹介した論文の討論に対して,分からなかった箇所があれば当該論文あるいは過去の論文を調査し(A-8),回答を得ておく。 (4時間) (4時間)
【授業形態】対面授業
5 『実験技法の学習 1 』
(実際の内容は各人の研究課題によって異なる)
研究内容について担当教員とともに実験方法を検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学ぶ(A-5)。
【事前学習】自身の研究課題について研究を調べる。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに実験方法を再検討し(A-8),研究を進める。 (4時間)
【授業形態】対面授業
6 『実験技法の学習 2 』
(実際の内容は各人の研究課題によって異なる)
研究内容について担当教員とともに実験方法を検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学ぶ(A-5)。
【事前学習】自身の研究課題について研究を調べる。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに実験方法を再検討し(A-8),研究を進める。 (4時間)
【授業形態】対面授業
7 『論文ゼミ 3 』
国際的な科学誌に近年発表された関連分野の論文を熟読して内容を十分に理解し,その内容を研究室のメンバーに紹介する。発表された研究内容を的確に他者に伝え(A-6),質疑応答を通して発表内容に対するコメントを受け止め,討論する(A-8)ことが望まれる。
【事前学習】新しく国際誌に発表された関連分野の論文を探査し,熟読することで当該分野の世界的な状況を把握し(A-2),示されている実験データと著者らが述べている結論との整合性を吟味し(A-3),場合によっては問題点を見出す(A-4)。そしてそれらの内容を他者に的確に伝えられる資料を用意する(A-6)。,自身の研究内容とその意義を十分に把握し(A-4),それを他者に的確に伝えられる資料を用意する(A-6)。 (5時間)
【事後学習】紹介した論文の討論に対して,分からなかった箇所があれば当該論文あるいは過去の論文を調査し(A-8),回答を得ておく。 (4時間)
【授業形態】対面授業
8 実験技法の学習 3 』
(実際の内容は各人の研究課題によって異なる)
研究内容について担当教員とともに実験方法を検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学ぶ(A-5)
【事前学習】自身の研究課題について研究を調べる。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに実験方法を再検討し(A-8),研究を進める。 (4時間)
【授業形態】対面授業
9 『実験技法の学習 4 』
(実際の内容は各人の研究課題によって異なる)
研究内容について担当教員とともに実験方法を検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学ぶ(A-5)。
【事前学習】自身の研究課題について研究を調べる。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに実験方法を再検討し(A-8),研究を進める。 (4時間)
【授業形態】対面授業
10 『実験技法の学習 5 』
(実際の内容は各人の研究課題によって異なる)
研究内容について担当教員とともに実験方法を検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学ぶ(A-5)。
【事前学習】自身の研究課題について研究を調べる。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに実験方法を再検討し(A-8),研究を進める。 (4時間)
【担当教員】担当教員から受けた指摘をもとに実験方法を再検討し(A-8),研究を進める。
【授業形態】対面授業
11 『実験技法の学習 6 』
(実際の内容は各人の研究課題によって異なる)
研究内容について担当教員とともに実験方法を検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学ぶ(A-5)。
【事前学習】自身の研究課題について研究を調べる。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに実験方法を再検討し(A-8),研究を進める。 (4時間)
【授業形態】対面授業
12 『実験技法の学習 7』
(実際の内容は各人の研究課題によって異なる)
研究内容について担当教員とともに実験方法を検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学ぶ(A-5)。
【事前学習】自身の研究課題について研究を調べる。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに実験方法を再検討し(A-8),研究を進める。 (4時間)
【授業形態】対面授業
13 『特別研究発表会の準備』
「特別研究発表会」に向けて,発表内容と構成を検討する。必要に応じて研究室のメンバーに対して発表練習を行い,アドバイスをもらう。
【事前学習】発表資料を完成させておく。発表練習におけるアドバイスや質疑に対して,調べる内容があれば調べておく。 (5時間)
【事後学習】発表に対するコメントを受け止め,卒業論文の作成に活かす(A-8)。 (4時間)
【授業形態】対面授業
14 『特別研究発表会』
本科目の集大成として,研究成果を発表する。自身の研究内容を的確に他者に伝え(A-6),質疑応答を通して発表内容に対するコメントを受け止め,議論する(A-8)ことが望まれる。
【事前学習】発表資料を完成させておく。発表練習におけるアドバイスや質疑に対して,調べる内容があれば調べておく。 (5時間)
【事後学習】発表に対するコメントを受け止め,卒業論文の作成に活かす(A-8)。 (4時間)
【授業形態】対面授業
15 『卒業論文の作成』
本科目の集大成として研究成果を「卒業論文」にまとめる。
【事前学習】自身が行なった研究内容について改めて学び(A-1),当該分野の世界における研究動向も調査する(A-2)。また,得られた実験結果から客観的に情報を読み取って考察し(A-3),その内容踏まえて将来的に検討すべき研究課題を見出す(A-4)。そして,それらの内容を社会に的確に伝えられる論文を作成する(A-6)。 (5時間)
【事後学習】提出した論文に対する担当教員からのコメントを参考にして,論文を修正し(A-8),再提出する。 (4時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業参画度(50%)、研究発表および卒業論文(50%)
・既存の知見を学ぶ姿勢(A-1),世界的な動向を学び,取り入れる姿勢(A-2),研究室内外のメンバーと議論する姿勢(A-7),他者からのコメントに応答する姿勢を評価する。
・「研究発表および卒業論文」において,研究内容に対する理解と考察を評価する。当該研究分野の学んだ知識(A-1),世界的な動向の把握力(A-2),研究で解明しようとする内容の理解(A-4),実験結果の読み取り(A-3),新規な研究に対する挑戦(A-5),研究内容・成果の発信力(A-6),受けたコメントに対する対応(A-8)を評価する。
オフィスアワー メールやBlackboardを用いて質疑応答を行います。
備考 9月卒業の対象者は「特別研究1」と「特別研究2」の内容を
 入れ替える。

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