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令和2年度以降入学者 | 生命科学実験2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 生命科学実験2 | ||||
教員名 | 安原徳子 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 生命科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業(対面実験など)を行う。 |
Blackboard ID | 20234448:2023生命科学実験2(安原徳子・後・火3,4) |
授業概要 | 動物細胞を用いた細胞生物学実験の基本技術を習得するとともに、細胞分化誘導実験を体験する。 |
授業のねらい・到達目標 | 一般的な動物培養細胞(ヒトがん細胞)の扱い方を学ぶ。前半では、動物培養細胞への導入遺伝子の発現観察と、内在性タンパク質の検出を行う。アポトーシス細胞の観察も同時に行う。後半では、マウスES細胞(胚性幹細胞)の分化誘導法を学ぶ。学習する技術は、細胞培養、細胞形態観察、免疫沈降、ウエスタンブロット、免疫染色、分化誘導、細胞染色(核染色、分化細胞の検出)である。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP1,3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP1,3,4,5,6,7,8に対応している。学修から得られた豊かな知 識と教養、および自己の倫 理観に基づいて、科学技術 が直面する倫理的課題を 説明することができる(DP1-3)。物事を既存の知識にとらわ れることなく、科学的根拠に 基づいて論理的・批判的に 考察し、説明することがで きる(DP3-3)。日常生活における現象に 潜む科学的問題を見出し、 専門的知識に基づいて解 決策を提案できる(DP4-3)。新しい問題に取り組む意識 を持ち、そのために必要な 情報を収集し、それを分析 して理解することができる(DP5-3)。さまざまな人々とコミュニ ケーションを取り、専門的 知識について議論すること ができる(DP6-3)。学修活動において積極的 にリーダーシップおよび指 揮力を発揮し、他者と協働 して作業に取り組むことが できる(DP7-3)。学修状況を自己分析し、そ の成果を評価することがで きる(DP8-3)。 各回の授業、事前学習、事後学習を通し、以下が身につく。 A-1(DP1・CP1)豊かな知識・教養に基づく高い倫理観 A-3(DP3・CP3)論理的・批判的思考力 A-4(DP4・CP4)問題発見・解決力 A-5(DP5・CP5)挑戦力 A-6(DP6・CP6)コミュニケーション力 A-7(DP7・CP7)リーダーシップ・協働力 A-8(DP8・CP8)省察力 |
授業の形式 | 講義、実験 |
授業の方法 | 授業の形式: 各回、実験の説明を聴き、実験を行い、得られた結果について考察する。4~5人のグループに分かれ、講義内で課された出される課題に取り組み、レポート提出を行う。ノート、レポートはて提出後に採点し、必要に応じてBlackboardのコメント欄にて指導する。複数の教員が担当する。オンデマンドの場合はBlackboardにて予定や受講方法を連絡する。 対⾯授業に参加できない場合,以下の要件を満たす学⽣はオンデマンドでの受講を認める。 (1)オンデマンドでの受講を認める要件︓⽇本に⼊国できない留学⽣,遠⽅に居住している学⽣ (2)対⾯授業に参加できない場合︓オンデマンドで受講し,Blackboard に配信する課題を提出する。 オンデマンド講義の受講期間および課題等の受講・提出期日は1週間とする。 本授業の前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。事前学習では講義内容について、用語の意味など基礎知識を予習し、興味を持った事項をまとめておくこと。事後学習では講義内容を毎回復習し、理解を深めること。さらに、2回目以降は前回の資料やノートを見直して授業に臨むこと。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:実験についての全般的注意
【事前学習】シラバスを見て全体計画を理解しておく。 (2時間) 【事後学習】実験の注意事項を復習する。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
細胞培養1:培養液の調整、凍結保存細胞の解凍と細胞の観察 これによりA-1、5~7が身につく。 【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間) 【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
細胞培養2:細胞の継代、細胞の凍結保存 これによりA-1、5~7が身につく。 【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間) 【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
細胞生物学実験1: GFP発現細胞の観察と細胞核染色、導入遺伝子の推測 これによりA-1、5~7が身につく。 【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間) 【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
細胞生物学実験2:細胞の回収とGFP融合タンパク質免疫沈降前半 これによりA-1、5~7が身につく。 【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間) 【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
細胞生物学実験3:免疫沈降後半 これによりA-1、5~7が身につく。 【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間) 【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
細胞生物学実験4:免疫沈降産物のウエスタンブロット前半 これによりA-1、5~7が身につく。 【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間) 【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
細胞生物学実験5:ウエスタンブロット後半、免疫沈降の評価 これによりA-1、5~7が身につく。 【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間) 【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
細胞生物学実験6:免疫染色(核膜、ミトコンドリア、細胞骨格など予定) これによりA-1、5~7が身につく。 【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間) 【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
成果発表会(各班の発表と質疑応答,総合討論)オンラインにより行う。 これによりA-3,4,8が身につく。 【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間) 【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
11 |
レポート作成のガイダンス。 これによりA-3,4,8が身につく。 【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間) 【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
細胞分化誘導1:成果発表に向けた準備 これによりA-1、5~7が身につく。 【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間) 【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
細胞分化誘導2: ES細胞の分化誘導細胞観察、分化細胞の検出(アルカリフォスファターゼ染色)。レポート提出に向けた準備。 これによりA-1、5~7が身につく。レ 【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間) 【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
総括1(実験全体について配布資料などを用いて復習,質疑応答。レポート提出) これによりA-3,4,8が身につく。 【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間) 【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
総括2(実験全体についての解説やレポート評価を行い,実験内容の理解を深める)。 これによりA-3,4,8が身につく。 【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間) 【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(40%)、授業参画度(30%) 全ての実験について、毎回実施した内容をノートに記録し、実験終了後に提出する。成果発表はグループ単位で行い、プレゼンテーションで用いたスライドをグループごとに提出する。実験レポートは各自作成する。これら提出物と実験および発表に取り組む姿勢を評価する。 |
オフィスアワー | 授業終了後 |