検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 数学研究1 | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和元年度以前入学者 | 数学研究1 | ||||
教員名 | 山崎浩二 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 数学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
---|---|
授業の形態 | 対面授業 |
Blackboard ID | 20231370 |
授業概要 | 卒業研究として,3年次に学んだ内容に基づき,数学教育学に関する知識をより深める。 ・教科書の輪読を通して,数学教育学を学修する。数学教育学の学修から、自身の数学的に考える力を身に付けるとともに、児童・生徒の数学的に考える力を育むための指導の在り方について実践的な知識と能力を身につける。 ・卒業論文のテーマについて、先行研究、授業研究を行い、教育研究の基礎的なスキルを身に付ける。また、協働的な視座からコミュニケーションとプレゼンテーションのスキルを身に付ける。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> ・数学教育学の基礎的内容を理解する。 ・教科書等の内容を考察し,授業設計ができる専門の内容を分かりやすく発表することができる。 ・ゼミに積極的に参加し、他者とのコミュニケーション能力を身に付ける。 ・教育実習での活動等もふまえ、主体的に学ぶことの重要性を学び、研究テーマを自ら設定する。 <到達目標> ・数学教育学の基礎的内容を考察し説明できる。 ・教科書等の内容を基に,授業設計するとともに分かりやすく発表することができる。 ・ゼミに積極的に参加し、他者とのコミュニケーション能力を身に付けることができる。 ・主体的に研究テーマを設定し、説明することができる。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP1, DP3, DP4, DP6 及びカリキュラムポリシーCP7, CP9に対応しています。 なお,新カリキュラム(令和2年度以降入学者対象)では,この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシー DP1~8 及びカリキュラムポリシー CP1~8に対応しています。 <日本大学教育憲章との関係> ・学修から得られた豊かな知識と教養、及び、自己の倫理感に基づいて、数理科学の役割を説明することができる(A-1-2)。 ・現代社会における数理科学の役割を理解し、そのことを踏まえて、国際社会が直面している問題を説明することができる(A-2-2)。 ・自らが獲得してきた数理科学的知識を基礎とし、その上で既存の知識にとらわれることなく、数理科学的根拠に基づいて論理的に考察することができる(A-3-3)。 ・日常生活における現象に潜む数理科学的問題を発見し、専門的知識に基づいて解決案を作成できる(A-4-3)。 ・新しい問題に取り組むために、必要な情報を収集し、それを数理科学的に分析して用いることができる(A-5-3)。 ・多種多様な背景を持つ人々の説明の趣旨を理解し、数理科学の専門的知識と魅力を分かりやすく提供することができる(A-6-4)。 ・学修活動において、専門的知識を活かしつつ、自分の役割分担を理解し、他者と協働して作業をすることができる(A-7-3)。 ・学修活動に関する自己分析の他、他者からの評価を謙虚に受け止め、今後の学修活動に生かすことができる(A-8-4)。 |
授業の形式 | ゼミ、卒業論文・研究 |
授業の方法 | 原則としてゼミナール形式で対面で行う。また、必要に応じて小・中・高等学校で授業研究を行うこともあり、その際にも対面にて行う。 レポートについては添削して指導することでフィードバックされる。 本授業は対面授業で行なうが、止むを得ぬ事由において Zoom での参加を希望する場合は【理由書】を提出し担当教員の許可を得ること。 ただし、コミュニケーションの必要性から,原則として,ビデオをオンにした状態で参加すること。 |
履修条件 | 数学科の内規をみたしていること。対象者はゼミに所属するものに限る。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
オリエンテーション(卒業研究についての目的や意義について理解する)
【事前学習】卒業研究における自分の問題意識,課題意識を整理すること。 (2時間) 【事後学習】先輩たちの卒業研究や指導案を調査し、まとめておくこと(A-1)。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
授業研究:数学教育学の実践研究として、指導案を作成し、中学校数学(代数領域)の模擬授業を行う。
【事前学習】授業範囲を選択し、指導案を作成し、授業準備すること。 (2時間) 【事後学習】第2回(模擬授業)内容のノートを整理し、第3回までに省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
授業研究:数学教育学の実践研究として、指導案を作成し、中学校数学(幾何領域)の模擬授業を行う。
【事前学習】授業範囲を選択し、指導案を作成し、授業準備すること。 (2時間) 【事後学習】第3回(模擬授業)内容のノートを整理し、第4回までに省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
授業研究:数学教育学の実践研究として、指導案を作成し、中学校数学(関数領域)の模擬授業を行う。
【事前学習】授業範囲を選択し、指導案を作成し、授業準備すること。 (2時間) 【事後学習】第4回(模擬授業)内容のノートを整理し、第5回までに省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
授業研究:数学教育学の実践研究として、指導案を作成し、高等学校数学(代数領域)の模擬授業を行う。
【事前学習】授業範囲を選択し、指導案を作成し、授業準備すること。 (2時間) 【事後学習】第5回(模擬授業)内容のノートを整理し、第6回までに省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
授業研究:数学教育学の実践研究として、指導案を作成し、高等学校数学(幾何領域)の模擬授業を行う。
【事前学習】授業範囲を選択し、指導案を作成し、授業準備すること。 (2時間) 【事後学習】第6回(模擬授業)内容のノートを整理し、第7回までに省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
授業研究:数学教育学の実践研究として、指導案を作成し、高等学校数学(関数領域)の模擬授業を行う。
【事前学習】授業範囲を選択し、指導案を作成し、授業準備すること。 (2時間) 【事後学習】第7回(模擬授業)内容のノートを整理し、第8回までに省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
前半のふりかえり:これまでの発表内容を基にして,ゼミで課題を探求する(A-6,7,8)。
【事前学習】授業範囲を選択し、指導案を作成し、授業準備すること。 (2時間) 【事後学習】ふりかえりで得られた課題を整理し、第9回までにその課題を省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
課題学習:発表者が、数学教育学(主に中学数学)に関して、課題を設定し、自ら学修し発表する。
【事前学習】授業研究を通して自ら課題を設定し学修を進めておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表者が述べた内容をノートに整理し、第10回までにその課題を省察・改善すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
課題学習:発表者が、数学教育学(主に高等学校数学)に関して、課題を設定し、自ら学修し発表する。
【事前学習】授業研究を通して自ら課題を設定し学修を進めておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表者が述べた内容をノートに整理し、第11回までにその課題を省察・改善すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
課題学習:発表者が、数学教育学(主に数学科教員養成論)に関して、課題を設定し、自ら学修し発表する。
【事前学習】授業研究を通して自ら課題を設定し学修を進めておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表者が述べた内容をノートに整理し、第12回までにその課題を省察・改善すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
課題学習:発表者が、幾何学(主に位相幾何学)に関して、課題を設定し、自ら学修し発表する。
【事前学習】授業研究を通して自ら課題を設定し学修を進めておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表者が述べた内容をノートに整理し、第13回までにその課題を省察・改善すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
課題学習:発表者が、離散数学に関して、課題を設定し、自ら学修し発表する。
【事前学習】授業研究を通して自ら課題を設定し学修を進めておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表者が述べた内容をノートに整理し、第14回までにその課題を省察・改善すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
後半のふりかえり:(発表者の内容を基にして,ゼミで課題を探求すること)(A-6,7,8)
【事前学習】第9~13回の発表内容を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】これまでの授業での内容を整理し,その課題改善のために自らの考えをまとめておくこと。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
総括とまとめ。 また,最近の数学教育学の研究成果との関連を紹介したり,社会的役割を説明したりすること(グループ学習)(A-2,6,7)。 【事前学習】これまで学修し発表した課題研究について,再度,調査を行い,再考しておくこと。 (2時間) 【事後学習】話し合った内容を踏まえて、後期の卒業研究に向けて学修を進めること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 3年次に使用していた「考えさせる授業」を継続します。 |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業参画度(70%) <授業参画度> ・・・ 70% ・授業内での発表、活動、討議等の内容を通して,数学教育学の基礎的内容を理解するとともに,教科書等の内容を考察し,その授業を設計し分かりやすく発表することができるかを評価する。 ・ゼミに積極的に参加し、授業内での発表、活動、討議等の内容を通して,他者とのコミュニケーション能力を身に付けているかを評価する。 ・教育実習での活動等もふまえ、主体的に学ぶことの重要性を学び、研究テーマを自ら設定できる。 (セミナー内での発表については、その「準備状況,分かりやすさ,内容の正確さ」、「セミナー内での質問の頻度や的確さ」、事後学習(ノート作成)の正確さ,工夫度合いなどについても評価する) <レポート> ・・・ 30% ・研究テーマを設定し、自らのテーマに対して主体的に関わり、提案・説明しようとしているかを評価する。 (レポートは議論の正確さと学修内容の理解度などについても評価し、必要に応じてフィードバックし再評価する) 遠隔参加でも対面参加と同様に評価する。 能力(A-1)から(A-8)の習熟度については、別途配布のチェック項目により評価する。 |
オフィスアワー | ・原則的にe-mailにてお願いします。来室の際には、事前に連絡をいただけると助かります。 |