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フィールド調査法

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令和2年度以降入学者 フィールド調査法
教員名 安井真也
単位数    2 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 地球科学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
授業の形態 野外実習および関連する諸分析と結果のまとめ
Blackboard ID 20234250
授業概要 野外実習や関連する室内実習により観察やデータ取得・解析などを行い、地球科学科の諸分野のフィールド調査法について実践的に学ぶ
授業のねらい・到達目標 ●授業のねらい
地球科学はフィールド(野外)に出かけて調査し、フィールドから得られるデータや採取した試料等を用いた分析・解析などにより、地球の様々な現象やそのメカニズムを解明することを特徴の一つとする。地球科学科の分野(大気水圏および固体地球)ではその調査・研究手法は多様である。この授業では、災害気象学、応用気象気候学、環境地球化学、水環境学、環境地質学、地質工学、進化古生物学、岩石学、火山地質学、および地球物理学の視点から、地球科学的な現象をとらえるための基礎的な方法論を学び、基礎知識や技術を実際の調査・観察・観測・実験・分析等の実習を通して体験的かつ実践的に習得する。

●学習を行う上での到達目標
地球科学科の分野(大気水圏および固体地球)における、災害気象学、応用気象気候学、環境地球化学、水環境学、環境地質学、地質工学、進化古生物学、岩石学、火山地質学、および地球物理学の扱う内容に関して、
(1)各分野の調査法で適用する手法についての基本的な説明ができる。(1-13)
(2)各分野の調査法での実習内容について適切に説明できる。(7,13)
(3)各分野の調査法の実習内容のレポートが適切に作成できる。(14,15)

※括弧内の数字は授業計画内の講義番号

●学科プログラム(JABEE認定プログラムを含む)の学習・教育到達目標「(F)地球科学の専門技術を習得する」(1-15)に寄与する。

●この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP4 およびカリキュラムポリシーCP4 に対応している。
・日常生活における諸現象を注意深く考察することにより、科学的問題を発見し、解決策を提案することができる。(DP4)
・各学科の専門科目を通じて,日常生活における現象や資料から能動的に科学的問題を発見し,自然科学・情報科学分野の知識や経験を活かしながら解決策を提案できる能力を育成する。(CP4)

●日本大学憲章との関係:
・日常生活における現象に潜む科学的問題を発見し、専門知識に加えて独自性を持って解決することができる。(A-4-4)
・与えられたどの様な問題に対しても,あきらめずにそれを解決するために,仲間とともに必要な情報を収集・分析し,用いることができる(A-5-4).
・どの様な状況においても多種多様な背景を持つ人々の説明を理解し,自分の専門的知識を正しく分かりやすく提供することができる(A-6-4).
・様々な集団活動において,積極的にリーダーシップおよび指導力を発揮して,他者と協働して作業をすることができる(A-7-4).
・学修活動に関する自己分析のほか,他者からの評価を謙虚に受け止め,今後の学修活動に活かす
ことができる(A-8-4).

●この科目は旧カリキュラム(令和元年度入学者が対象)の文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6, 及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。
また地球科学科 ディプロマポリシー「(G)地球科学の専門知識を習得している。」に対応している。
授業の形式 実習、オムニバス
授業の方法 ●課題研究
1回目ガイダンスと7,10,14~15回目は課題研究とする。
Blackboardで配信される教材を用いる。

●野外実習等
1、7,10,14~15回目以外は、集中授業で野外実習および室内分析、解析などを行う。
野外実習等は内容の性質上、基本的に対面参加のみとする。
なお対面に参加できない場合については、それぞれの担当教員へ問い合わせること。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。
教員・テーマにより以下の場所で集中で野外実習を行う場合がある:富士山麓、三浦半島、浅間山山麓、青森・山形など。
初回講義開始までにBlackBoardのコース登録をすること。
受講者への連絡はBlackBoardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。
履修条件 4年次以前にも地球科学科教員が引率する野外実習に参加していること(詳細は学科事務室に問い合わせること)  
授業計画
1 ガイダンス 一般的な野外調査法の注意点などの説明(A-4-4)
【事前学習】上記の授業内容に関することを予め調べる (2時間)
【事後学習】授業で学習した内容を復習する (2時間)
【担当教員】安井真也
【授業形態】課題研究
2 大気水圏・固体地球分野の野外実習(1)関連する室内作業を含めたフィールド調査法の実践(A-4-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4、A-8-4)
【事前学習】実習における注意点についてまとめる (2時間)
【事後学習】実習で行った内容をまとめる (2時間)
【担当教員】飯泉佳子
【授業形態】対面授業
3 大気水圏・固体地球分野の野外実習(2)関連する室内作業を含めたフィールド調査法の実践(A-4-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4、A-8-4)
【事前学習】実習における注意点についてまとめる (2時間)
【事後学習】実習で行った内容をまとめる (2時間)
【担当教員】宇野史睦
【授業形態】対面授業
4 大気水圏・固体地球分野の野外実習(3)関連する室内作業を含めたフィールド調査法の実践(A-4-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4、A-8-4)
【事前学習】実習における注意点についてまとめる (2時間)
【事後学習】実習で行った内容をまとめる (2時間)
【担当教員】金丸龍夫
【授業形態】対面授業
5 大気水圏・固体地球分野の野外実習(4)関連する室内作業を含めたフィールド調査法の実践(A-4-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4、A-8-4)
【事前学習】実習における注意点についてまとめる (2時間)
【事後学習】実習で行った内容をまとめる (2時間)
【担当教員】竹内真司
【授業形態】対面授業
6 大気水圏・固体地球分野の野外実習(5)関連する室内作業を含めたフィールド調査法の実践(A-4-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4、A-8-4)
【事前学習】実習における注意点についてまとめる (2時間)
【事後学習】実習で行った内容をまとめる (2時間)
【担当教員】竹村貴人
【授業形態】対面授業
7 前半のまとめのレポート作成(A-4-4、A-6-4、A-8-4)
【事前学習】前半の実習で行った内容を見直しておく (2時間)
【事後学習】実習で行った内容をまとめる (2時間)
【担当教員】中尾有利子
【授業形態】課題研究
8 大気水圏・固体地球分野の野外実習(6)関連する室内作業を含めたフィールド調査法の実践(A-4-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4、A-8-4)
【事前学習】実習における注意点についてまとめる (2時間)
【事後学習】実習で行った内容をまとめる (2時間)
【担当教員】三隅良平
【授業形態】対面授業
9 大気水圏・固体地球分野の野外実習(7)関連する室内作業を含めたフィールド調査法の実践(A-4-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4、A-8-4)
【事前学習】実習における注意点についてまとめる (2時間)
【事後学習】実習で行った内容をまとめる (2時間)
【担当教員】村瀬雅之
【授業形態】対面授業
10 大気水圏・固体地球分野の野外実習(8)関連する室内作業を含めたフィールド調査法の実践(A-4-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4、A-8-4)
【事前学習】実習における注意点についてまとめる (2時間)
【事後学習】実習で行った内容をまとめる (2時間)
【担当教員】山中勝
【授業形態】対面授業
11 大気水圏・固体地球分野の野外実習(9)関連する室内作業を含めたフィールド調査法の実践(A-4-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4、A-8-4)
【事前学習】実習における注意点についてまとめる (2時間)
【事後学習】実習で行った内容をまとめる (2時間)
【担当教員】安井真也
【授業形態】対面授業
12 大気水圏・固体地球分野の野外実習(10)関連する室内作業を含めたフィールド調査法の実践(A-4-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4、A-8-4)
【事前学習】実習における注意点についてまとめる (2時間)
【事後学習】実習で行った内容をまとめる (2時間)
【担当教員】飯泉佳子
【授業形態】対面授業
13 後半のまとめのレポート作成(A-4-4、A-6-4、A-8-4)
【事前学習】後半の実習で行った内容を見直しておく (2時間)
【事後学習】実習で行った内容をまとめる (2時間)
【担当教員】宇野史睦
【授業形態】課題研究
14 全体のまとめ(1)総括とレポート作成(A-4-4、A-6-4、A-8-4)
【事前学習】これまでの野外実習について整理しておく (2時間)
【事後学習】今回の内容について整理する (2時間)
【担当教員】金丸龍夫
【授業形態】課題研究
15 全体のまとめ(2)総括とレポート作成(A-4-4、A-6-4、A-8-4)
【事前学習】これまでの野外実習について整理しておく (2時間)
【事後学習】今回の内容について整理する (2時間)
【担当教員】安井真也
【授業形態】課題研究
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(100%)
授業内に課す課題を合わせて評価する。(100%)
(1)大気水圏および固体地球分野の視点で実施される調査・観測のための基礎的な方法論を理解している (50点)
(2)野外実習に参加し、実施した調査・観測の結果および考察をレポートにまとめる(50点)
上記を総合的に判断し60点以上を合格とする。
対面に参加できない場合の評価方法は担当教員によって異なるため、それぞれの担当教員へ問い合わせること。
オフィスアワー 原則として、当該授業日に対応する。方法は各教員が指示する。

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