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令和2年度以降入学者 | 水圏科学 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 水圏科学1 | ||||
教員名 | 飯泉佳子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Blackboard ID | 20231283 |
授業概要 | 地球上の水循環システムにおいて重要な役割を担う地下水を対象に,水資源としての位置付けや地下水の流動特性や水質特性の基礎的項目,調査方法,資源としての保全や管理の必要性について,現地での調査・試験事例を交えて概説する。 |
授業のねらい・到達目標 | 授業のねらいと到達目標: 地下水の資源としてのあり方や流動・水質の特性,地下水の調査法,水循環における位置付け,地下水資源の開発や保全・管理の基礎について理解し,説明できる。 学科プログラム(JABEE認定プログラムを含む)の学習・教育到達目標:「(G)地球科学の専門知識を修得する」(1~15)に寄与する。 ※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 日本大学教育憲章との関係: 既存の知識にとらわれることなく,物事を論理的・批判的に説明することができる(A-3-2)。 ディプロマポリシー(DP)およびカリキュラムポリシー(CP)との関係: この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3,及びカリキュラムポリシーCP3に対応しています。 なお,旧カリキュラム(令和元年度以前入学者対象)では,⽂理学部(学⼠(理学))のディプロマポリシーDP6,及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 図表・写真・画像などを含み現象や観測結果を具体的に示す視覚教材を利用して授業を進める。 問題意識を持って主体的に学修すること。 授業内で課された課題は,指定された期日までに所定の方法で提出する。 課題や授業内テストと小テストへのフィードバックは,授業の中で行う。 初回講義開始までに,Blackboardのコース登録をすること。 受講者への連絡は,Blackboardの”連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。 対面参加が困難な学生については,あらかじめ連絡して教員の許可を受けてオンライン形式で参加することができる。 |
授業計画 | |
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1 |
授業のテーマとねらい・到達目標・進め方,水資源の中の地下水
【事前学習】シラバスを事前に確認し,授業全体の流れを理解する。 (2時間) 【事後学習】配布資料を利用して水資源としての地下水の役割や日本の地下水事情等について整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
地下水のあり方(帯水層,不圧・被圧地下水,地下水流動系,湧水,宙水)
【事前学習】前回授業で行った内容(授業概要,水資源の中の地下水)をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を参照し授業で行った内容をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
地下水の流れを測る(地下水面図,ダルシー則,透水係数,間隙率)
【事前学習】前回授業で行った内容(地下水のあり方)をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を参照し授業で行った内容をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
地下水の水質を測る(水温,溶存物質,水質の分類,水質の変化)
【事前学習】前回授業で行った内容(地下水の流れを測る)をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を参照し授業で行った内容をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
地下水流動を知るための環境トレーサー(地下水の起源を知る)
【事前学習】前回授業で行った内容(地下水の水質を測る)をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を参照し授業で行った内容をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
地下水流動を知るための環境トレーサー(流れのメカニズムを知る)
【事前学習】前回授業で行った内容(地下水流動を知るための環境トレーサー)をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を参照し授業で行った内容をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
授業内小テスト 地下水流動を知るための人工トレーサー(トレーサーの種類とその特徴) 【事前学習】前回授業で行った内容(地下水流動を知るための環境トレーサー)をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を参照し授業で行った内容をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
授業内小テスト(前回)の解説 地下水の様々な調査法 【事前学習】前回授業で行った内容(授業内小テスト,地下水流動を知るための人工トレーサー)をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容,課題の結果を整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
地下水と地表水との交流(失水河川・得水河川)
【事前学習】前回授業で行った内容(地下水の様々な調査法)をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を参照し授業で行った内容をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
地下水の年齢(滞留時間,涵養年代)
【事前学習】前回授業で行った内容(地下水と地表水との交流)をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を参照し授業で行った内容をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
地下水の流れのモデル化(シミュレーションの概要)
【事前学習】前回授業で行った内容(地下水の年齢)をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を参照し授業で行った内容をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
地下水の塩水化,地下水開発(地下ダム,淡水レンズ)
【事前学習】前回授業で行った内容(地下水の流れのモデル化)をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を参照し授業で行った内容をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
地下水汚染(汚染の種類,実態)
【事前学習】前回授業で行った内容(地下水の塩水化,地下水開発)をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を参照し授業で行った内容をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
授業内テスト(到達度の確認) 地下水資源の適正利用と管理(健全な水循環,総合的水管理) 【事前学習】前回授業で行った内容(地下水汚染)をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を参照し授業で行った内容をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
授業内テスト(前回)の解説 講義内容の総括 【事前学習】前回授業で行った内容(授業内テスト,地下水資源の適正利用と管理)をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業全体の総まとめを行うこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない。 関連する資料を教材として配布する。 |
参考書 | 榧根 勇 『地下水と地形の科学―水文学入門―』 講談社学術文庫 2013年 第1版 日本地下水学会・井田徹治 『見えない巨大水脈―地下水の科学― (BLUE BACKS)』 講談社 2009年 第1版 上記に加え,授業の中で紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業内課題の成果を合わせて評価します。(50%)、授業内テスト:授業内テストと小テストなどを合わせて評価します。(50%) 総合的に判断し60点以上を合格とする。 |
オフィスアワー | 授業後に教室で対応するほか,Blackboardおよびメールで対応します。 |