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地理学卒業研究２

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令和２年度以降入学者 地理学卒業研究２
令和元年度以前入学者 地理学卒業研究２
教員名 佐藤浩
単位数    4 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 地理学科
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
Blackboard ID 20234201
授業概要 防災地理情報や地理情報技術を利用した卒業論文の作成ができます。
授業のねらい・到達目標 学生が設定した地理学に関する研究課題に対して、GISを利用して防災関連など各種の主題図を作成するとともに、GISの空間分析機能を用いた研究を進め、地理情報技術を利用して調査・分析を行う能力が習得できます。また、研究成果を日本大学地理学会秋季学術大会や卒業論文発表大会で発表するため、プレゼンテーション（口頭発表）の方法や、卒業論文を作成するための論文の書き方などを学び、プレゼンテーションの能力、論文を作成する能力を養うことができます。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に，自己の高い倫理観を社会の倫理的な課題に適切に適用することができる。(A-1-4)
・日本及び世界諸国の自然環境や社会，経済，文化などの現状および相互関係を，地理学的視点に基づいて適切に判断し説明することができる。(A-2-4)
・資料や事象を注意深く観察・検討して，独自に問題を発見し，地理学的な視点に基づく解決策を考えて提案することができる。(A-3-4)
・研究の創造力とオリジナリティをもって研究の方法と手順を立案して研究における課題を乗り越えられる。(A-4-4)
・地理学分野の課題の中から，自らが取り組むべき課題を見出し，その方法について考えることができる。(A-5-4)
・学内外の様々な人々と接する中で，他者を理解・尊重し，自分の考えを伝えることができる。(A-6-4)
・集団活動の中で連携しつつ，それぞれの役割について考え、効果的な協働の方法を実践することができる。(A-7-4)
・学修・研究状況を振り返り，自己分析することで，今後の課題について考察することができる。(A-8-4)

この科目は文理学部（学士（地理学））のディプロマポリシーＤＰ3,ＤＰ4,ＤＰ5,ＤＰ7及びカリキュラムポリシーＣＰ3,ＣＰ4,ＣＰ7に対応しています。
授業の形式 卒業論文・研究
授業の方法 授業の形式：【卒業論文・研究】
学生が研究課題についての調査・分析を進めるとともに、進行状況や研究成果について発表を行い、それにもとづく質疑応答や討論を通じて、研究の問題点や今後の研究の進め方、研究結果の考察などを検討するゼミナール形式で行う。さらに、研究成果をプレゼンテーションする方法や、卒業論文を作成する方法を講義する。
学生は、研究課題に関する調査・分析を行うとともに、その内容や成果などを文章にまとめること。また、プレゼンテーションのためのファイル作成や発表原稿の作成などの準備をすること。順番を決めて授業内で成果を発表してもらうが、直前になって慌てないように、日ごろから研究を進めておくこと。

本授業の事前・事後学習は，各2時間の学習を目安とします。

・対面授業に参加できない学生は，履修の事前にstuメールで問い合わせてください。
履修条件 「地理学卒業研究１」の単位を取得していること。
授業計画
1 夏季休業中の研究成果の発表と今後の研究の検討（１）：現地調査の内容の吟味と点検。防災地理情報や地理情報技術を主題とした実習を行う(A-3-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】シラバスを読むとともに前期の「地理学卒業研究１」の内容を復習すること。 （2時間）
【事後学習】現地調査の内容を教員が点検した結果を第２回授業に反映できるように学修すること。 （2時間）
【授業形態】対面授業
2 夏季休業中の研究成果の発表と今後の研究の検討（２）：現地の再調査の指示。防災地理情報や地理情報技術を主題とした実習を行う(A-3-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】第１回に教員が指摘した点検事項を受けて再提案ができているか確認すること。 （2時間）
【事後学習】現地の再調査の指示に係る教員の指摘事項を整理すること。 （2時間）
【授業形態】対面授業
3 夏季休業中の研究成果の発表と今後の研究の検討（３）：GISによるまとめの方向性の検討。防災地理情報や地理情報技術を主題とした実習を行う(A-3-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】第２回に教員が指摘した再調査の指示のうち受け入れられない理由を整理すること。 （2時間）
【事後学習】授業における議論の結果を受けて、GISで処理可能な形にできるデータを加工すること。 （2時間）
【授業形態】対面授業
4 研究課題についてのGISによる主題図の作成と空間分析（１）：対象地区の索引図の作成。防災地理情報や地理情報技術を主題とした実習を行う(A-4-4)(A-8-4)
【事前学習】索引図の作成に必要な地形図や地勢図を８号館４階地図室で探しておくこと。 （2時間）
【事後学習】作成した索引図に係る教員の指摘事項を修正すること。 （2時間）
【授業形態】対面授業
5 研究課題についてのGISによる主題図の作成と空間分析（２）：収取したデータの地図表示の検討。防災地理情報や地理情報技術を主題とした実習を行う(A-4-4)(A-8-4)
【事前学習】妥当な地図表示（例えばコロプレスマップがいいのか、流線図がいいのか、など）を検討すること。 （2時間）
【事後学習】提案した地図表示についての教員の指示事項について受け入れられない事項については反論の準備をすること。 （2時間）
【授業形態】対面授業
6 研究課題についてのGISによる主題図の作成と空間分析（３）：重ね合わせによる主題図の分析。防災地理情報や地理情報技術を主題とした実習を行う(A-4-4)(A-8-4)
【事前学習】重ね合わせて意味のある情報と意味の無い情報を見極めて整理しておくこと。 （2時間）
【事後学習】重ね合わせて意味が無いと教員が指摘した理由を考察すること。 （2時間）
【授業形態】対面授業
7 研究課題についてのGISによる主題図の作成と空間分析（４）：空間分析の出力結果の検討。防災地理情報や地理情報技術を主題とした実習を行う(A-4-4)(A-8-4)
【事前学習】授業で教員に空間分析の結果を図化して示せるよう出力図を準備しておくこと。 （2時間）
【事後学習】授業で教員が指摘した出力図の欠点について、これを補う方法を考察すること。 （2時間）
【授業形態】対面授業
8 研究内容の発表と口頭発表の方法（１）：研究内容と意義に関わるスライドの準備。防災地理情報や地理情報技術を主題とした実習を行う(A-5-4)(A-6-4)
【事前学習】スライドの枚数と発表時間の調整や内容に工夫を施すこと。 （2時間）
【事後学習】授業で教員が指摘したスライドの修正事項について受け入れられない事項については反論の準備をすること。 （2時間）
【授業形態】対面授業
9 研究内容の発表と口頭発表の方法（２）：研究対象地域と研究の方法に関わるスライドの準備。防災地理情報や地理情報技術を主題とした実習を行う(A-5-4)(A-6-4)
【事前学習】研究方法の説明がスライドで簡潔になされているか確認すること。 （2時間）
【事後学習】授業で教員が指摘した説明の欠点を補う手段を考察するともに、受け入れられない事項については反論の準備をすること。 （2時間）
【授業形態】対面授業
10 研究内容の発表と口頭発表の方法（３）：研究の結果に関わるスライドの準備。防災地理情報や地理情報技術を主題とした実習を行う(A-5-4)(A-6-4)
【事前学習】研究内容の発表が先行研究のコピー・ペーストとなっていないか確認すること。 （2時間）
【事後学習】授業でオリジナリティが無いと教員が指摘した理由を考察するととに改善点を次回の授業で議論できるよう準備すること。 （2時間）
【授業形態】対面授業
11 卒業論文の形式とまとめ方、考察，結論の作成と章構成の検討。防災地理情報や地理情報技術を主題とした実習を行う(A-1-4)
【事前学習】先輩がまとめた卒業論文を参考に、良いところは受け入れ、悪いところは切り捨てつつまとめ方を準備すること。 （2時間）
【事後学習】章構成について教員の指摘した順番の入れ替えについて、受け入れられない事項については反論の準備をするとともに代替案を提示するよう準備をすること。 （2時間）
【授業形態】対面授業
12 考察，結論の作成と章構成の修正。防災地理情報や地理情報技術を主題とした実習を行う(A-3-4)(A-7-4)
【事前学習】自らが意図した章構成に論理的な欠陥や論理の飛躍が無いか確認すること。 （2時間）
【事後学習】授業において教員が指摘した論理的な欠陥や論理の飛躍の理由を考察するととに改善点を次回の授業で議論できるよう準備すること。 （2時間）
【授業形態】対面授業
13 考察，結論の作成と新たな章の追加。防災地理情報や地理情報技術を主題とした実習を行う(A-3-4)(A-7-4)
【事前学習】新たな章を加筆する必要がある場合は、授業で教員と議論ができるように資料を準備すること。 （2時間）
【事後学習】授業において教員が加筆の必要無しとした章については削除し、受け入れられない場合は反論の準備をすること。 （2時間）
【授業形態】対面授業
14 卒業論文の進展度の確認。防災地理情報や地理情報技術を主題とした実習を行う(A-3-4)(A-7-4)
【事前学習】卒業論文が印刷の段階に至っているか自己点検すること。 （2時間）
【事後学習】授業において教員が合格点を与えていない卒業論文については修正事項について対応表を作るとともに、受け入れられない場合は反論の事項が対応表に書くこと。 （2時間）
【授業形態】対面授業
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。防災地理情報や地理情報技術を主題とした実習を行う(A-2-4)
【事前学習】合格点に至っていない卒業論文については再度印刷して教員の点検が受けられるよう準備をすること。 （2時間）
【事後学習】最終回に至っても合格点が与えられていない卒業論文については、これが得られるまで学習を続けること。 （2時間）
【授業形態】対面授業
その他
教科書 特に無し。
参考書 参考書、参考文献などについては、授業中に適宜指示する。
成績評価の方法及び基準 レポート(75%)、授業参画度(5%)、発表内容(20%)
・授業の参画度については、発表の準備状況や発表内容の妥当性に応じて評価する。
オフィスアワー Blackboard内で教員にメール送信可能な手段がありますので，それを用いて問い合わせください。

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