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日本地誌

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令和2年度以降入学者 日本地誌
令和元年度以前入学者 日本地誌
教員名 井村博宣
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 地理学科
学期 前期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 地理学科の授業方針に基づき対面型授業で実施する。
なお、新型コロナウイルス感染症の推移や校務により授業形態を変更する場合があります。
Blackboard ID 20231231
授業概要 本講義では、世界における日本の自然と生活や産業の地域的な特徴を確認した後、国内における地域的な特徴について、全国を一北海道、東北、関東、中部、近畿、中国四国、九州の7地方に区分し、それぞれの地方の自然と生活や産業の特徴を生態的な視点から解説する。授業では、担当者の研究成果を踏まえ、具体的な事例を通して生態的に考察する。またこれらの授業を通して、高等学校での実務経験を活かし、中学校・高等学校「地理」の教科指導において必要な、地誌的なものの見方・考え方について解説する。
授業のねらい・到達目標 世界および日本国内における自然と生活や産業の地域的な特徴について、生態的に捉えて説明できる。地誌的な見方・考え方について、具体的な地域の事例を通して説明できる。
この科目は文理学部(学士(地理学))のDP1,2及びCP1,2に対応しています。
経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に,倫理的な課題を説明することができる(A-1-1)。
日本及び世界諸国の自然環境や社会,経済,文化などの現状を概説することができる(A-2-1)。
授業の形式 講義
授業の方法 授業の形式:【講義】
授業は講義形式にて行う。テキスト、配付資料、パワーポイントを用いて現地の写真等を教材に加えて地域的特性が理解しやすいように工夫して解説する。なお、配布資料は当該授業時にのみ配布する。
なお、教務課の許可を得た対面授業に参加できない学生については、Zoomもしくは課題研究にて対応する。
履修条件 第1回目の授業時に受講調整を行うので必ず出席すること。
なお本講義は、地理学科専門必修科目であるため、地理学科の学生を優先する。また地理学科の学生だけで上限に達した場合は開講学年の1年生と4年生を優先する。
授業計画
1 「地誌学」・「日本地誌」とは(A-2-1)
【事前学習】シラバスを確認し,授業全体の流れを理解しておくこと。 (1時間)
【事後学習】第2回目以降の授業に備え、授業で説明した内容について整理し理解しておくこと。 (1時間)
【担当教員】井村博宣
【授業形態】対面授業
2 日本の国土と位置(A-1-1,A-2-1)
【事前学習】日本の国土の広がりや位置について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で説明した内容について、とくに広大な200海里水域に留意し理解しておくこと。 (2時間)
【担当教員】井村博宣
【授業形態】対面授業
3 地 形(A-1-1,A-2-1)
【事前学習】日本の大地形と小地形の特徴について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で説明した内容について、地震、火山噴火、津波等の自然災害や減災・防災に留意し理解しておくこと。 (2時間)
【担当教員】井村博宣
【授業形態】対面授業
4 気 候(A-1-1,A-2-1)
【事前学習】日本の気候の特徴について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で説明した内容について、風水害、干ばつ、冷害等の自然災害や減災・防災に留意し理解しておくこと。 (2時間)
【担当教員】井村博宣
【授業形態】対面授業
5 人口と文化(A-1-1,A-2-1)
【事前学習】日本の人口や文化の特徴について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で説明した内容について、少子高齢化や文化的景観に留意し理解しておくこと。 (2時間)
【担当教員】井村博宣
【授業形態】対面授業
6 生活と産業(A-1-1,A-2-1)
【事前学習】日本の産業の特徴について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で説明した内容について、産業の空洞化に留意して理解しておくこと。 (2時間)
【担当教員】井村博宣
【授業形態】対面授業
7 北海道地方(泥炭地と酪農)(A-1-1,A-2-1)
【事前学習】泥炭地について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で説明した内容について、泥炭地の開墾と酪農の立地の経緯に留意し理解しておくこと。 (2時間)
【担当教員】井村博宣
【授業形態】対面授業
8 東北地方(三陸海岸の村落)(A-1-1,A-2-1)
【事前学習】三陸海岸の自然環境について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で説明した内容について、漁業発達と津波災害に留意し理解しておくこと。 (2時間)
【担当教員】井村博宣
【授業形態】対面授業
9 関東地方(江戸・東京の発達)(A-1-1,A-2-1)
【事前学習】東京の自然環境について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で説明した内容について、江戸のプランニングと東京への影響に留意し理解しておくこと。 (2時間)
【担当教員】井村博宣
【授業形態】対面授業
10 中部地方(甲府盆地の治水)(A-1-1,A-2-1)
【事前学習】甲府盆地の自然環境について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で説明した内容について、扇状地の土地利用や霞堤(信玄堤)に留意し理解しておくこと。 (2時間)
【担当教員】井村博宣
【授業形態】課題研究
11 近畿地方(琵琶湖と人々の生活や産業)(A-1-1,A-2-1)
【事前学習】琵琶湖の特徴について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で説明した内容について、琵琶湖の漁業や水資源開発を京都・大阪等との結びつきに留意し理解しておくこと。 (2時間)
【担当教員】井村博宣
【授業形態】対面授業
12 中国四国地方(瀬戸内と南四国の生活と産業)(A-1-1,A-2-1)
【事前学習】北四国と南四国の自然環境について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で説明した内容について、防水地域と豊水地域の伝統的生活や産業の違いに留意し理解しておくこと。 (2時間)
【担当教員】井村博宣
【授業形態】対面授業
13 九州地方(有明海周辺と南西諸島の水利用)(A-1-1,A-2-1)
【事前学習】有明海周辺と西南地方の自然環境について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で説明した内容について、有明海周辺の干拓地とクリークや宮古島の地下ダムに留意し理解しておくこと。 (2時間)
【担当教員】井村博宣
【授業形態】対面授業
14 理解度の確認と解説(A-1-1,A-2-1)
【事前学習】第1回~第13回の授業の内容について理解し直しておくこと。 (3時間)
【事後学習】解説を参考に理解度の低いところを中心に整理し直して理解を深めておくこと。 (3時間)
【担当教員】井村博宣
【授業形態】対面授業
15 講義内容の復習・解説による理解度の深化(A-1-1,A-2-1)
【事前学習】第1回~第14回の授業の内容について理解し直しておくこと。 (1時間)
【事後学習】到達目標に従い学んだ内容を振り返り、世界および日本国内における自然と生活や産業の地域的な特徴について、具体的な事例を通し生態的に捉えて説明できよう、さらに理解を深めておくこと。 (1時間)
【担当教員】井村博宣
【授業形態】同時双方向型授業
その他
教科書 帝国書院『新詳資料 地理の研究』(地理学科1年生への配布教材)
参考書 その都度、授業中に紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業内テスト(50%)
出席日数が2/3に満たない者、レポート未提出者、授業内テスト未受験者は次年度以降の再履修になります。
オフィスアワー 水曜日の昼休みに8号館5階Aー506研究室で行う。
備考 ①資質向上のため手書きのノートを推奨し、板書に相当するものの撮影や録音等は禁止する。
②本講義に関する連絡は、Blackboardと口頭(授業時)で行う。
③校務等に伴う休講と補講や課題研究のある場合には事前に連絡する。

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