検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 人体の構造と機能及び疾病 | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和元年度以前入学者 | 人体の構造と機能及び疾病 | ||||
教員名 | 鹿島直之 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
---|---|
授業の形態 | 主として対面授業。講義における学生との対話を重視する。この講義ではマイクを2本用いる。1本は講師用,1本は学生用である。それゆえに受講する全ての学生は授業中に講師から質問され,発言や対話を求められる可能性がある。 |
Blackboard ID | 20234170 |
授業概要 | 担当教員は講師は精神科のクリニック院長を務める現役の精神科医である。本講義では人体の構造と機能および疾病について,医療スタッフの一員として患者さんの病める心身の状態に寄り添い、患者さんを元気づける役割を持つ公認心理師が習得し、理解しておくべき基本的知識を解説する。なお,講師と学生の対話にあっては,正しい知識を確認することはもちろんだが,講師と学生との直接的な交流によって示される講師の人間性や,学生それぞれの独自の価値観から答えられるものが重要である。質問されたら,遠慮することなく,自分の考えを堂々と述べて欲しい。講師と学生との真剣な対話こそが,授業を活気づけ,学生と講師の双方に豊かな気づきの機会を与えてくれるからである。 |
授業のねらい・到達目標 | ・人体の基本的な構造、及び機能について理解することができる。 ・身体疾患を持つ患者さんの心のありかたを学び、適切な接し方について理解することができる。 この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP3,CP4に対応しています。 既存の知識にとらわれることなく,物事を科学的根拠に基づいて,論理的・批判的に考察し,説明することができる。(A-3-3) 資料や事象を注意深く観察し,問題点を発見し,解決策を検討することができる。(A-4-3) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 授業の方法:講義は基本的に3部構成となる。まずは出席者の学生の質問に答える20分,本論40分,そして最新のマスコミ記事を用いた考察が30分である。また,講義の最後には,提出は自由だが,講義に対する質問と感想,要望についての小レポートを毎回メールで提出してもらい,それを講義の内容に反映させる。講義についての学生の重要な質問には可能な限り講義内で返答し、フィードバックするように努力する。講義の内容が充実していても学生の関心から離れていては何の意味もない。興味深く,面白く,しかも役に立ち,高度な知識が自然と身につく授業を心掛けている。 学期末テストでは、基本的な医学的な知識と判断力を問う出題をする。最低限の知識はやはり不可欠だからである。なお,授業内でテスト対策の講義を行い,どのように取り組むかを指導する。新たな体系的知識を身につけることの意義やその方法をわかってもらい,意欲を持って取り組んでもらうつもりである。 対面授業の参加が困難な学生については、オンライン参加が可能である。コミュニケーションの必要性から、ビデオをオンにした状態で参加すること。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
【対面授業】医学概論とオリエンテーション、及び人体の細胞、組織、器官について (A-3-3)
【事前学習】医歯薬出版「序章」遠見書房「医学総論」を通読し、疑問点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】医療のあり方について理解し、患者さんとの関わりにおいて、公認心理師が学んでおくべきことを整理する。 (2時間) |
2 |
【対面授業】循環器の機能と構造、及び循環器疾患とその治療(A-3-3)
【事前学習】わかりやすい内科学「循環器疾患」の内容を通読し、要点と疑問点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配られたレジメとマスコミの記事の内容を振り返り、理解する。 (2時間) |
3 |
【対面授業】呼吸器の機能と構造、及び呼吸器疾患とその治療(A-3-3)
【事前学習】わかりやすい内科学「呼吸器疾患」の内容を通読し、要点と疑問点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配られたレジメとマスコミの記事の内容を振り返り、理解する。 (2時間) |
4 |
【対面授業】消化器の機能と構造、及び消化器疾患とその治療(A-4-3)
【事前学習】わかりやすい内科学「消化器疾患」の内容を通読し、要点と疑問点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配られたレジメとマスコミの記事の内容を振り返り、理解する。 (2時間) |
5 |
【対面授業】肝臓の機能と構造、及び肝臓疾患とその治療(A-3-3)
【事前学習】わかりやすい内科学「肝臓疾患」の内容を通読し、要点と疑問点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配られたレジメとマスコミの記事の内容を振り返り、理解する。 (2時間) |
6 |
【対面授業】膵臓の機能と構造、及び膵臓疾患とその治療(A-4-3)
【事前学習】わかりやすい内科学「膵臓疾患」の内容を通読し、要点と疑問点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配られたレジメとマスコミの記事の内容を振り返り、理解する。 (2時間) |
7 |
【対面授業】内分泌系の機能と構造、及び内分泌系疾患とその治療。(A-4-3)
【事前学習】わかりやすい内科学「内分泌疾患」の内容を通読し、要点と疑問点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配られたレジメとマスコミの記事の内容を振り返り、理解する。 (2時間) |
8 |
【対面授業】血液、造血器の機能と構造、及び疾病とその治療(A-4-3)
【事前学習】わかりやすい内科学「血液・造血器疾患」の内容を通読し、要点と疑問点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配られたレジメとマスコミの記事の内容を振り返り、理解する。 (2時間) |
9 |
【対面授業】免疫系の機能と構造、アレルギー疾患と自己免疫疾患の治療(A-4-3)
【事前学習】わかりやすい内科学「自己免疫疾患」の内容を通読し、要点と疑問点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配られたレジメとマスコミの記事の内容を振り返り、理解する。 (2時間) |
10 |
【対面授業】腎臓と泌尿器の機能と構造、及び腎臓と泌尿器疾患(A-4-3)
【事前学習】わかりやすい内科学「腎臓疾患」の内容を通読し、要点と疑問点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配られたレジメとマスコミの記事の内容を振り返り、理解する。 (2時間) |
11 |
【対面授業】神経系、運動器の機能と構造 その1 脳血管障害と認知症(A-4-3)
【事前学習】わかりやすい内科学「脳血管障害」「認知症」の内容を通読し、要点と疑問点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配られたレジメとマスコミの記事の内容を振り返り、理解する。 (2時間) |
12 |
【対面授業】神経系と運動器疾患の治療 その2 神経難病(A-4-3)
【事前学習】わかりやすい内科学「錐体外路疾患」「脊髄小脳変性症」「脱髄疾患」の内容を通読し、要点と疑問点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配られたレジメとマスコミの記事の内容を振り返り、理解する。 (2時間) |
13 |
【対面授業】神経系と運動器疾患の治療 その3 運動器疾患(A-4-3)
【事前学習】わかりやすい内科学「運動ニューロン疾患」「筋疾患」の内容を通読し、要点と疑問点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】配られたレジメとマスコミの記事の内容を振り返り、理解する。 (2時間) |
14 |
【対面授業】期末テスト模擬問題の解説(A-3-3)
【事前学習】これまでに配布されたレジメとマスコミの記事を振り返り、これまで学んだ内容を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】模擬問題を通し、授業で学んだことを振り返り、整理する。 (2時間) |
15 |
【対面授業】講義のまとめ(A-4-3)
【事前学習】これまでの授業内容を振り返り、疑問点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】この授業で学んだことを振り返り、整理する。 (2時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | 井村裕夫 『わかりやすい内科学』 文光堂 2023年 第5版 斉藤清二 『人体の構造と機能及び疾病 (公認心理師の基礎と実践 21)』 遠見書房 2019年 第1版 武田克彦 岩田 淳 小林 靖 『人体の構造と機能及び疾病 医学一般 (公認心理師カリキュラム準拠シリーズ)』 医歯薬出版株式会社 2019年 第1版 |
参考書 | 大熊輝雄 『現代精神臨床医学』 金原出版 2013年 第12版 井上玲一 『カプラン臨床精神医学テキスト 日本語第3版』 メディカル・サイエンス・インターナショナル 2016年 第3版 なし |
成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、レポート:毎授業で提出する小レポート(15%)、授業参画度:授業内の発言(15%) 対面授業に参加できない場合には、小レポートはメールで提出すること。その場合も評価方法は同じである。 |
オフィスアワー | メールアドレス:nmkashima★gmail.com 相談可能場所:教室 相談可能時間:授業の後。メールはいつでも受け付ける。 |