検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
平成30年度以降入学者 | 心理学ゼミ1・心理学ゼミ3 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 望月正哉 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
---|---|
Blackboard ID | 20231201 |
授業概要 | 言語・コミュニケーションの心理学研究を実践する |
授業のねらい・到達目標 | 心理学ゼミ1から4を通じ,人の言語・コミュニケーションを心理学の視点から研究を実施できるようになる。具体的な到達目標として,特に心理学ゼミ1では(1)研究に関連した適切な文献を収集できる,(2)複数の文献から研究背景を理解し問題を設定できる,(3)研究報告の形式で文章が書け,研究背景の理解を中心に,そこで用いられている研究手法を知ることや,報告の形式についても理解し,議論できる,(4)研究報告に基づき適切な質疑応答ができるようになる(A-6-1,A-8-1)ことを目標とする(A-6-1, A-6-3)。心理学ゼミ3では,(1)計画に基づいて適切な研究が実施できる,(2)文献研究を行うとともに,研究計画の立案に対し指導的役割を担えるようになる(A-6-3,A-8-3)。また,心理学ゼミ1,心理学ゼミ3の両方においてグループでの研究を行い,研究計画を立てるなかで,他者との連携や支援を学ぶ(A-7-1, A-7-3)。 この科目は文理学部(学士(心理学))のDP及びCPの6,7,8に対応している。 |
授業の形式 | ゼミ |
授業の方法 | 対面とオンラインツールを組み合わせ,演習・実習形式で行うこととする。受講者はグループで設定したテーマに沿って文献研究を行い,その内容を報告し,受講者全員で討議する。そのうえでグループで実施する研究の計画を精査する。心理学ゼミ1受講者は,複数の文献を読み解き,そこにある課題を明確にできるよう資料をまとめる。心理学ゼミ3受講者は,心理学ゼミ1受講者に対し,文献の選択や報告の方法について助言を与えるとともに,議論に積極的に参加し,研究の精度を上げる援助をする。報告を担当する際には報告前に資料を完成させ,事前に共有すること。自身が担当した報告に対しては討議の内容を事後にまとめること。本授業に関わる作業は主に授業外となり,授業では報告・討議が中心になることに留意する。なお,本授業の事前・事後学習は,それぞれ1−3時間を目安とするが,テーマや授業中の作業により,それよりも多い時間が必要となることがある。 本授業は対面授業で進めるが,新型コロナウィルスの感染者状況等を鑑みて,Zoom,Teamsに変更する可能性もある。授業は週1回のペースで進めるが,随時相談を行うことも可能である。なお,課題の提出,フィードバックはTeamsを利用して行う。対面授業において対面参加が困難な場合は,教員の許可を受けて,Zoom,Teamsにてオンライン参加ができる。ただし,ゼミ内活動における連携においては各自で調整する必要がある。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
授業のテーマや到達目標,授業方法の説明(A-6-1,A-6-3)
【事前学習】本シラバスを十分に読み,今期に取り組む内容について理解する (1時間) 【事後学習】ガイダンスの内容を踏まえ,学習計画を立てる (3時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
ゼミにおける研究テーマの紹介(A-6-1,A-6-3)
【事前学習】初回で配布するレジュメの内容を踏まえ,文献や論文の探し方を確認する (2時間) 【事後学習】本ゼミで扱うテーマの中から,自身が興味をもつテーマを選ぶ (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
研究テーマに関する発表(A-6-1,A-6-3)
【事前学習】前週の発表を踏まえ,自身の興味をまとめてくる (2時間) 【事後学習】選択した研究テーマに関する文献の探し方を確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
報告文献の収集(A-6-1,A-6-3,A-8-1,A-8-3)
【事前学習】事前に配布した資料を読んだうえで,自身のテーマに関連する文献を収集する (2時間) 【事後学習】選択した文献の位置づけを踏まえ,各文献を読み進め,その内容をまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
報告文献のまとめ(A-6-1,A-6-3,A-8-1,A-8-3)
【事前学習】各文献を通読し,内容をまとめ始める (3時間) 【事後学習】授業の内容を踏まえ,所定の書式で報告資料を作成する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
文献の報告と討議(言語心理学分野)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)
【事前学習】発表担当者は選択した論文をまとめ,発表日までに共有しておく (3時間) 【事後学習】指摘された内容を踏まえ,もう一度文献を読み直す (1時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
文献の報告と討議(社会言語学分野)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)
【事前学習】各自で決めた作業を実施し,議論すべきポイントを共有しておく (2時間) 【事後学習】議論した内容を踏まえ,実施に向けて実験プログラム等を作成する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
文献の報告と討議(コミュニケーション心理学分野)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)
【事前学習】発表担当者は選択した論文をまとめ,発表日までに共有しておく (3時間) 【事後学習】指摘された内容を踏まえ,もう一度文献を読み直す (1時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
文献の報告と討議(心理言語学分野)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)
【事前学習】発表担当者は選択した文献をまとめ,発表日までに共有しておく (3時間) 【事後学習】指摘された内容を踏まえ,もう一度文献を読み直す (1時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
研究計画の準備(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)
【事前学習】報告した文献を踏まえリサーチクエスチョンを複数挙げる (2時間) 【事後学習】議論した内容を踏まえ,関連する文献を改めて収集する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
リサーチクエスチョンと文献との関連についての討議(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)
【事前学習】文献の内容からもっとも検討する意義のあるリサーチクエスチョンを選定する (3時間) 【事後学習】リサーチクエスチョンにあった研究方法について文献を収集する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
研究計画の立案:仮説の導出(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)
【事前学習】グループ内で討議できるように,報告資料を作成する (3時間) 【事後学習】決定した研究方法を計画書にまとめる (1時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
研究計画の立案:実験方法(A-6-1,A-6-3,A-8-1,A-8-3)
【事前学習】グループ内で討議できるように,報告資料を作成する (2時間) 【事後学習】決定した分析方法を計画書にまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
研究計画の立案:分析方法(A-6-1,A-6-3,A-8-1,A-8-3)
【事前学習】グループ内で討議できるように,報告資料を作成する (2時間) 【事後学習】決定した分析方法を計画書にまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
研究計画書の完成(A-8-1,A-8-3)
【事前学習】これまでの議論を踏まえ,実施に必要な資料(刺激,質問項目)を収集する (2時間) 【事後学習】研究計画書を提出する (2時間) 【授業形態】課題研究 |
その他 | |
---|---|
教科書 | なし |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業参画度(60%) レポートは,授業内で発表等に必要な文献報告資料と研究計画書を評価する。授業参画度は,到達目標に書いた観点に基づき,授業における発表および議論,グループ研究への参画度を評価する。対面授業において対面参加できない場合,オンライン参加を求めるが評価方法に相違な点はない。 |
オフィスアワー | Teamsで随時受け付ける。 |