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| 平成30年度以降入学者 | 心理学ゼミ1・心理学ゼミ3 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 河野千佳 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 心理学科 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 | ||
| 授業形態 | 対面授業 |
|---|---|
| 授業の形態 | 授業の性質上、遠隔対応は行わない。 |
| Blackboard ID | 20231200 |
| 授業概要 | 心理学的な方法論を現実的なテーマに即して応用していく一つの方法として、自身の振り返り作業を行う。 そのためには青年期の発達課題である自我同一性の確立に向けて、自分自身について考える。 それにより、これまでの自己像から将来の自己像へと目を向け、それを文字化してゼミ内で発表・共有することによって、自己の認知や思考の癖を知ることができる。 さらに心理検査について学び、種類や歴史的背景とその成り立ち、理論と目的、実施方法、結果の出し方および解釈の仕方を実践的に学習する。 |
| 授業のねらい・到達目標 | さまざまな側面から将来の自己像をイメージし、自分自身について具体的に考えることができる。 心理検査について調べ、実際に実施できるレベルまで理解と技術を高めることができる。 これまで自身の行動について振り返り、集団活動をよりよくしていくためにはどのようにしたらよいか考えて実践することができる。 この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP6,DP7,DP8及びカリキュラムポリシーCP6,CP7,CP8に対応している。 ・他者の意見を聴き取ることができる(A-6-1)。 ・集団の中で、他者と連携できる(A-7-1)。 ・自己を振り返ることができる(A-8-1)。 ・他者の意見を聴き取って、自分と異なる価値観を理解・尊重した上で、自分の考えを伝えることができる(A-6-3)。 ・集団の中で、他者と連携しながら、リーダーシップを発揮して、協働者の力を引き出すことができる(A-7-3)。 ・自己を振り返り、自らの資質について、心理学を生かしながら理解することができる(A-8-3)。 |
| 授業の形式 | ゼミ |
| 授業の方法 | 将来の自己像を具体的にイメージをすることと、心理検査実施に向けての学習を行う。 その際は、実際の心理検査の取り扱いも含めて真摯に取り組むこと。 グループでの作業学習があるので、メンバー内でしっかりとコミュニケーションをとること。 課題の提出方法,フィードバック方法等については,授業開始時に提示する。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)・自己紹介(A-6-1、A-6-3)
【事前学習】各自、興味関心のあるテーマを含めた自己紹介について考える (2時間) 【事後学習】授業の進め方について理解する。ゼミのメンバーに対して関心を持ち、プレゼンテーションについて理解する (2時間) |
| 2 |
自己分析を行う (A-8-1) 自己分析にはどのようなことが必要か 自身のこれまでの人生の振り返りを行う 【事前学習】人生の振り返りをしてみる (2時間) 【事後学習】100項目リストを作成する (2時間) |
| 3 |
将来展望について (A-8-1) 将来設計を立ててみる ワークを行う 【事前学習】自身の将来について考えてみる (2時間) 【事後学習】将来について、具体的に考える (2時間) |
| 4 |
YG性格検査の概略 (A-6-3,A-7-3) YG性格検査について調べてきたことを発表する 役割を決める グループ学習 【事前学習】YG性格検査について各自で調べて、資料を作成する (2時間) 【事後学習】ゼミ内で分担した役割に必要なことを調べる (2時間) |
| 5 |
YG性格検査 (A-6-3,A-7-3) YG性格検査についてゼミのレジュメ、PPT、配布資料、解説を作成する グループ学習 【事前学習】調べたことを発表できるようにしておく (2時間) 【事後学習】ゼミ内で分担した役割に必要なことを調べる。 (2時間) |
| 6 |
YG性格検査 (A-6-3,A-7-3) YG性格検査についてゼミのレジュメ、PPT、配布資料、解説を検討する ディスカッション それぞれの資料を作成する 【事前学習】初学者に理解しやすい解説を考える (2時間) 【事後学習】デモンストレーションの練習をしておく (2時間) |
| 7 |
YG性格検査の予行演習 (A-6-3,A-7-3) 発表のデモンストレーションを行う 体験授業 作成した資料を検討し改善する 【事前学習】効果的なプレゼンテーションの方法を考える (2時間) 【事後学習】修正すべきところをより良いものに修正して仕上げる (2時間) |
| 8 |
東大式エゴグラムの概略 (A-6-3,A-7-3) TEGについて調べてきたことを発表する 役割を決める グループ学習 【事前学習】TEGについて各自で調べて、資料を作成する (2時間) 【事後学習】ゼミ内で分担した役割に必要なことを調べる (2時間) |
| 9 |
TEG (A-6-3,A-7-3) TEGについてゼミのレジュメ、PPT、配布資料、解説を検討する ディスカッション それぞれの資料を作成する 【事前学習】分担した資料を仕上げておく 初学者に理解しやすい解説を考える (2時間) 【事後学習】デモンストレーションの練習をしておく (2時間) |
| 10 |
TEGの予行演習 (A-6-3,A-7-3) 発表のデモンストレーションを行う 体験授業 作成した資料を検討し改善する 【事前学習】効果的なプレゼンテーションの方法を考える (2時間) 【事後学習】修正すべきところをより良いものに修正して仕上げる (2時間) |
| 11 |
YG性格検査の集団実施 (A-7-3) 集団にて検査を施行するため、各自の役割を遂行する 体験学習 プレゼンテーション 【事前学習】検査実施のため、各自の役割をシュミレーションしておく (2時間) 【事後学習】自身の役割遂行状況について振り返る (2時間) |
| 12 |
YG性格検査の解説実施 (A-6-3) YG性格検査の解説するため、各自の役割を遂行する 体験学習 プレゼンテーション 【事前学習】解説実施のため、各自の役割をシュミレーションしておく (2時間) 【事後学習】自身の役割遂行状況について振り返る (2時間) |
| 13 |
YG性格検査の集団実施と解説 (A-7-3) 集団にて検査を施行するため、各自の役割を遂行する 体験学習 プレゼンテーション 【事前学習】検査・解説実施のため、各自の役割をシュミレーションしておく (2時間) 【事後学習】自身の役割遂行状況について振り返る (2時間) |
| 14 |
後期に実施する心理検査について目的にあった候補をあげ実施する検査を決める(A-6-1,A-6-3)
【事前学習】後期ゼミで取り上げる実施可能な検査の候補について調べる (2時間) 【事後学習】後期ゼミに向けた段取りを考える (2時間) |
| 15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める(A-8-1,A-8-3)
【事前学習】ゼミでの役割と貢献度について振り返る。 (2時間) 【事後学習】提示された心理学ゼミ2・4への課題について取り組む。 (2時間) |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | なし |
| 参考書 | 授業の中で適宜紹介する |
| 成績評価の方法及び基準 | レポート:求めるテーマ、内容、提出状況を見て評価する(30%)、授業参画度:授業参画度はゼミ内での役割の遂行度、貢献度等で評価する(70%) |
| オフィスアワー | 質問は、授業の前後、またはメールにて受け付ける。質問については、一人の質問はみんなの質問として授業内で扱っていくようにする |
| 備考 | シラバスの内容は学生の学修状況を考慮して変更することがある。 |