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令和2年度以降入学者 | 心理学概論2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 心理学概論2 | ||||
教員名 | 坂本真士 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Blackboard ID | 20234126 |
授業概要 | 2年次以降に心理学の各論について詳しく学ぶ前に、心理学領域全体について学んでおく。本授業では『心理学概論1』の後を受け、パーソナリティ、発達、社会の3分野を中心に心理学の全体像を見ていく。心理学は大きく分けると基礎的領域と応用的領域に分けられるが、本授業ではおもに応用的領域が中心となる。 |
授業のねらい・到達目標 | 【公認心理師受験資格取得に必要な科目】 心理学は従来の学問領域の垣根を越えて広がりつつあるが,一方で研究分野の専門化も進み,その全体像を捉える機会はあまりない。また,社会的な問題には,その解決に心理学が関われるものが少なくない。そこで本授業では『心理学概論1』に続き,心理学の成り立ち,人の心の基本的な仕組み及び働きを理解することを目標とするだけでなく,以下の到達目標も設定する。 ・心理学研究の基礎的側面と応用的側面の両面へ自在にアプローチできるように,心理学の基礎知識を身につけ,社会に対しての倫理観を高めることができる(A-1-4)。 ・心理学には,社会にある様々な問題を解決する力があることを理解する。社会にある問題の解決に「心理学から貢献する」という意味を理解し,人に対して説明できるようになる(A-2-4)。 この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP1,2及びカリキュラムポリシーCP1,2に対応している。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | ・授業は、スライドを用い教科書の内容に沿って行うので、教科書の所定の箇所を事前に読んでおいてほしい。 ・講義の一部では,、模擬的な心理学実験や心理学の調査を体験してもらう予定である。 ・各回の授業内で復習のテストを実施する。テスト結果は評価の対象となる。テストの解答については、原則的に次回の授業の冒頭で説明する。 ・合理的な理由で対面授業に参加できない場合、zoomを使用して授業への参加を認める(同時双方向型授業)。小テストへの参加も可能である。ただし、事前に申し出て許可を得る必要がある。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)(A-1-4)
【事前学習】シラバスを読み、授業全体の流れを把握しておく (2時間) 【事後学習】授業方法について確認しておく (2時間) |
2 |
パーソナリティ1:パーソナリティとは、心理力動アプローチ、類型論的アプローチ(A-1-4)(A-2-4)
【事前学習】教科書の第8章の該当箇所をよく読んで、パーソナリティのとらえ方の多様性を確認し、疑問点があればまとめておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、重要概念や理論をまとめておく (2時間) |
3 |
パーソナリティ2:特性論的アプローチ、社会認知的アプローチ(A-1-4)(A-2-4)
【事前学習】教科書の第8章の該当箇所をよく読んで、パーソナリティのとらえ方の多様性を確認し、疑問点があればまとめておく (2時間) 【事後学習】授授業内容を復習し、重要概念や理論をまとめておく (2時間) |
4 |
パーソナリティ3:人間性アプローチ、トピックス1,2(A-1-4)(A-2-4)
【事前学習】教科書の第8章の該当箇所をよく読んで、パーソナリティのとらえ方の多様性を確認し、疑問点があればまとめておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、重要概念や理論をまとめておく (2時間) |
5 |
発達1:発達とは、乳・幼児期(A-1-4)(A-2-4)
【事前学習】教科書の第9章の該当箇所をよく読んで、乳幼児期の発達の様相を確認し、疑問点があればまとめておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、重要概念や理論をまとめておく (2時間) |
6 |
発達2:児童・青年期、中年期(A-1-4)(A-2-4)
【事前学習】教科書の第9章の該当箇所をよく読んで、児童期から中年期の発達の様相を確認し、疑問点があればまとめておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、重要概念や理論をまとめておく (2時間) |
7 |
発達3:老年期、トピックス1,2(A-1-4)(A-2-4)
【事前学習】教科書の第9章の該当箇所をよく読んで、老年期の発達の様相を確認し、疑問点があればまとめておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、重要概念や理論をまとめておく (2時間) |
8 |
社会1:社会的知覚と社会的認知、社会的自己、態度と説得(A-1-4)(A-2-4)
【事前学習】教科書の第10章の該当箇所をよく読んで、教科書の第9章の該当箇所をよく読んで、社会的認知に関する諸研究を確認し、疑問点があればまとめておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、重要概念や理論をまとめておく (2時間) |
9 |
社会2:対人的影響・社会的認知、対人魅力 対人関係の成立基盤(A-1-4)(A-2-4)
【事前学習】教科書の第10章の該当箇所をよく読んで、社会的認知に関する諸研究を確認し、疑問点があればまとめておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、重要概念や理論をまとめておく (2時間) |
10 |
社会3:援助行動、攻撃行動、集団内過程・集団間過程、トピックス1,2(A-1-4)(A-2-4)
【事前学習】教科書の第10章の該当箇所をよく読んで、対人行動や集団に関する諸研究を確認し、疑問点があればまとめておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、重要概念や理論をまとめておく (2時間) |
11 |
異常:異常とは、異常心理学のパラダイム、分類・診断・臨床アセスメント・介入(A-1-4)(A-2-4)
【事前学習】教科書の第12章の該当箇所をよく読んで、「異常」の概念を確認し、疑問点があればまとめておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、重要概念や理論をまとめておく (2時間) |
12 |
健康:心理学と健康の関連、ストレスと健康、パーソナリティと健康、エクササイズとメンタルヘルス、トピックス1,2(A-1-4)(A-2-4)
【事前学習】教科書の第13章の該当箇所をよく読んで、健康とストレスに関する諸研究を確認し、疑問点があればまとめておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、重要概念や理論をまとめておく (2時間) |
13 |
環境:環境心理学とは、環境の知覚・認知・評価、社会環境と空間行動、様々な環境、トピックス(A-1-4)(A-2-4)
【事前学習】教科書の第14章の該当箇所をよく読んで、環境心理学に関する諸研究を確認し、疑問点があればまとめておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、重要概念や理論をまとめておく (2時間) |
14 |
心理学の社会的展開(A-1-4)(A-2-4)
【事前学習】教科書の第15章の該当箇所をよく読んで、心理学の社会的貢献について考えておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、重要概念や理論をまとめておく (2時間) |
15 |
授業のまとめ、2年次以降での学修に向けて(A-1-4)(A-2-4) レポートのフィードバック 【事前学習】これまでの授業の資料を読み直して復習をしておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、まとめておく (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 厳島行雄・横田正夫(編集) 『心理学概説』 冨山房インターナショナル 2023年 第1版 教科書は、『心理学概論1』と共通。 |
参考書 | 授業内で、適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(35%)、授業内テスト:ほぼ毎回テストを実施する。(65%) 講義終了後に、その授業内で説明した内容についてのテストを行う(対面授業の授業時間中のみ、テストを実施する)。この時間以外ではテストに参加できない。 レポート課題は11回の授業で提示し、14回の授業日に締め切る。 レポート評価の基準:十分調べて考察し、自分の意見が自分の言葉で述べられているか。必要に応じ、主張・意見の根拠や情報源が提示されているか(引用・参考文献が正しい形式で書かれているか)。読み手が理解できたか(誤字脱字がない、論理的である)。書式が守られているか。 対面授業に参加できない場合の要件を満たし、zoomでライフ授業に参加した後、授業内でテストを受けてもらう。その点数により評価する。 |
オフィスアワー | 水曜昼休み、坂本研究室にて |