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スポーツ社会学

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令和2年度以降入学者 スポーツ社会学
令和元年度以前入学者 スポーツ社会学1
教員名 水上博司
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 体育学科
学期 前期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業
Blackboard ID 20231080
授業概要 日本人のスポーツ享受モデルの特徴を解説し、教育需要に基づいた知育実践と生活需要に基づいたスポーツ実践の違いと意義、さらには、これらの関係性をスポーツライフスタイル論やスポーツ空間論の認識枠組みを用いて理解する。
授業のねらい・到達目標 「スポーツ宣言日本」および「第2期スポーツ基本計画」で謳われたスポーツの社会的意義を理解し、近代スポーツの危機とスポーツの現代化が進行しつつあることを説明できるようにする。とくに生涯スポーツ論の立場からスポーツの文化論,集団論,指導論,規範論の展望を具体的に構想し、その構想を実現するための具体的なスポーツ環境整備について提言できるようにする。なお,本講義では担当講師の編著書「スポーツクラブの社会学:「コートの外」より愛をこめ」(青弓社)を参考に、当著書で提唱されたスポーツ空間論の「コートの中」と「コートの外」概念を用いて,どのようにスポーツ環境整備を推進するのか,スポーツプロモーションの理念とそのためのスポーツ環境を理解する.
この科目は文理学部(学士(体育学))のディプロマポリシーDP2,DP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP2,CP3,CP4に対応しています。これらディプロマポリシーとカリキュラムポリシーは,新カリキュラム(令和2年度以降入学者対象)と旧カリキュラムの「スポーツ社会学1」において同様で変更はありません.
・世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,自己の世界観をもって説明できる(A-2-2)。
・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる(A-3-2)。
・問題の意味を理解し,助言を受けて複数の解決策を提示し説明できる(A-4-2)。
授業の形式 講義
授業の方法 授業の形式:【講義】
・毎週指定した曜日・時間に資料をGoogle classroomへアップしますので準備学習(事前学習)としてあらかじめ資料を読んでください.
・担当講師の編著書「スポーツクラブの社会学:『「コートの外」より愛をこめ』の射程(青弓社)」を参考に作成した本講義の独自資料をclassroomを通じて事前に配布する.
・毎回の授業に対する評価は,リアクションコメントと3回の授業内テスト(中間2回、最終1回)で行い,またフィードバックも行う.
・授業形態,授業概要,授業のねらい・到達目標,授業方法,成績評価については、第1回目のガイダンス授業時に詳細を説明する.
・本授業の事前・事後学習は,各1時間(合計2時間)の学習を目安とします.
授業計画
1 本講義の進め方についてガイダンスをします.授業の開講形態,授業概要,ねらいと到達目標,授業の方法,シラバス の内容,授業内テストと成績評価,資料の入手方法について詳しく説明します.受講生はclassroomから受講登録をします.
【事前学習】シラバスの内容と授業全体の流れを事前に確認すること(A-2) (2時間)
【事後学習】ガイダンスの内容を振り返り、今後の講義に備えること(A-2) (2時間)
2 スポーツ空間論とスポーツの豊かさ
【事前学習】第2回の授業に備え、classroomを通じて事前に配布された独自資料を予習すること(A-2) (2時間)
【事後学習】独自資料をもとに講義内容を復習し、次回講義に備えること(A-2,A-3,A-4) (2時間)
3 「コートの中」と「コートの外」からスポーツクラブを問う
【事前学習】第3回の授業に備え、classroomを通じて事前に配布された独自資料を予習すること(A-2) (2時間)
【事後学習】独自資料をもとに講義内容を復習し、次回講義に備えること(A-2,A-3,A-4) (2時間)
4 スポーツ集団論としてのチームワークとクラブワーク
【事前学習】第4回の授業に備え、classroomを通じて事前に配布された独自資料を予習すること(A-2) (2時間)
【事後学習】独自資料をもとに講義内容を復習し、次回講義に備えること(A-2,A-3,A-4) (2時間)
5 スポーツの「楽しさ」とスポーツに「なる」とは
【事前学習】第5回の授業に備え、classroomを通じて事前に配布された独自資料を予習すること(A-2) (2時間)
【事後学習】独自資料をもとに講義内容を復習し、次回講義に備えること(A-2,A-3,A-4) (2時間)
6 第1回 授業内テストと解説(中間試験1)
【事前学習】第2回の授業内テストに備え、第2回から第5回の授業内容の振り返りをする(A-2) (2時間)
【事後学習】第1回の授業内テストの復習をする(A-2,A-3,A-4) (2時間)
7 スポーツ組織の民主化とコミュニケーションの意義
【事前学習】第7回の授業に備え、classroomを通じて事前に配布された独自資料を予習すること(A-2) (2時間)
【事後学習】独自資料をもとに講義内容を復習し、次回講義に備えること(A-2,A-3,A-4) (2時間)
8 スポーツ空間論の試み:遊びの理論とスポーツ
【事前学習】第8回の授業に備え、classroomを通じて事前に配布された独自資料を予習すること(A-2) (2時間)
【事後学習】独自資料をもとに講義内容を復習し、次回講義に備えること(A-2,A-3,A-4) (2時間)
9 「コートの中」と「コートの外」からみたスポーツ集団論
【事前学習】第9回の授業に備え、classroomを通じて事前に配布された独自資料を予習すること(A-2) (2時間)
【事後学習】独自資料をもとに講義内容を復習し、次回講義に備えること(A-2,A-3,A-4) (2時間)
10 現代スポーツの変容とスポーツ空間論が貢献するもの
【事前学習】第10回の授業に備え、classroomを通じて事前に配布された独自資料を予習すること(A-2) (2時間)
【事後学習】独自資料をもとに講義内容を復習し、次回講義に備えること(A-2,A-3,A-4) (2時間)
11 第2回 授業内テストと解説(中間試験2)
【事前学習】第2回の授業内テストに備え、第7回から第10回の授業内容の振り返りをする(A-2) (2時間)
【事後学習】第2回の授業内テストの復習をする(A-2,A-3,A-4) (2時間)
12 チーム・クラブ・アソシエーションの補完性
【事前学習】第12回の授業に備え、classroomを通じて事前に配布された独自資料を予習すること(A-2) (2時間)
【事後学習】独自資料をもとに講義内容を復習し、次回講義に備えること(A-2,A-3,A-4) (2時間)
13 チームワークからクラブワークへ
【事前学習】第13回の授業に備え、classroomを通じて事前に配布された独自資料を予習すること(A-2) (2時間)
【事後学習】独自資料をもとに講義内容を復習し、次回講義に備えること(A-2,A-3,A-4) (2時間)
14 スポーツクラブ論の中のライフスタイルスポーツの考え方
【事前学習】第14回の授業に備え、classroomを通じて事前に配布された独自資料を予習すること(A-2) (2時間)
【事後学習】独自資料をもとに講義内容を復習し、次回講義に備えること(A-2,A-3,A-4) (2時間)
15 第3回 授業内テストと解説(最終試験)
【事前学習】第3回の授業内テストに備え、第11回から第14回の授業内容の振り返りをする(A-2) (2時間)
【事後学習】第3回の授業内テストの復習をする(A-2,A-3,A-4) (2時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 水上博司編 『スポーツクラブの社会学:『「コートの外」より愛をこめ』の射程』 青弓社 2020年 第2版
なし
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:3回の授業内テスト(50%)、授業参画度:リアクションコメント(50%)
授業後には,リアクションコメントを提出してもらいます。各回のリアクションコメントは授業参画度を評価します。
オフィスアワー ガイダンス時に連絡先のメールアドレスを伝えます。

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