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令和2年度以降入学者 | 地域教育論 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 地域教育論 | ||||
教員名 | 阿部剛志 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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Blackboard ID | 20231051 |
授業概要 | 「地方創生」「授業づくり」「学校経営(組織運営)」「学校外での学び場」等から教育×地域の理論・実践について学びます。 カリキュラムは大きく3段階で構成しています。①基礎編(主に1~5回)では「地域づくり」「学校教育」「社会教育」について、それぞれの概要や過去の政策の変遷等を地域と教育の関係性に着目しながら講義するとともに、学生自身の体験や関心と接続させながら対話します。 ②理論・実践編(主に6~12回)では、地域教育の実践例を実践者(ゲスト講師)から紹介するとともに、シンクタンク研究員でもある講師の調査研究実績をもとに、その教育的・地域的な効果や意義について講義します。これらを踏まえ、学生自身が問題設定し、その解決策となる実践例を調査し、学生同士での対話をします。 ③政策編(主に13~15回)は、地域教育に係る国・地方公共団体の政策動向の最前線を学び、講師と学生が共に「今後あるべき地域教育の政策と実践」を考えます。 |
授業のねらい・到達目標 | 学習指導要領において「社会に開かれた教育課程」が位置付けられたり、地域との協働経営を理念とする学校運営協議会制度(コミュニティ・スクール)の設置が公立学校で努力義務化されたりする中、地域と教育の創発、地域と学校の協働の実践ができる人材への期待が高まっており、本科目では、これに応える資質・能力として以下を到達目標に位置付ける。 ①学校の授業で「地域」を活かすイメージが具体的に湧いている ②地域の中で(学校外で)どのような教育活動が行われているのか説明できる ③地域教育にどのような主体・機関(ステークホルダー)が関わっているのかを説明できる ④学校と地域を巡る問題とその解決策を主体的に考えることができる また、これを通じて学生自身が「地域教育」として探究したい興味・関心軸を特定できている。(A-4-3,A-7-3) この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCPの4,7に対応しています。 |
授業の形式 | 講義、オムニバス |
授業の方法 | 講師が作成した講義資料を説明し、様々な問いに対し学生自身の経験も活かして思考・対話を行う。 期末レポートおよび期中課題(節目で1回を想定)によって評価する。期中課題は事前学習として行うものであり、講義の中でその内容を踏まえて対話するとともに、後続の授業においてフィードバックを行う。 やむを得ない事情で対面授業への参画が困難な学生に対しては、対面授業の様子をオンライン(Zoom)で配信する。課題は講師が指定する方法で授業後速やかに提出する。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション:「地域教育」を巡る基本的な動向の紹介と授業の狙い・構成の説明
【事前学習】シラバスを通読し授業全体の流れを確認する (2時間) 【事後学習】地域教育に関して関心のあるキーワードを調べる (2時間) 【担当教員】阿部剛志 【授業形態】対面授業 |
2 |
◆基礎編◆「学校教育と地域」の概要・変遷
【事前学習】参考文献やレジュメを予め読む (2時間) 【事後学習】関心・疑問点を中心に参考文献やレジュメを再読する (2時間) 【担当教員】喜多下悠貴 【授業形態】対面授業 |
3 |
◆基礎編◆「社会教育と地域」の概要・変遷
【事前学習】参考文献やレジュメを予め読む (2時間) 【事後学習】関心・疑問点を中心に参考文献やレジュメを再読する (2時間) 【担当教員】永野恵 【授業形態】対面授業 |
4 |
◆基礎編◆「地域づくりと教育」の概要と変遷
【事前学習】参考文献やレジュメを予め読む (2時間) 【事後学習】関心・疑問点を中心に参考文献やレジュメを再読する (2時間) 【担当教員】阿部剛志 【授業形態】対面授業 |
5 |
◆基礎編◆ 対話とまとめ
【事前学習】基礎編の聴講で感じた疑問、問いを言語化してくる (2時間) 【事後学習】対話を通じて事前学習の内容(言語化)を深める (2時間) 【担当教員】喜多下悠貴 【授業形態】対面授業 |
6 |
◆実践編◆「地域教育」実践例①「学校教育の現場から」(ゲスト講師)
【事前学習】実践例に関する情報を調べ、質問を考えてくる (2時間) 【事後学習】実践例を再度調べ、特徴と課題を整理する (2時間) 【担当教員】喜多下悠貴 【授業形態】対面授業 |
7 |
◆理論編◆「地域教育」実践例の解説 ~意義・評価・政策~
【事前学習】実践例に関する課題を調べ、質問を考えてくる (2時間) 【事後学習】政策に関する情報を収集・整理する (2時間) 【担当教員】喜多下悠貴 【授業形態】対面授業 |
8 |
◆実践編◆「地域教育」実践例②「地域づくりの現場から」(ゲスト講師)
【事前学習】実践例に関する情報を調べ、質問を考えてくる (2時間) 【事後学習】実践例のポイントと考える点を整理する (2時間) 【担当教員】阿部剛志 【授業形態】対面授業 |
9 |
◆理論編◆「地域教育」実践例の解説 ~意義・評価・政策~
【事前学習】実践例に関する課題を調べ、質問を考えてくる (2時間) 【事後学習】政策に関する情報を収集・整理する (2時間) 【担当教員】阿部剛志 【授業形態】対面授業 |
10 |
◆実践編◆「地域教育」実践例③「社会教育の現場から」(ゲスト講師)
【事前学習】実践例に関する情報を調べ、質問を考えてくる (2時間) 【事後学習】実践例のポイントと考える点を整理する (2時間) 【担当教員】永野恵 【授業形態】対面授業 |
11 |
◆理論編◆「地域教育」実践例の解説 ~意義・評価・政策~
【事前学習】実践例に関する課題を調べ、質問を考えてくる (2時間) 【事後学習】政策に関する情報を収集・整理する (2時間) 【担当教員】永野恵 【授業形態】対面授業 |
12 |
◆実践編◆ まとめ ~地域教育の実践例~による学び合い
【事前学習】自身が一押ししたい地域教育実践例の発掘・整理 (2時間) 【事後学習】対話を通じて事前学習の内容(事例の理解)を深める (2時間) 【担当教員】永野恵 【授業形態】対面授業 |
13 |
◆政策編◆ 「地域教育」の推進政策の今①
【事前学習】関心のある政策について調べる (2時間) 【事後学習】関心・疑問点を中心に参考文献やレジュメを再読する (2時間) 【担当教員】阿部剛志 【授業形態】対面授業 |
14 |
◆政策編◆ 「地域教育」の推進政策の今①
【事前学習】関心のある政策について調べる (2時間) 【事後学習】関心・疑問点を中心に参考文献やレジュメを再読する (2時間) 【担当教員】喜多下悠貴 【授業形態】対面授業 |
15 |
◆政策編◆ 今後あるべき「地域教育」の政策と実践
【事前学習】自身が一押ししたい地域教育政策の整理 (2時間) 【事後学習】自身で提案した政策の深掘り (2時間) 【担当教員】永野恵 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 荻野亮吾/丹間康仁 『地域教育経営論』 大学教育出版 2022年 第1版 柳原邦光ほか 『地域学入門』 ミネルヴァ書房 2011年 第1版 地域・教育魅力化プラットフォーム編 『地域協働による高校魅力化ガイド』 岩波書店 2019年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:提示した課題に対する期末レポートの作成(60%)、授業内テスト:提示した課題に対する期中レポートの作成(25%)、授業参画度:各回のリアクションペーパー提出(15%) |
オフィスアワー | blackboradを用いて質疑応答を行います。 |