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令和2年度以前入学者 | 福祉行財政と福祉計画 | ||||
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教員名 | 諏訪徹 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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Blackboard ID | 20231022 |
授業概要 | 本科目は、地方自治制度、地方財政制度と社会保障財源、地方分権改革など、国と地方自治体とのマクロな政府間関係を踏まえながら、社会福祉制度の行財政の実施体制、財源構造、相談支援体制、福祉計画等について各制度を比較・横断しながら解説する。これにより、学生が、福祉行財政システムの全体像を把握できるようになることを目指す。 担当教員は全国社会福祉協議会、厚生労働省における実務経験を有し、また現在も各種団体の委員会・審議会等での職務を行っている。この経験を踏まえ、現実の政策や実務と結びつけた講義を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | ・福祉行財政システムにおける国、都道府県、市町村の役割分担(地方分権等による変化の経過を含む)について説明できる(A-3-3,A-4-3,A-5-3)。 ・福祉計画、事業者指定、制度の実施、相談体制整備等における地方自治体の役割について説明できる(A-3-3,A-4-3,A-5-3)。 ・福祉行政の運営における福祉計画の機能、各分野の福祉計画の主要な内容について説明できる(A-3-3,A-4-3,A-5-3)。 ・各社会福祉制度の実施体制・相談支援体制・財政システムの共通点、違いについて説明できる(A-3-3,A-4-3,A-5-3)。 ・社会保障、社会福祉における国、都道府県、市区町村の財政分担について説明できる(A-3-3,A-4-3,A-5-3)。 この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP3,4,5及びカリキュラムポリシーCP3,4,5に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | ・資料は印刷し冊子で配布する。冊子を準備し授業に臨むこと。Blackboard(Bb) にもデータを掲載しておく。 ・リアクションペーパーにコメント等を記入し、毎回の授業終了後2日以内に、Bbで提出すること。 ・事前・事後学修課題として確認テストを行う。毎回の授業終了後2週間以内にBbで提出すること ・リアクションペーパーに対するフィードバックは授業開始時に行うとともにBbに掲載する。 ・確認テストの解答はBbに掲載するとともに質問に応じる。 ・授業中提示した参考文献等の学習を奨励する。 ・対面参加が困難である旨の配慮申請を学生支援室に行い、認められた学生については、教員の許可を受けてZOOMにてオンライン参加することができる。 |
履修条件 | ・本科目は社会福祉士国家試験の「福祉行財政と福祉計画」に対応しており、国家試験受験を考えている者は履修する必要がある。 ・国家試験受験を希望していない者でも履修は可能。 ・社会福祉士の受験の有無にかかわらず、地方公務員をめざす者には受講を勧める。 ・内容を理解するためには社会福祉制度についての一定の基礎知識が必要。 |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクション~福祉行財政実施体制の全体像と基本枠組み
【事前学習】シラバスを確認すること (1時間) 【事後学習】学習計画をたてること。確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
2 |
国と地方の役割分担、地方分権と福祉行財政の変遷、地方自治制度
【事前学習】配布資料を読み、福祉分野の地方分権改革の流れについて予習すること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
3 |
福祉計画の機能と福祉行財政
【事前学習】配布資料を読み、自分の興味のある自治体の福祉計画を見ておくこと (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
4 |
福祉計画の実際…国の指針と自治体の計画の関係
【事前学習】配布資料を読み、国の策定する基本指針をみておくこと (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
5 |
福祉計画による政策マネジメント
【事前学習】配布資料を読み、政策マネジメントのサイクルについて予習すること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
6 |
経営主体(法人)、施設・事業に対する規制
【事前学習】配布資料を読み、主体規制、事業についての運営基準の目的について予習すること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
7 |
措置制度と契約制度
【事前学習】配布資料を読み、措置制度から契約制度に変化した分野について予習すること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
8 |
相談体制と専門職
【事前学習】配布資料を読み、相談機関の種類について予習すること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
9 |
福祉制度の実施体制・財政の概観~契約型の仕組みと措置型の仕組み
【事前学習】配布資料を読み、各制度の実施体制の違いについて予習すること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
10 |
各制度の実施体制・財政(介護保険制度、障害者自立支援制度)
【事前学習】配布資料を読み、両制度の共通点と違いについて予習すること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
11 |
各制度の実施体制・財政(子ども子育て支援制度と児童福祉制度)
【事前学習】配布資料を読み、両制度の違いについて予習すること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
12 |
各制度の実施体制・財政(生活保護制度、生活困窮者自立支援制度)
【事前学習】配布資料を読み、両制度の共通点と違いについて予習すること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
13 |
社会保障・社会福祉に対する国と地方の財政分担
【事前学習】配布資料を読み、社会保障・社会福祉の財政の概略について予習すること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
14 |
地方財政制度、地方財政における社会福祉
【事前学習】配布資料を読み、国と地方の財政的なつながりについて予習すること (1時間) 【事後学習】第1~14回までの内容を復習すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
15 |
期末試験とその解説
【事前学習】第1~14回までの内容を復習すること (3時間) 【事後学習】本科目の学習内容で不明確であった点を復習・整理すること (1時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 試験(30%)、レポート(20%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(20%) ・授業参画度は授業への出席、リアクションペーパーの提出で出席・授業参画したものとみなす。リアクションペーパーにコメント等を記入し、毎回の授業終了後2日以内にBbで提出すること。出席・提出が無かった場合は減点する。 ・授業内テストの評価は、確認テストの提出をもって行う。毎回の授業終了後2週間以内にBbで提出すること。提出が無かった場合は減点する。 ・対面授業に参加できない場合の要件を満たし,Zoom で参加した場合も,上記課題の提出によって評価する。 ・一定の要件を満たす者について、追試、再試験を行う(詳細は授業で説明) |
オフィスアワー | 月曜日・水曜日の昼休み。その他メールや Blackboard を用いて質疑応答を行う。 |