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ゼミナール1

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令和2年度以降入学者 ゼミナール1
令和元年度以前入学者 ゼミナール1
教員名 鴨澤小織
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 社会福祉学科
学期 前期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業
Blackboard ID 20231015
授業概要 社会福祉研究の基礎を理解するために、段階ごとに概要についての授業を行う。また理解度を確認しアウトプットする場として、レポート、発表の課題が定期的にある。さらに定期的に個人指導を行う。1年を通しゼミの仲間とのグループ・ダイナミクスを大切に授業を進める。
授業のねらい・到達目標 「社会福祉ゼミナール1」は、それまでに社会福祉学科で学んだことを自分の関心・興味に引き付けて、卒業論文としてまとめるための力をつける、また社会に出てから必要とされるさまざまな能力を少人数でのグループダイナミクス(集団力学)の中でお互いに学びあい,高めあうことができる。さらに個人指導を通して自分の力を卒業に向けて着実に伸ばしていくことができる。実際には、社会福祉課題のある現場に行き、感じ、同じ時代に生きている人たちの考え方、生活のありようや困難に触れ、幅広い社会課題に関心を持つことができるようになる。そして多様で複雑な社会を少しでも読み解くために、ゼミで共有し、自分の持っていたそれまでの解釈から多角的に広く物事を理解する力、さらにプレゼンターションやファシリテートの技術を学び,積極的に発表することができる。そして、年度の最後には卒業論文の研究計画を立てることを到達目標とする。
(A-3-2.A-4-2.A-5-2)
この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP4及びカリキュラムポリシーCP3に対応しています。
授業の形式 講義、ゼミ、卒業論文・研究
授業の方法 授業の形式【ゼミ】
・グループディスカッション、個人発表、個人指導などを中心としたゼミ方式。
・フィールドワークに関しては、個別の関心に対応し、個人面談で相談しながら進めていく。
・それぞれの卒業論文テーマに関した報告(文献報告および調査報告)を繰り返していく。
・提出物の提出方法、フィードバックの方法等については、課題はブラックボードを通して提出し、翌週までにコメントをつけて返信をする、次の授業で補足説明をする。
本授業の事前、事後学習は、各2時間の学習を目安とする。
対面授業参加が困難が学生への配慮について:事前にメールで連絡をし許可を得ること、ブラックボードにある課題を行い翌週までに提出すること。
授業計画
1 オリエンテーション:卒業研究について全体像を具体的に理解する。(A-4-2)
【事前学習】シラバスを読んで卒業論文製作までの道のりを理解する。 (2時間)
【事後学習】ゼミを通して何を学びたいのか考えを整理してワークシートに記入する。 (2時間)
2 社会福祉研究の基礎(1)研究とは何か。なぜ卒業論文を書くのか。何がそこから学べるのかを理解する。(A-4-2)
【事前学習】前週の資料を読み、疑問や質問を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】ワークシートに基づき復習をする。 (2時間)
3 社会福祉研究の基礎(2)研究論文を書くということ。研究の目的、倫理、視点を学ぶ。(A-4-2)
【事前学習】配布資料を読んで質問を考える。 (2時間)
【事後学習】授業のまとめとして内容を整理し、卒業研究ノートを作成する。 (2時間)
4 社会福祉研究の基礎(3)社会福祉研究の対象を理解する。関心分野について問題意識を深める。(A-4-2)
【事前学習】授業で卒論の関心分野を発表するための準備をする。 (2時間)
【事後学習】卒論ノートに関心分野についての授業でのコメントなどを整理して記録する。 (2時間)
5 研究方法の基礎(1)質的研究と量的研究(A-4-2)
【事前学習】配布資料を読んでおく。 (2時間)
【事後学習】ノートに授業内容を整理して復習をする。 (2時間)
6 研究方法の基礎(2)データ収集とフィールドワーク(A-4-2)
【事前学習】配布資料を読んでノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】ノートに授業内容を整理して復習をする。 (2時間)
7 研究方法の基礎(3)分析とその方法(A-4-2)
【事前学習】配布資料を読んでノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】ノートに授業内容を整理して復習をする。 (2時間)
8 フィールドワーク計画(1)(A-5-2)
【事前学習】興味のある分野を探してノートに記入する。 (2時間)
【事後学習】フィールドワーク対象について調べる。 (2時間)
9 フィールドワーク計画(2)(A-5-2)
【事前学習】関心分野のフィールドについて調査し授業で発表するために準備する。 (2時間)
【事後学習】フィールドワークの計画を立てる。 (2時間)
10 研究計画案について(1)発表とディスカッション(A-4-2)
【事前学習】発表準備のためのワークシートを読んでおく。 (2時間)
【事後学習】フィールドワークノートを整理し授業内容を整理する。 (2時間)
11 研究計画案について(2)発表とディスカッション(A-4-2)
【事前学習】研究計画案ドラフトを作成する。 (2時間)
【事後学習】授業から得た情報を整理してノートに記入する。 (2時間)
12 研究計画案について(3)発表とディスカッション(A-4-2)
【事前学習】研究計画案ドラフト発表の準備をする。 (2時間)
【事後学習】発表者が述べた内容やコメントをノートに整理する。 (2時間)
13 研究計画案について(4)発表とディスカッション(A-4-2)
【事前学習】資料を読んで理解を深める。 (2時間)
【事後学習】研究計画案ドラフトを再度見直し整理する。 (2時間)
14 前期まとめ(A-5-2)
【事前学習】卒論ノートを整理する。 (2時間)
【事後学習】研究法、研究計画を整理しておく。 (2時間)
15 夏季研究課題とフィールドワークの検討(A-5-2)
【事前学習】研究ノートを提出準備をする。 (2時間)
【事後学習】夏季研究課題レポートを書く。 (2時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 戸田山和久 『最新版 論文の教室: レポートから卒論まで』 NHKブックス 2022年
特になし。
成績評価の方法及び基準 レポート:レポートの提出が求められます。(50%)、授業参画度:卒業論文ノート、ワークシートの提出状況を評価する。(30%)、研究計画の作成、ディスカッションを評価します。(20%)
オフィスアワー 授業の後の時間,またはメールで対応します。

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