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令和2年度以降入学者 | 家庭支援論 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 家庭支援論 | ||||
教員名 | 永野咲 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業 出席は、Blackboardを通したリアクション・レポートの提出によって判断する。 |
Blackboard ID | 20231011 |
授業概要 | 子どもや家庭の抱えるさまざまな課題とその支援について考察する。 特に、NPO法人での生活支援員(ソーシャルワーカー)としての実務経験から、社会的養護の領域に焦点をあて、多様な家族や育ちの形があることを学ぶ。その中で、当事者の声を聴くこと、人生を支える支援のあり方について考える。 |
授業のねらい・到達目標 | ⑴子ども家庭福祉領域でのソーシャルワークにおける基本的事項を説明できる(A-3-2)(A-4-2) ⑵家族や育ちの多様性について理解し、子どもの主体性や参画について議論することができる(A-3-2)(A-4-2) ⑶子どもや家庭の人生を支える支援のあり方について多角的に考えることができる(A-3-2)(A-4-2) 【令和3年度以降入学者】この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP3、4及びカリキュラムポリシーCP3,4に対応しています。 【令和2年度以前入学者】この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP3に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 【講義】 講義形式を基本に、必要に応じてグループワークや映像資料を用いる。 Blackboardを通じて、配信する教材をもとに基本事項を説明する。 毎回の授業後に、指定の課題・リアクションレポートをまとめ、Blackboardから送付すること。この提出をもって出席とみなす。提出されたリアクションレポートは毎回採点を実施し、フィードバックを行う。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。 対面に参加できな場合は、事前に申し出をしてください。その後、検討いたします。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション:「家族」とはどのような存在か【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・「家族」のもつイメージについて考えるとともに、多様な家族観があることを学ぶ ・授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する 【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解すること (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
2 |
ソーシャルワークの基本的視座1:エンパワメントとウェルビーイング【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・子ども家庭領域におけるソーシャルワークの基本的視座(特にエンパワメント、ウェルビーイング、ダメージモデルとレジリエンス)について理解する 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
3 |
ソーシャルワークの基本的視座2:多様性の尊重【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・子どもや家庭の多様性について、絵本等の教材を用いて学ぶ 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
4 |
子どもの権利条約にもとづく子ども観【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・子どもの権利条約について学び、権利の主体としての子ども観を獲得する・子どもを主体としたミーティングの取り組みを中心に、子どもの意見を聞くこと、参画することについて学ぶ 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
5 |
子どもが育つ社会と遊び【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・子どもが育つ社会の現状をふりかえり、子どもの主体的な遊びについて考える。 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
6 |
子育て家庭の置かれた現状とジェンダー・ギャップ【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・子育て家庭の現状とジェンダー・ギャップについて学び、子どもが育つ社会の状況を考える。 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
7 |
子ども虐待への対応と保護者支援1:「特定妊婦」・予防的支援【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・子育て環境の実際を理解し、特定妊婦に対する予防的関わり等の子育てを支えるソーシャルワークを学ぶ 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
8 |
子ども虐待への対応と保護者支援2:虐待の背景と虐待対応の仕組み【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・子ども虐待問題について学び、虐待問題を抱える保護者の実際を理解する 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
9 |
社会的養護のかたち1:社会的養護の全体像【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・社会的養護の全体像と制度の方向性について学ぶ 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
10 |
社会的養護のかたち2:施設型養育【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・家族の分離を必要とした場合の代替養育(社会的養護)のうち、施設養育の実践を学び、子どもと家族を支えるソーシャルワークを理解する 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
11 |
社会的養護のかたち3:里親養育【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・代替養育のうち家庭養育の様子を学ぶ。また、地域で生活をともにする中でのソーシャルワークを学ぶ 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
12 |
養子縁組と知る権利の保障【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・里親制度と(特別)養子縁組制度との違いを理解するとともに、真実告知(テリング)の実際を学ぶ 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】課題をまとめ送付すること (2時間) |
13 |
社会的養護のもとで育つ子どもの進路と措置解除後の暮らし【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・社会的養護のもとで育った若者の進路や措置解除後の生活の状況を理解する 【事前学習】前回授業の事例とまとめたワークシートを見直し、加筆修正しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
14 |
社会的養護領域での当事者参画を考える【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・社会的養護領域における当事者参画の取り組みを学ぶ 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める【対面授業】(A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】これまでの学修を振り返り、整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 木村容子・有村大士 『子ども家庭福祉』 ミネルヴァ書房 2016年 垣内国光 ほか 『子ども家庭福祉ー子ども・家族・社会をどうとらえるか』 2020年 永野咲 『社会的養護のもとで育つ若者の「ライフチャンス」――選択肢とつながりの保障、「生の不安定さ」からの解放を求めて』 明石書店 2017年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:最終レポート(40%)、授業参画度:リアクションレポートと課題研究の提出状況により評価する(60%) レポートは、期末に実施する予定である。 対面授業に参加できない場合、前日までに連絡の上、zoomでのライブ参加または後日配信する録画動画を視聴した上でリアクション・レポートを送信することで出席と同等とみなす。 |
オフィスアワー | 授業終了後またメールで随時受け付ける |