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令和2年度以降入学者 | 養護原理 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 養護原理 | ||||
教員名 | 永野咲 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業 出席は、Blackboardを通したリアクション・レポートの提出によって判断する。 |
Blackboard ID | 20231010 |
授業概要 | 子どもの保護や社会的養護を必要とする子ども・家庭の状況を知り、人生に寄り添う支援がどうあるべきか考える。 特に、NPO法人での生活支援員(ソーシャルワーカー)としての実務経験から、社会的養護の領域に焦点をあて、その中で、当事者の声を聴くこと、人生を支える支援のあり方について考える。 |
授業のねらい・到達目標 | ⑴保護や社会的養護が必要となる現状や背景を説明できる。(A-3-2)(A-4-2) ⑵子どもの保護と社会的養護の制度を説明することができる。(A-3-2)(A-4-2) ⑶社会的養護を含めた子どもの育ちや人生を支える取り組みがどうあるべきか、現状の課題と自身の考えを伝えることができる。(A-3-2)(A-4-2) 【令和3年度以降入学者】この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP3、4及びカリキュラムポリシーCP3、4に対応しています。 【令和2年度以前入学者】この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP3に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 【講義】 講義形式を基本に、必要に応じてグループワークや映像資料を用いる。 Blackboardを通じて、配信する教材をもとに基本事項を説明する。 毎回の授業後に、指定の課題・リアクションレポートをまとめ、Blackboardから送付すること。この提出をもって出席とみなす。提出されたリアクションレポートは毎回採点を実施し、フィードバックを行う。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。 対面に参加できな場合は、事前に申し出をしてください。その後、検討いたします。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション:「子どもの育ち」に必要なものは?【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する 【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解すること (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
2 |
子どもの権利とは?【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・子どもの権利条約について学び、権利の主体としての子ども観を獲得する 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
3 |
子どもが保護・社会的養護を必要とするとき【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・保護の理由や背景について学ぶ 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
4 |
子ども虐待への対応と保護者支援1:日本の虐待対応の仕組みについて学ぶ【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・子ども虐待への対応方法について日米の仕組みから学ぶ 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) |
5 |
子ども虐待への対応と保護者支援2:米国の虐待対応の仕組みについて学ぶ【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・子ども虐待への対応方法について日米の仕組みから学ぶ 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) |
6 |
社会的養護の全体像【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・社会的養護の全体像と制度の方向性について学ぶ 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
7 |
里親養育と養子線組【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・代替養育のうち家庭養育の様子を学ぶ。また、地域で生活をともにする中でのソーシャルワークを学ぶ ・里親制度と(特別)養子縁組制度との違いを理解するとともに、真実告知(テリング)の実際を学ぶ 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
8 |
施設型養育1:乳児院・児童養護施設【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・施設養育のうち、乳児院と児童養護施設の実践を学び、子どもと家族を支えるソーシャルワークを理解する 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
9 |
施設型養育2:児童自立支援施設・児童心理治療施設・母子生活支援施設【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・施設養育のうち、児童自立支援施設・児童心理治療施設と母子生活支援施設の実践を学び、子どもと家族を支えるソーシャルワークを理解する 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
10 |
アフターケア1:自立援助ホーム【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・社会的養護を離れることと、離れた後の支援を学ぶ 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
11 |
アフターケア2:社会的養護自立支援事業【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・社会的養護を離れることと、離れた後の支援を学ぶ 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
12 |
当事者の声を聴く1:インタビューから経験を読みとく【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・社会的養護のもとで育った若者の経験を、手記やインタビュー記事から読み解き、「家族観」「大切にしてきたこと」などをまとめる 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】課題をまとめ送付すること (2時間) |
13 |
当事者の声を聴く2:ストーリーの共有【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・第12回でまとめた内容を検討し、「社会的養護のもとで育つ」ということについて、当事者の声を中心に理解する 【事前学習】前回授業の事例とまとめたワークシートを見直し、加筆修正しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
14 |
当事者の声を聴く3:社会的養護領域での当事者参画を考える【対面授業】(A-3-2)(A-4-2) ・社会的養護領域における当事者参画の取り組みを学ぶ 【事前学習】事前にBlackboardで提示された授業資料に目を通し、わからない語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内での説明を整理し、コメントにまとめ送付すること (2時間) |
15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める【対面授業】(A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】これまでの学修を振り返り、整理しておくこと (2時間) 【事後学習】課題研究をまとめ送付すること (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 木村容子・有村大士 『子ども家庭福祉』 ミネルヴァ書房 2016年 永野咲 『社会的養護のもとで育つ若者の「ライフチャンス」――選択肢とつながりの保障、「生の不安定さ」からの解放を求めて』 明石書店 2017年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:最終レポート(40%)、授業参画度:リアクションレポートと課題研究の提出状況により評価する(60%) レポートは、期末に実施する予定である。 対面授業に参加できない場合、前日までに連絡の上、zoomでのライブ参加または後日配信する録画動画を視聴した上でリアクション・レポートを送信することで出席と同等とみなす。 |
オフィスアワー | 授業終了時またはメールで随時受け付けます。 |