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令和3年度以降入学者 | ソーシャルワーク演習 | ||||
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令和2年度以前入学者 | ソーシャルワーク演習1 | ||||
教員名 | 関根麻美 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 授業の性質上、対面授業を基本とするが、大学方針によってzoomによる同時双方向型授業へ変更となる場合もある 木曜4限 |
Blackboard ID | 20230987 |
授業概要 | ・本科目は、ソーシャルワーク実践に求められる価値・知識・技術を総合的・包括的に学習する科目のうち、その導入として位置づけられていることから、ソーシャルワークに関する基礎的な理解、習得を目標とした演習を行う。 ・担当教員の実践経験(専門:高齢医療領域)や当事者経験、視聴覚教材等を取り入れながら、当事者理解や様々な領域で働くソーシャルワーカーの実践に触れ、専門職像を養う演習を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | ①ソーシャルワークの知識と技術に係る他の科目との関連性を踏まえ、社会福祉士として求められる基礎的な能力を涵養する。(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2) →ソーシャルワークの専門性を構成する価値・知識・技術について、1年次より履修してきた各科目の関連性に気付き、科目の枠を超えて課題や実践について概念化し、体系的に理解できるようになる。 ②ソーシャルワークの価値規範と倫理を実践的に理解する。(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2) →ソーシャルワークの目的・使命・倫理原則を体現するには、クライアントに関わるソーシャルワーカー自身のモノの捉え方や関わり方の傾向を自己覚知する必要がある。倫理綱領に拠る実践を理解するとともに、自身を客観視する力を身に付ける。 ③ソーシャルワークの実践に必要なコミュニケーション能力を養う。(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2) →事例をもとに「観る」「聴く」「話す」「書く」「体験する」「考える」「感じる」「気づく・振り返る」演習を行い、ソーシャルワークの対象への理解を深め、それらを実習等で活かせる力を身に付ける。 ④ソーシャルワークの展開過程において用いられる知識と技術を実践的に理解する。(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2) →クライアントのウェルビーイングの実現や課題解決に向けて展開されるソーシャルワークの過程と、各過程の構成要素、それらが円環的に機能していることを理解する。後期のソーシャルワーク演習〔社会専門〕に繋がるための基礎的な理解を目標とする。 この科目は文理学部(学士(社会福祉学)のDP3,4,5及びCP3,4,5に対応しています。 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | 授業の形式【演習】 ・20名以下の少人数クラスで編成される。主にグループワーク形式で進めるが、必要に応じて講義や個別ワークを取り入れながら具体的なソーシャルワークの場面を想定した実技指導(ブレインストーミング、ロールプレイング、ディベート、プレゼンテーション等)を行う。 ・教員はソーシャルワーカーとして一人ひとりの学生に関わり、クラス(グループ)を運営する。学生も専門職意識を持って臨み、クラス全体の士気が高まるような主体的な参画を期待する。 ・対面授業に出席できない場合の代替方法として、事前に教員まで申請した学生は、オンライン(ZOOM)での参加を認める。その場合、授業後に指定の課題を提出すること。 |
履修条件 | 本科目は、社会福祉士指定科目であり、相互履修科目(他学科学生が履修可能な科目)ではないため、社会福祉学科学生に限り履修できます。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション(演習の目的と概要・ねらい・集中授業の進め方)、カリキュラム上の演習の位置づけ、アイスブレイク・グループの形成、(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2)
【事前学習】本科目のカリキュラム上の位置づけと演習の概要を把握する (1時間) 【事後学習】演習の目的と概要、講義・演習・実習の関連性を理解する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
ソーシャルワーカー像の共有、ブレインストーミング(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2)
【事前学習】現段階でのソーシャルワーカー像を言語化する (1時間) 【事後学習】グループワークを通して得た学びをフィードバックする (1時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
(視聴覚教材)ソーシャルワーカーの仕事、期待される役割や実践に見られる信念(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2)
【事前学習】これまでの演習を振り返り質問事項を挙げる (1時間) 【事後学習】ソーシャルワーカー像を言語化する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
ソーシャルワーカーとしての自己理解、生育歴、生活習慣・価値観・思想(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2) 自己の価値への気づきと他者への関心 【事前学習】自身の生育歴と解釈をワークシートに記入する (1.5時間) 【事後学習】自己と向き合う作業の中で自分と違う他者の存在に気付く (1時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
ソーシャルワーカーが自己覚知することの必要性、私的な関係と専門的援助関係の違い、事例検討(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2)
【事前学習】事例を読み、分からない用語や機関の下調べを行う (1時間) 【事後学習】事例やグループで得た学びのフィードバックを行う (1時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
(視聴覚教材)当事者理解・人の「生活」を支える専門職(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2)
【事前学習】これまでの演習を振り返り質問事項を挙げる (1時間) 【事後学習】当事者理解を深める手記や文献を読む (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
コミュニケーション技術、アサーション、会話と面接の違い、言語・非言語コミュニケーション、ロールプレイング(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2)
【事前学習】自身のコミュニケーションパターンをワークシートに記入する (1時間) 【事後学習】グループワークを通して得た学びをフィードバックする (1時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
(視聴覚教材)面接の実際(電話相談、来所相談、家庭訪問、記録)、バイスティックの原則、ラポール形成(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2)
【事前学習】バイスティックの原則を説明できるよう準備する (1.5時間) 【事後学習】事例やグループで得た学びのフィードバックを行う (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
ソーシャルワークの展開過程①、事例検討(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2) エコマップ、ジェノグラム、ライフヒストリー 【事前学習】ソーシャルワークの展開を説明できるよう準備する (1.5時間) 【事後学習】インテーク、アセスメントの記録を行う (3時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
ソーシャルワークの展開過程②、事例検討(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2) 人の立体把握、実践理論(モデルとアプローチ)、プランニング 【事前学習】事例を読み、分からない専門用語や機関、制度の下調べを行う (1時間) 【事後学習】実践理論の理解を深め、他の事例でも適用する (3時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
倫理とは何か、ソーシャルワーク実践の基盤となる価値・倫理、社会福祉士の倫理綱領①(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2)
【事前学習】社会福祉士の倫理綱領を読み、下調べを行う (2時間) 【事後学習】個人的な価値観と専門的立場における価値観の違いを理解する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
社会福祉士の倫理綱領②、事例検討、他職種の倫理綱領、倫理的ジレンマ(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2)
【事前学習】日常に体験するジレンマのエピソードを発表できるよう準備する (1時間) 【事後学習】倫理的ジレンマに関する文献を読む (3時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
ソーシャルワークの対象、ミクロ・メゾ・マクロを一体的に捉える①、ソーシャルワークの定義 事例検討(組織に対するソーシャルワーク)(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2) 【事前学習】2000年、2014年のソーシャルワークの定義を予習する (2時間) 【事後学習】事例の振り返りを行い、ソーシャルワークの対象を理解する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
ソーシャルワークの対象、ミクロ・メゾ・マクロを一体的に捉える②、ソーシャルワーク専門職のグローバル定義・事例検討(地域社会に対するソーシャルワーク)(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2)
【事前学習】社会問題を人の生活と結び付けて発表できるよう準備する (2時間) 【事後学習】事例やグループで得た学びのフィードバックを行う (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
ソーシャルワークの対象、ミクロ・メゾ・マクロを一体的に捉える③、ソーシャルワークの機能、全体のまとめ、プレゼンテーション、ポートフォリオ提出(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2)
【事前学習】プレゼンテーション準備・ポートフォリオ作成 (3時間) 【事後学習】前期演習を振り返り、レポートを作成する (3時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 一般社団法人 日本ソーシャルワーク教育学校連盟 『⑬ソーシャルワーク演習〔共通科目〕 (最新 社会福祉士養成講座 精神保健福祉士養成講座)』 中央法規 2021年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業参画度(40%)、プレゼンテーション・ポートフォリオ(20%) 対面授業に参加できない場合の要件を満たし、事前に教員に申請のうえオンライン(ZOOM)受講した学生の評価は、課題の提出によって行う。 |
オフィスアワー | 木曜日4限の授業前 |