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令和3年度以降入学者 | ソーシャルワークの理論と方法1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | ソーシャルワーク論1 | ||||
教員名 | 久保田純 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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Blackboard ID | 20230982 |
授業概要 | ソーシャルワークとは、社会福祉を体現する方法論である。本講義ではソーシャルワークにおいて基盤となる様々な理論、ソーシャルワークの過程など具体的なソーシャルワークの知識について講義する。またソーシャルワーカーの実務経験をもとに、実際のソーシャルワーク実践現場での事例を参照しながら、理論や展開過程が理解できる授業を行う |
授業のねらい・到達目標 | ソーシャルワークを理解し実践する上で必要とされる、ソーシャルワークにおいて基盤となる様々な理論について理解をして、ソーシャルワークを展開する上で必要な視点について説明することができる。またソーシャルワークの過程について理解した上で、クライエントに対する支援の姿勢や情報収集の手法を身につける。実際の事例を通してグループでの事例検討を通して、他者の意見の相違の理解や合意形成に至る「連携」の手法についても理解する。 この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP1、DP2、DP3、DP6及びカリキュラムポリシーCP1、CP2、CP3、CP6に対応している。 ・学習から得られた幅広く豊かな知識と教養、及び自己の倫理観に基づいて、社会福祉学の役割を説明することができる。(A-1-2) ・日本及び国際社会が直面している社会福祉の問題を理解し、それを踏まえて社会福祉学の役割を説明することができる。(A-2-2) ・既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができる。(A-3-2) ・周りの人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について正しく説明することができる。(A-6-2) なおこの科目は、旧カリキュラム(令和元年度以前入学者が対象)においては文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | ①毎週日曜までに授業のレジメをblackboardにアップする。 ②対面授業にて、教科書とレジメの基本事項を説明し、関連するグループワーク及びレポートの作成、期末テスト等を実施する。 ③レポート課題についてはblackboard上でフィードバックを行う。 ④到達度を確認するために、対面での試験を行う。試験の解説は試験後に実施する。 ⑤授業終了時並びに、blackboardでのリアクションシートを通して、質問の機会を設ける。質問への回答は翌週の講義内で解説する。 ※対面授業に参加できない学生の代替方法 ①対面授業終了後にblackboardを通じて配信するオンデマンド動画を視聴し、リアクションシートを提出する。 ②許可を受けずに代替方法を選択した場合は【欠席】とみなす |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション(本講義の概要とそのねらい、講義の進め方)
【事前学習】シラバスに目を通して、授業の流れを理解しておく (2時間) 【事後学習】「社会福祉士」に関連する記事や書物に目を通す (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
ソーシャルワークの理論の概要(A-1-2)(A-2-2)
【事前学習】「理論」という用語の意味を確認する (2時間) 【事後学習】講義で学んだ「岡村理論」を整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
システム理論(A-1-2)(A-2-2)
【事前学習】「システム理論」の概要を調べておく (2時間) 【事後学習】講義で学んだ様々なシステムを整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
生態学理論(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】「生態学理論」の概要を調べておく (2時間) 【事後学習】講義で学んだ「ライフモデル」について整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
バイオ・サイコ・ソーシャルモデル(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】「システム理論」について復習をしておく (2時間) 【事後学習】講義で学んだBPSモデルについて整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
ミクロ・メゾ・マクロレベルにおけるソーシャルワーク(A-3)(A-6)【対面授業】
【事前学習】「システム理論」について復習をしておく (2時間) 【事後学習】自分の身の回りの「ミクロ」「メゾ」「マクロ」のシステムを確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
ソーシャルワークの目標と展開過程(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】「ソーシャルワーク専門職のグローバル定義」を確認する (2時間) 【事後学習】ソーシャルワークの展開過程を整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
ゲストスピーカー(ソーシャルワーカー)による講義(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】ゲストスピーカーに聞きたい質問を考える (2時間) 【事後学習】ゲストスピーカーの講義を聞きレポートにまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
ソーシャルワークの展開過程(1)(ケースの発見、インテーク)(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】これまで学んだソーシャルワークの機能を再確認する (2時間) 【事後学習】「ケースの発見」の分類を整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
ソーシャルワークの展開過程(2)(アセスメント)(A-3-2)(A-6-2)【対面授業】
【事前学習】「アセスメント」という用語を確認する (2時間) 【事後学習】自分の身の回りの「エコマップ」を作成する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
ソーシャルワークの展開過程(3)(プランニング)(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】「計画」という用語の意味を確認する (2時間) 【事後学習】講義で学んだ「援助計画」に必要な要素を再確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
ソーシャルワークの展開過程(4)(インターベンション、モニタリング)(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】「介入」という用語の意味を確認する (2時間) 【事後学習】講義で学んだ直接的介入と間接的介入を整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
ソーシャルワークの展開過程(5)(ターミネーション、アフターケア)(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】「アフターケア」という用語の意味を確認する (2時間) 【事後学習】講義で学んだ展開過程の循環的プロセスを再確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
授業内試験及び試験の解説(A-1-2)(A-2-2)(A-3-2)(A-6-2)
【事前学習】これまでの講義を振り返り学んだ点を整理する (2時間) 【事後学習】試験の結果を受けて知識として習得できない箇所を再確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
授業全体の振り返り(A-1-2)(A-2-2)
【事前学習】これまでの講義を振り返り疑問点などを整理する (2時間) 【事後学習】講義全体の振り返りを行う (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 日本ソーシャルワーク教育学校連盟編 『ソーシャルワークの理論と方法[共通科目](最新社会福祉士養成講座12)』 中央法規出版 2021年 |
参考書 | 赤津玲子・田中究・木場律志 『みんなのシステム論 対人援助のためのコラボレーション入門』 日本評論社 2019年 パメラ・トレビシック 『ソーシャルワークスキル〜社会福祉実践の知識と技術〜』 (株)みらい 2008年 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、レポート(25%)、授業参画度(25%) 授業内期末試験の結果により、(A-1-2)(A-2-2)の到達度を評価する。 レポートについては第8回のゲストスピーカーの講義に対するレポートの内容を評価する。またその内容により(A-3-2)(A-6-2)の到達度を評価する。 授業参画度については授業のリアクションペーパーの内容を評価する。またその内容により(A-3-2)(A-6-2)の到達度を評価する。5回以上欠席がある場合は成績の対象としない。 なお対面授業に参加できない要件を満たし、オンライン上で受講した場合もレポートと授業参画度は同様の方法で評価を行う。また同様に要件を満たし期末試験を受けられない場合は、ソーシャルワークに関するレポートの提出によって評価する。 |
オフィスアワー | ・火曜12:10〜13:00 ・リアクションペーパー内の質問に関しては翌週の授業内で回答する。 |