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ゼミナール4

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令和2年度以降入学者 ゼミナール4
令和元年度以前入学者 ゼミナール4
教員名 立道信吾
単位数    1 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業を基本に、必要に応じてオンデマンド授業やZOOMによる授業を組み合わせて実施する。
Blackboard ID 20233919
授業概要 就職活動における学歴社会の実態、②経済格差の就職活動への影響、③社会関係資源(人脈)の就職活動への影響など、現代日本における様々な問題について、大学生の関心が高い就職活動をテーマに、産業社会学の観点から受講生が14チームに分かれて研究を進める。担当教員は、厚生労働政策を研究対象とする行政の研究機関で長年の実務経験があり、政策研究の基本や行政と研究の連携、研究機関での働き方、研究プロジェクトの進め方など、受講生が社会人になった時に役に立つ知識を併せて学んでいく。
授業のねらい・到達目標 〈知識・技能〉
社会調査の企画・立案、実施、分析等を通じて、実証的な社会学の手法を身につける。「経営に資する人材とは何か」を就職活動の社会学的分析を通じて理解する。①就職活動をテーマにした、複数のサブプロジェクトからなる総合研究プロジェクトに受講生が参加することで、社会学を学ぶ者によって必須な、調査の実務、研究成果のとりまとめ方やプレゼンの技法などを身につける。①研究テーマ別に分けられたサブプロジェクト毎に、文化祭での研究のポスター展示、②研究発表会での発表、③研究報告書の作成など、研究とその成果の普及を一通り学ぶ。3年生と4年生のゼミナール受講者が共同作業を行うことで、社会に出た時に必要な組織人としての役割遂行について学ぶ。
〈能力〉
上記の〈知識〉〈技能〉を経て、以下の〈能力を育むことが目標である。
・どのような研究課題や社会問題に対しても,その解決のために必要な情報や知識,資源を集め,分析を通じて解決策を提示することができる。
 (A-5-4: 挑戦力)
・多様な社会事象や社会問題に対し,社会学の枠組みや方法に即して議論を深めることで理解を深めるのみならず,それを不特定多数の他者にわかりやすく提示することができる。
 (A-6-4: コミュニケーション力)
・積極的にリーダーシップを発揮し,適切な形で他者をサポートしながら調査研究活動を進めることで,研究成果を最大化することができる。
 (A-7-4: リーダーシップ・協働力)
・自身のみならず他者の学修状況を比較分析しながら,相互にフィードバックすることができる。
 (A-8-4: 省察力)
*この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP5~8、およびカリキュラムポリシーCP5~8に対応しています。
授業の形式 ゼミ
授業の方法 受講生を複数のチームに分け、チーム毎に個別の研究テーマに取り組むとともに、他のチームとの共同研究を通じて、知識を深めていくProject Based Learningによって授業を進める。就職活動を産業社会学の観点から分析することを目的に、先行研究を整理したり、2011年度から7回にわたって実施した「東日本大震災以降の大学生の就職活動に関する調査」で得られたデータを統計的に分析することで、最近の就職活動の実態について考察していく。この作業を通じて、統計学の基本的な知識や多変量解析等の高度な手法について学ぶ。
なお、当ゼミは90名が受講生となるが、グループワークの際は、申請があればグループ単位でZOOMでのミーティングを許可することがある(毎回自動的にZOOMを用いるという方法は許可できない。申請はグループ単位で行い、感染防止など必要性がある場合にのみ許可する)。授業内で課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行う。
本授業の事前・事後学習は,各1時間の学習を目安とします。
履修条件 ゼミナール1,2,3,4の受講者であること。
授業計画
1 学園祭の研究展示に向けての各チームの作業①展示対象となる研究内容の決定(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】昨年度までの立道ゼミで行った研究成果を振り返り、重要な点を整理しておく。 (1時間)
【事後学習】 【事前学習】  決定事項に基づき、展示対象となる研究成果を精査し、問題点が無いかチェックする。 (1時間)
【授業形態】対面授業
2 学園祭の研究展示に向けての各チームの作業②研究展示をどう行うかについての議論(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】過去に立道ゼミで行った研究展示を参考に、自らのチームの研究展示についての構想を練る。 (1時間)
【事後学習】議論に基づいて、自らの作業分担部分を作成する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
3 学園祭の研究展示に向けての各チームの作業③研究展示物の作成(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】 議論に基づいて、自らの作業分担部分を作成する。 (1時間)
【事後学習】完成した研究展示物を精査し、問題が無いか確認する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
4 研究発表会に向けての研究発表資料の作成・文献サーベイ①研究発表会でのテーマの策定(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】研究発表会で発表する内容について自らの考え方をまとめてチーム内での議論に備える。 (1時間)
【事後学習】研究発表会で発表す決定したテーマと作業分担に基づき、自らの作業を進める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
5 研究発表会に向けての研究発表資料の作成・文献サーベイ②先行研究の整理・論点の明確化(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】研究発表のテーマに沿って各自が文献サーベイを行う。 (1時間)
【事後学習】議論に基づき各自が発表用の資料を作成する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
6 研究発表会に向けての研究発表資料の作成③(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【対面授業】
【事前学習】 議論に基づき各自が発表用の資料を作成する。 (1時間)
【事後学習】発表用のオーラル原稿を作成する。  (1時間)
7 研究発表会を想定した各チームによるプレゼンテーションの予行演習・前半(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】オーラル原稿のチェックと、各自によるリハーサル。 (1時間)
【事後学習】予行演習で指摘された問題点の修正。 (1時間)
【授業形態】対面授業
8 研究発表会を想定した各チームによるプレゼンテーションの予行演習・後半(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】オーラル原稿のチェックと、各自によるリハーサル。 (1時間)
【事後学習】予行演習で指摘された問題点の修正。ムによるプレゼンテーションの予行演習・後半   (1時間)
【授業形態】対面授業
9 次年度アンケート調査の設計に関する会議①新規設問と旧設問のうち不要な設問の決定(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】昨年度アンケート調査票を見直して、構想を練る。 (1時間)
【事後学習】昨年度アンケート調査票を見直して、構想を練る。 (1時間)
【授業形態】対面授業
10 次年度アンケート調査の設計に関する会議②調査票全体のチェック(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】社会調査のテキストのうち、アンケート調査の設計に関わる部分を読み直す。 (1時間)
【事後学習】【事前学完成したアンケート調査票のミス、問題点について再検討する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
11 各チームによる研究報告書の作成作業①報告書に掲載する研究テーマの策定(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】学園祭での研究展示や研究発表会での発表内容を批判的に検討し、報告書に掲載するテーマの絞り込みを行う。 (1時間)
【事後学習】分担にもとついて、自らの担当部分の原稿の構想を練る。 (1時間)
【授業形態】対面授業
12 各チームによる研究報告書の作成作業②分担に基づく各自の執筆作業(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】自らの担当部分の原稿の執筆。必要であれば、統計分析のやり直し。 (1時間)
【事後学習】自らの担当部分の原稿の執筆。必要であれば、統計分析のやり直し。 (1時間)
【授業形態】対面授業
13 各チームによる研究報告書の作成作業③メンバー全員の原稿を一本化して最終原稿を完成させる(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】他のチームメンバーの報告書原稿を読み、問題点や修正点をリストアップする。 (1時間)
【事後学習】チーム内での議論に基づいて自らの原稿を完成させる。 (1時間)
【授業形態】対面授業
14 研究報告書の原稿の検討(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】他のチームの報告書の原稿を読み込んでおく。 (1時間)
【事後学習】完成した研究報告書の校正 (1時間)
【授業形態】対面授業
15 次年度研究に向けての問題点の整理と議論(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】他のチームの研究も含めて今年度行った研究内容を振り返る。 (1時間)
【事後学習】議論を整理したノートを各自が作成する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 適宜紹介する。
参考書 適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度:課題を誠実に実行したか、チームで成果を出すことに貢献したかなどを総合的に勘案して評価します(100%)
結果も重視しますが、課題に真剣に取り組んだかどうか結果を出すまでのプロセスも評価します。ゼミ生全員で取り組む共同研究なので、チームワークを重視します。組織人として適切な振る舞いを学ぶ場でもありますので、それができない学生には、注意を与えます。チーム毎の研究では、個人が担当すべき作業が毎回発生しますが、それらを着実にこなしているかどうか、リーダーより状況を聴取します。毎回の授業に出席し、上記の点が実行されているかどうかを確認して評価します。
能力(A-5-4~A-8-4)の習熟度については別途配布のチェック項目に基づいて評価する。
対面授業に参加できない場合の成績評価については別途授業内で説明する。
オフィスアワー BLACKBOARDのメールまたはLINE(受講生全員がLINEに登録済み) で随時受け付けます。

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