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ゼミナール3

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令和2年度以降入学者 ゼミナール3
令和元年度以前入学者 ゼミナール3
教員名 菊池真弓
単位数    1 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
授業の形態 対面授業(一部Zoomによるライブ中継・グループディスカッション)
Blackboard ID 20230962
授業概要 本ゼミナールでは、「ゼミナール1・2」に引き続き、少子高齢化や防災・減災などが課題となっている都市部を中心とした身近な地域社会における社会資源(物的・人的資源)を活用したまちづくりの現状と問題点について、文献研究やフィールドワークに基づき検討を加え、その課題を明らかにすることを目的とする。また、身近な地域社会における問題点を整理しながら、子どもから高齢者までの幅広い世代の地域住民が安心・安全に暮らせる地域社会環境と生活の質(QOL)のあり方を中心に分析・考察を加え、その研究成果を地域住民や地域福祉のまちづくりといった地域貢献・還元につなげて行くことを目標とする。
授業のねらい・到達目標 <知識・技能>
 (1)3年次に習得した専門知識・方法論に基づき、ゼミナールのテーマに視点をあてた家族・地域・福祉・まちづくり研究などの文献を講読・整理する力を身につける。
 (2)個別報告を基にグループ討論を行いながら、地域社会の問題点やその課題についての理解力を身につける。
 (3)(1)(2)を基に身近な地域社会のフィールドワークを企画・実行して、それらの成果を地域貢献活動につなげていける力を身につける。
<能力>
 上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。
 ・どのような研究課題や社会問題に対しても,その解決のために必要な情報や知識,資源を集め,分析を通じて解決策を提示することができる。(A-5-4 挑戦力)
 ・多様な社会事象や社会問題に対し,社会学の枠組みや方法に即して議論を深めることで理解を深めるのみならず,それを不特定多数の他者にわかりやすく提示することができる。(A-6-4 コミュニケーション力)
 ・積極的にリーダーシップを発揮し,適切な形で他者をサポートしながら調査研究活動を進めることで,研究成果を最大化することができる。(A-7-4 リーダーシップ・協働力)
 ・自身のみならず他者の学修状況を比較分析しながら,相互にフィードバックすることができる。(A-8-4 省察力)
*この科目は文理学部(学士(社会学)のDP5~8及びCP5~8に対応しています。
授業の形式 ゼミ
授業の方法 ※対面授業に参加が困難な学生については、教員の許可をうけて、Zoomにてオンライン参加し、Blackboardに配信する課題を提出することができる。
※毎時、Blackboardで提示した授業資料を読み、レジュメ作成や課題に取り組み提出する。質問があれば、掲示板に記入または教員用メールで問い合わせる(適宜、教員からフィードバックを行う)。具体的には、(1)専門書を読み、レジュメ作成・提出(一冊の本を全員で講読して、毎回レジュメを提出する)、(2)地域社会のフィールドワークを企画して、それらの成果を地域貢献活動につなげていける力をつけることを目標とする。また、事前学習・事後学習に記載された内容(課題等)や質問などへの解説やコメントについては、次回授業の冒頭などで行う。レジュメや課題レポートについては、採点・記述のポイントを提示しつつ、コメント・解説をする。
※人と人のつながりやより良い関係、多様な個人・家族がその人らしく生活できる地域社会環境づくりに関心を持ち、積極的に行動することを心がけてください。
履修条件 ※選考の結果受講を認められた学生
※履修者は、必ずBlackboardの登録設定をすること。
※初回のゼミにおいて成績評価・授業の出席の仕方を説明するので、Blackboardの資料を確認し、初回の対面授業に参加すること。
授業計画
1 ガイダンス:ゼミの進め方、学ぶべき目標と課題について理解し、個別・グループ学習の年間スケジュールに基づき実行することができる。(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】ゼミナール1・2のふりかえりを行う。 (3時間)
【事後学習】演習の内容を振り返って理解を深め、レポートの分析・考察を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
2 報告・討論:少子高齢化や防災・減災に対する社会資源(物的・人的資源)を活用したまちづくりについて理解し、ゼミナール1・2の活動計画についてレジュメ作成・報告・討論を行うことができる。(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】ゼミナール3・4の活動計画についてのレジュメを作成する。 (1時間)
【事後学習】演習の内容を振り返って理解を深め、地域住民が安心・安全に暮らせる地域社会環境のポイントを整理する。(A-8-3) (1時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
3 文献講読(1):少子高齢化や防災・減災に対する社会資源(物的・人的資源)を活用したまちづくりについて理解し、今後の課題についてレジュメ作成・報告・討論を行うことができる。(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】課題論文を熟読し、疑問点を明らかにして、レジュメを作成する。 (1時間)
【事後学習】演習の内容を振り返って理解を深め、地域住民が安心・安全に暮らせる地域社会環境のポイントを整理する。(A-8-3) (1時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
4 文献講読(2):少子高齢化や防災・減災に対する社会資源(物的・人的資源)を活用したまちづくりについて理解し、今後の課題についてレジュメ作成・報告・討論を行うことができる。(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】課題論文を熟読し、疑問点を明らかにして、レジュメを作成する。 (1時間)
【事後学習】演習の内容を振り返って理解を深め、地域住民が安心・安全に暮らせる地域社会環境のポイントを整理する。(A-8-3) (1時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
5 文献講読(3):少子高齢化や防災・減災に対する社会資源(物的・人的資源)を活用したまちづくりについて理解し、今後の課題についてレジュメ作成・報告・討論を行うことができる。(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】課題論文を熟読し、疑問点を明らかにして、レジュメを作成する。 (1時間)
【事後学習】演習の内容を振り返って理解を深め、地域住民が安心・安全に暮らせる地域社会環境のポイントを整理する。(A-8-3) (1時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
6 文献講読(4):少子高齢化や防災・減災に対する社会資源(物的・人的資源)を活用したまちづくりについて理解し、今後の課題についてレジュメ作成・報告・討論を行うことができる。(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】課題論文を熟読し、疑問点を明らかにして、レジュメを作成する。 (1時間)
【事後学習】演習の内容を振り返って理解を深め、地域住民が安心・安全に暮らせる地域社会環境のポイントを整理する。(A-8-3) (1時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
7 文献講読(5):少子高齢化や防災・減災に対する社会資源(物的・人的資源)を活用したまちづくりについて理解し、今後の課題についてレジュメ作成・報告・討論を行うことができる。(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】課題論文を熟読し、疑問点を明らかにして、レジュメを作成する。 (1時間)
【事後学習】演習の内容を振り返って理解を深め、地域住民が安心・安全に暮らせる地域社会環境のポイントを整理する。(A-8-3) (1時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
8 文献講読(6):少子高齢化や防災・減災に対する社会資源(物的・人的資源)を活用したまちづくりについて理解し、今後の課題についてレジュメ作成・報告・討論を行うことができる。(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】課題論文を熟読し、疑問点を明らかにして、レジュメを作成する。 (1時間)
【事後学習】演習の内容を振り返って理解を深め、地域住民が安心・安全に暮らせる地域社会環境のポイントを整理する。(A-8-3) (1時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
9 文献講読(7):少子高齢化や防災・減災に対する社会資源(物的・人的資源)を活用したまちづくりについて理解し、今後の課題についてレジュメ作成・報告・討論を行うことができる。(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】課題論文を熟読し、疑問点を明らかにして、レジュメを作成する。 (1時間)
【事後学習】演習の内容を振り返って理解を深め、地域住民が安心・安全に暮らせる地域社会環境のポイントを整理する。(A-8-3) (1時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
10 グループ学習(テーマ・問題意識):フィールドワークや聞き取り調査などの地域社会での活動についてグループテーマを設定し、それの問題意識を整理することができる。(A-5-3、A-6-3、A-7-3)
【事前学習】各自のテーマ・問題意識・調査方法を整理し、レジュメを作成する。 (1時間)
【事後学習】演習の内容を振り返って理解を深め、グループ別の企画案を整理する。 (1時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
11 グループ学習(企画案の作成):グループテーマに関する先行資料の収集と地域社会の現状と課題を整理し、企画案を作成することができる。(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】先行文献・資料を各自で調べて、グループで共有する。  (1時間)
【事後学習】グループ別に報告・討論の内容を振り返って理解を深め、企画案に修正を加えることができる。(A-8-3)  (1時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
12 グループ学習(活動計画、役割分担):グループの企画案を実行する上での、具体的な社会調査の活動計画および役割分担を作成することができる。(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】各自で社会調査の活動計画案を整理する。 (1時間)
【事後学習】グループ別に報告・討論の内容を振り返って理解を深め、活動計画案を完成することができる。(A-8-3) (1時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
13 グループ学習(企画実行・反省):グループの企画・運営を行い、それらの体験を通じた地域社会の現状と課題を理解し、考察を加えることができる。(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】グループの企画・活動計画に基づき、調査ポイントを整理する。 (1時間)
【事後学習】フィールドノート、写真などを各自で整理する。(A-8-4) (1時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
14 グループ学習(調査まとめ①):発表会でのプレゼンテーション準備をグループで実施できる。(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】社会調査の結果・考察を各自で整理して、発表の準備を行う。 (1時間)
【事後学習】発表会のプレゼンテーションの準備を行う。(A-8-4)  (1時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
15 発表会・全体のまとめ:ゼミ内発表会、グループ学習のまとめ、前期の総括を行う。(A-5-4、A-6-4、A-7-4、A-8-4)
【事前学習】発表会のプレゼンテーションのリハーサルを行う。 (1時間)
【事後学習】発表会の振り返り、グループ学習の総括とまとめを行う。前期のゼミを振り返った上で、ゼミナール4および卒業研究につなげる。(A-8-4) (1時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
その他
教科書 ※ゼミナール1・2に引き続き、神戸大学震災復興支援プラットフォーム編,2015,『震災復興学 阪神・淡路20年の歩みと東日本大震災の教訓』ミネルヴァ書房を教科書として使用します。
参考書 佐藤郁哉 『フィールドワーク 増訂版 書を持って街へ出よう』 新曜社 2006年
※適宜、授業内で紹介します。
成績評価の方法及び基準 レポート:毎回の授業で課すレジュメ、課題レポート(50%)、授業参画度:グループワーク、質疑応答などの授業への参加姿勢など(30%)、個人・グループ報告など(20%)
*一冊の本を全員で読みまとめて、毎回提出するレジュメも評価する。
*対面授業に参加できない学生への対応:対面授業に参加できない場合の要件を満たし、Zoomで参加した場合、Blackboardでの個別課題の提出によって評価する。
*能力(A-5-4~A-8-4)の習熟度については、別途配布のチェック項目に基づき評価する。
オフィスアワー メールアドレスなどは、初回の授業時にお知らせします。
備考 ※新型コロナウイルスの状況とゼミ生の受講環境・意向に配慮しながら、授業方法を検討します。また、社会調査や地域活動、ゼミ合宿も実施する予定です。

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