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令和2年度以降入学者 | 社会学特殊研究Ⅰ | ||||
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令和元年度以前入学者 | 社会学特殊研究Ⅰ | ||||
教員名 | 菊池真弓 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Blackboard ID | 20233898 |
授業概要 | 本授業は、個人のライフコースの変化、現代家族のあり方、少子高齢化における社会問題の本質を的確にとらえ、人生90年時代のライフデザインを考えていく予備知識を蓄えていくとともに、誰もが暮らしやすい共生社会の構築につながるような知識や意欲を身に付けることを目的とする。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識><技能> (1)ライフコースにおける家族、結婚、親子関係、役割関係について説明することができる。 (2)少子高齢化社会の現状とその将来について説明することができる。 (3)社会保障制度、健康と福祉における諸外国との違いについて説明することができる。 (4)社会資源とネットワークのあり方について説明し、自分自身のライフコースに結びつけることができる。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。 ・日常生活から国際社会に至る現代社会の多層性と多様性を理解し、グローバル化する現代社会が抱える矛盾について、社会学における専門領域の観点から解決策を提案することができる。(A-2-4 少子高齢化、社会保障制度の現状と課題を理解し、説明する力) ・どのような研究課題や社会問題に対しても、その解決のために必要な情報や知識、資源を集め、分析を通じて解決策を提示することができる。 (A-5-4 健康と福祉、個人化、家族の多様化、ソーシャル・ネットワークの現状を理解し、説明する力) *この科目は文理学部(学士(社会学)のDP2,5及びCP2,5に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | ☆授業形態は対面授業であるが、新型コロナウイルス感染症などの状況により、一部の遠隔授業をとりいれることもある。 ※対面授業実施日までに、Blackboardを通じて、授業資料を配信する。具体的には、①講義を中心としながら、授業内ワーク(毎回の授業ふりかえりコメントなど)を行う予定です。②授業に対する質問などは、授業時に直接対応またはBlackboardの掲示板で受け付け、それらの解説やコメントについては、次回授業の冒頭などで行います。③課題レポートについては、採点・記述のポイントを提示しつつ、Blackboardでコメントをフィードバックします。④私たちを取り巻く身近な人と人との関係、集団との関係、現代社会に起こっている様々な問題とその対策など、新聞やテレビなどの情報に基づき、社会の動向に関心を持つように心がけてください。 |
履修条件 | ※履修者は、必ずBlackboardのコース登録を行うこと。 ※初回授業において、授業の方法、成績評価などについて説明します。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業内容や到達目標、評価基準の確認を行う。また、いま家族に何かが起こっているのか、なぜ少子高齢化社会が問題なのかについて説明できる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】シラバスを確認しておく。 (1時間) 【事後学習】授業計画と到達目標、家族や少子高齢化に関する情報を調べておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
個人と家族(1):個人化する家族・相対化する家族について説明できる。(A-5-4)
【事前学習】現代家族の現状と課題に関する情報を調べておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえ、Blackboardにコメントを記入する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
個人と家族(2):家族を支える法・制度について説明できる。(A-5-4)
【事前学習】家族に関する法律・制度について調べておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえ、Blackboardにコメントを記入する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
個人と家族(3):現代社会における家族機能の変化や家族問題について説明できる。(A-5-4)
【事前学習】身近な社会で起こっている家族問題について調べておく。 (1時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえ、Blackboardにコメントを記入する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
個人と家族(4):社会変動とライフコースについて説明できる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】ライフサイクル、ライフコースとは何かについて整理しておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえ、Blackboardにコメントを記入する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
少子高齢化とは(1):高齢化の現状と将来推計、諸外国の事例と比較しながら今後の施策と課題について説明できる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】高齢化の定義、高齢化の問題点に関する情報を調べておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえ、Blackboardにコメントを記入する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
少子高齢化とは(2):少子化の現状と将来推計、諸外国の事例と比較しながら今後の施策と課題について説明できる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】少子化の定義、少子化の問題点に関する情報を調べておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえ、Blackboardにコメントを記入する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
少子高齢社会を生きる:少子高齢社会とライフコース、ジェンダーとの関係について説明できる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】ジェンダーとは、それらの現状と課題について調べておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえ、少子高齢化社会におけるライフコース、ジェンダーの視点について整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
結婚とパートナーシップ:ライフコースにおける結婚とパートナーシップについて説明できる。(A-5-4)
【事前学習】結婚とパートナーシップに関する情報を調べておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえ、Blackboardにコメントを記入する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
親子と世代:現代社会における親子関係について説明できる。(A-5-4)
【事前学習】現代社会における親子関係に関する情報を調べておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえ、Blackboardにコメントを記入する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
新たな役割と家族支援:家族役割、子育て・介護の役割について説明できる。(A-5-4)
【事前学習】多様な家族における役割関係や家族支援に関する情報を調べておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえ、Blackboardにコメントを記入する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
経済生活と社会保障:日本と諸外国を比較し、所得・消費生活・年金・医療などの現状と課題について説明できる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】日本における社会保障制度に関する情報を調べておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえ、日本における社会保障制度の現状と課題を整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
健康と福祉:日本と諸外国を比較し、社会福祉や介護保険制度の課題について説明できる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】日本における社会福祉制度に関する情報を調べておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえ、日本における社会福祉制度の現状と課題を整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
社会資源と社会参加:近隣の人や友人などのソーシャル・ネットワークについて説明できる。(A-5-4)
【事前学習】ネットワークの概念、「自助」「共助」「公助」のことばの意味について調べておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえ、ライフコースにおける社会資源の重要性について整理して、今後の課題を分析・考察する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
全体のまとめとふりかえり:多様なライフコースを可能にする共生社会の構築について説明できる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】第1回から第14回までに学んだ内容を整理しておく。 (5時間) 【事後学習】個別・多様性のライフコースから今後の家族・地域社会との関係を分析・考察する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | ※教科書は使用しない。 |
参考書 | 岩上真珠 『ライフコースとジェンダーで読む 家族』 有斐閣 2013年 第3版 清水浩昭編著 『少子高齢化社会を生きる』 人間の科学新社 2019年 一般社団法人 日本家政学会編 『現代家族を読み解く 12章』 丸善出版 2018年 ※適宜、授業内で紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:毎回の授業で課す小レポート課題(60%)、授業参画度:授業コメント・質疑(掲示板への書き込みなど)の積極的な参加姿勢(10%)、期末課題レポート(30%) ※A-2-4(少子高齢化、社会保障制度の現状と課題を理解し、説明する力)、A-5-4(健康と福祉、個人化、家族の多様化、ソーシャル・ネットワークの現状を理解し、説明する力)の達成度は、期末課題レポートと毎回の課題(ふりかえり)を通した達成度から判定する。 |
オフィスアワー | 質問は、随時、Blackboard(掲示版)および教員メールで受け付け、フィードバックは、適宜、行う。期末課題レポートのフィードバックは、個別に行う。 |
備考 | ※初回講義開始までに、当該授業のBlackboardのコース登録を行うこと。 |