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令和2年度以降入学者 | 日常生活文化論 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 日常生活文化論 | ||||
教員名 | 小川豊武 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Blackboard ID | 20233878 |
授業概要 | 現代社会を生きる私たちにとっての日常生活には、少なくとも次のような2つの特徴がある。第一に生活のあらゆる領域におけるメディアの媒介が挙げられる。私たちの日常生活はマスメディアやインターネットによる媒介なくしては成り立たないものになっている。第二に専門的知識の浸透が挙げられる。私たちは日常生活のあらゆる選択を科学に代表される専門的知識を参考にして行っている。近年、現代社会の特徴として指摘されていることは、このような特徴を持った日常生活から確固たる伝統的基盤が失われ、流動的な状況に置かれているという点である。しかし、当然のことながら、私たちの日常生活はまったくの無秩序な状況に置かれているわけではない。本授業では現代社会を生きる私たちの日常生活が、流動化しつつあるとされながらもなお、どのようにして秩序だっているのかについて考察を行っていく。 |
授業のねらい・到達目標 | 〈知識〉〈技能〉 本授業では、現代社会を生きる私たちの日常生活がどのような文化的基盤のうえに成り立っているのかについて一定の見解を得ることを目的とする。その際に、現象学的社会学、エスノメソドロジー、メディア論、文化社会学などの社会学理論を参照する。これらを通して、日常生活の構成のされ方と関連する社会学理論についての基礎的な知識と技能を習得することを目標とする。 〈能力〉 上記の知識と技能の獲得を通して、①日常生活を批判的に捉えることができる、②関連する社会学理論の観点から社会事象を捉えることができる、③捉えた事象について社会学的に考えることができるようになることを目標とする。(A-4-2:問題発見・解決力) この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP4及びカリキュラムポリシーCP4に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | ・配布資料を基に重要事項を説明し、適宜、映像資料も活用しながら、講義を進めていく。毎回の授業ではリアクションペーパーや小テスト等の課題を提示する。授業内で課題(リアクションペーパー、小テスト、レポート等)に対するフィードバックを行う。 |
授業計画 | |
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1 |
日常生活文化を社会学的に捉えていくということ (A-4-2)
【事前学習】シラバスを読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点や不明点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
現代社会における日常生活文化の諸特徴 (A-4-2)
【事前学習】事前配布資料を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点や不明点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を調べて理解を深める。 (2時間) |
3 |
日常生活の社会学理論⑴ 現象学的社会学 (A-4-2)
【事前学習】事前配布資料を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点や不明点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
日常生活の社会学理論⑵ エスノメソドロジー (A-4-2)
【事前学習】事前配布資料を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点や不明点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
日常生活の社会学理論⑵ エスノメソドロジー (A-4-2)
【事前学習】事前配布資料を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点や不明点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
日常生活の社会学理論⑶ メディア論 (A-4-2)
【事前学習】事前配布資料を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点や不明点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
メディアに媒介された日常生活⑴ マスメディア(テレビ、新聞) (A-4-2)
【事前学習】事前配布資料を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点や不明点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
メディアに媒介された日常生活⑵ パーソナルメディア(電話・メール) (A-4-2)
【事前学習】事前配布資料を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点や不明点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
メディアに媒介された日常生活⑶ ネットメディア①(インターネット) (A-4-2)
【事前学習】事前配布資料を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点や不明点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
メディアに媒介された日常生活⑷ ネットメディア②(SNS) (A-4-2)
【事前学習】事前配布資料を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点や不明点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
科学が浸透した日常生活⑴ 医療 (A-4-2)
【事前学習】事前配布資料を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点や不明点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
科学が浸透した日常生活⑵ 教育・キャリア (A-4-2)
【事前学習】事前配布資料を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点や不明点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
科学が浸透した日常生活⑶ 労働・仕事 (A-4-2)
【事前学習】事前配布資料を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点や不明点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
科学が浸透した日常生活⑷ リスク社会 (A-4-2)
【事前学習】事前配布資料を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点や不明点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
全体のまとめ これからの日常生活文化のゆくえ (A-4-2)
【事前学習】事前配布資料を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点や不明点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を調べて理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 前田泰樹・水川喜文・岡田光弘 『『ワードマップ エスノメソドロジー―人びとの実践から学ぶ』』 新曜社 2007年 高野光平・加島卓・飯田豊 『『現代文化への社会学―90年代と「いま」を比較する』』 北樹出版 2018年 西山哲郎 『『科学化する日常の社会学』』 世界思想社 2013年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:期末レポートは、①授業内容の理解度、②分析力、③考察力、④論理性、⑤文章力等で評価する(50%)、授業参画度:毎回の授業で出す課題(リアクションペーパーや小テスト)(50%) |
オフィスアワー | 毎週木曜日 9:00~10:30 本館研究室 ※授業についての質問は、授業時間内の他、メールもしくはBlackboardで対応します。 |