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令和2年度以降入学者 | 社会問題論 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 社会問題論 | ||||
教員名 | 中村英代 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 遠隔授業(オンデマンド型) |
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授業の形態 | 遠隔授業(Blackboardを通じた学習資料配信) |
Blackboard ID | 20230925 |
授業概要 | ・さまざまな社会問題を理解しそれらが生じる背景と対処法について理解する ・社会学の思考法を習得するとともに、現代社会を生き抜くための知識と思考力を身につける |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> ・さまざまな社会問題を理解しそれらが生じる背景と対処法について理解する ・社会学の思考法を習得するとともに、現代社会を生き抜くための知識と思考力を身につける <授業の到達目標> ・社会で起きている出来事や自分の身のまわりで起こる現象を社会学的に考え、読み解き、説明することができる ・社会学の知識を用いて社会問題に対処することができる ・ひとつの現象に対して、多様な見方・考え方があることを理解する <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP3に対応しています。 <日大教育憲章との関係> 人々が自明に思うことを疑う「脱常識」の観点から社会を考察する社会学の特性を踏まえ,現代社会を論理的・批判的に捉えるための社会学的枠組みや方法の基礎を築くことができる。(A-3-2: 論理的・批判的思考力) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 【講義の方法】 文章による「読む講義」です。指定テキストを毎回使用します。 ①毎回、Blackboarで「講義文」を読みます。 ②「講義文」を読みながら、テキスト『社会学ドリル』を読み進め、空欄に答えを記載していきます。 ③以上を終了したら、Blackboarでコメント課題を提出します。 ①②③を毎回繰り返していき、期末に確認テストと期末レポートを提出します。 【講義文のスタイル】 口語体(話し言葉のスタイル)の「講義文」で講義内容はしっかり説明していきますので、オンラインでも着実の本クラスも学びを自分のものにしていっていただけます。 【課題へのフィードバック】 レスポンス・カードのコメントには、毎回、講義文の冒頭(「ラジオの時間」というコーナー)でフィードバックし、受講生全体で学びを共有します。このことにより、オンラインでありながら、毎回の講義のなかで他の受講生たちのさまざまな考えに触れることができます。 【質問への解答方法】 質問はレスポンス・カードやメールで受け、講義文やメールで回答します。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス&イントロダクション:社会問題の社会学を学ぶ意義
【事前学習】シラバスを確認し、授業の全体像を把握する。 (1時間) 【事後学習】第2回目から使うテキストのはじめにと第1章を読み、ポイントをまとめる。第1章のブックリストで学びを深める。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
2 |
貧困と格差①:格差の何が問題なのか(A-3-2)
【事前学習】「大学進学率」について調べておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第2章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第3章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
3 |
貧困と格差②:現代の非正規雇用(A-3-2)
【事前学習】「非正規雇用」についてニュース、新聞、書籍などで調べておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第2章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第3章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
4 |
資本主義社会を理解する①:資本主義の成立(A-3-2)
【事前学習】「経済学」上巻(宇野弘蔵 角川ソフィア文庫)の第2章を読んでおく。 (3時間) 【事後学習】授業を踏まえた上で、「経済学」上巻(宇野弘蔵 角川ソフィア文庫)の第2章を再読する。 (3時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
5 |
資本主義社会を理解する②:運動体としての「資本」(A-3-2)
【事前学習】「新自由主義」についてニュース、新聞、書籍などで調べておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第2章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第3章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
6 |
恋愛と結婚①:恋愛と結婚はどのような関係にあるのか(A-3-2)
【事前学習】「ロマンチック・ラブ・イデオロギー」について調べておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第3章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第3章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
7 |
恋愛と結婚②:データからみる現代の結婚(A-3-2)
【事前学習】「50歳時未婚率」についてニュース、新聞、書籍などで調べておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第3章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第3章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) |
8 |
依存症の社会学①:生き延びるための依存(A-3-2)
【事前学習】自分自身がスマートフォンを1日何時間使っているか調べる。「スマートフォン依存」についてニュース、新聞、書籍などで調べておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第7章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第7章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
9 |
依存症の社会学②:セルフヘルプ・グループとは何か(A-3-2)
【事前学習】自分自身が1週間に何時間ゲームをやっているか調べる。「ゲーム依存」についてニュース、新聞、書籍などで調べておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第7章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第7章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
10 |
依存症の社会学③:依存症から見えてくる私たちの社会(A-3-2)
【事前学習】「依存症/アディクション」についてニュース、新聞、書籍などで調べておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第7章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第7章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
11 |
儀礼と自己①:儀礼とは何か理解する(A-3-2)
【事前学習】自分にとって「身近な儀礼自分」を観察し、自分の強みと弱みをまとめておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第9章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第9章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
12 |
儀礼と自己②:変えられる自己と変えられない自己(A-3-2)
【事前学習】「自己啓発本」についてニュース、新聞、書籍などで調べておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第9章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第9章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
13 |
レポートの書き方:面白いレポートはなぜ、どのように面白いのか
【事前学習】テキスト第13章を復習し、レポートの書き方をマスターしておく。同時に、これまで学んできたことを復習し、整理しておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第13章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第13章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
14 |
社会学的思考力とは:日常に役立つ社会学
【事前学習】これまで学んだ章を復習する。 (2時間) 【事後学習】これまで学んだ章を復習する。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
15 |
まとめと振り返り:ひとつの現象に対して、多様な見方・考え方があることを理解する
【事前学習】これまで学んだ章を復習する。 【事後学習】これまで学んだ章を復習する。 【授業形態】オンデマンド型授業 |
その他 | |
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教科書 | 中村英代 『社会学ドリル―この理不尽な世界の片隅で』 新曜社(¥1,900+税) 2017年 テキストは毎回必ず使用します。第2回目から使用しますので必ず用意して下さい。 |
参考書 | 『依存症と回復、そして資本主義』 光文社 2022年 南保輔・中村英代・相良翔編 『当事者が支援する―薬物依存からの回復 ダルクの日々パート2』 春風社 2018年 参考書の購入は必須ではありません。その他、参考書は指定テキストのブックガイドで紹介しています。自己学習の指針として下さい。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:期末レポート(提出は1回)(25%)、授業内テスト:期末確認テスト(提出は1回 テキストの空欄から出題します)(40%)、授業参画度:毎週の授業終了後に提出するコメント課題(提出は毎回 Blackbardで提出)(35%) 【レポート、確認テストの内容から、 論理的・批判的思考力(A-3-2)の修得状況を評価します。】 |
オフィスアワー | 事前にメールで連絡をし、指定の時間に中村研究室までお越し下さい。 |
備考 | ・履修に際して、教員の個人ウェヴサイトも参照して下さい。http://www.hideyonakamura.com 初回講義開始までに、当該授業のBlackboardのコース登録を行うこと。 |