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令和2年度以降入学者 | 社会学演習 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 社会学演習1 | ||||
教員名 | 濱本真一 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Blackboard ID | 20230914 |
授業概要 | 【教育社会学の基礎文献講読】 教育が広く国民に浸透した現代日本においても、教育を受ける機会や教育をうけた後の地位達成の機会には様々な格差が存在することが知られている。本科目では、中でも教育を取り巻くジェンダー差に注目し、公的統計データを入手、分析することによって、現代社会においてどのようなジェンダー差が存在するのかを明らかにする。さらに、性別によるライフコース格差に着目した良質な論文を読み、ジェンダー差の問題を学術的にとらえる姿勢を涵養する。 社会の問題を語る際、特に、経済格差やジェンダー差の問題は、実態把握や理論的背景を置き去りにして感情的に語られることが多い。さらに、統計データを用いた議論であっても、データが持つ不備に自覚的にならなければ、誤った議論を展開してしまう可能性もある。本科目を通じて、統計データを正確に読み、そのデータが示せないことも明らかにしながら、ジェンダー差を前に感情的な議論から脱却し、学術的な議論を展開していく。 |
授業のねらい・到達目標 | 【授業のねらい】 第1に、文献講読を通じて社会への関心を理論的に整理する方法を学ぶ。第2に、公的統計データを入手・分析することを通じて、学校教育統計に現れるジェンダー差の実態をとらえ、学術的な議論へつなげる。 【到達目標】 DP5,6/CP5-8 ・文献から主要な論点を整理することができる。 A-5-2 ・教育に関する意見を理論的に上げることができる。 A-5-2 ・教育に関するデータを適切に分析することができる。 A-5-2 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 |
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履修条件 |
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授業計画 | |
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1 |
イントロ:教育社会学の基礎
【事前学習】- 【事後学習】テキストをそろえ、通読する (2時間) |
2 |
学術的な議論の方法
【事前学習】指定された文献に目を通し不明点を明確にする (2時間) 【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (1時間) |
3 |
学術的な議論の方法
【事前学習】指定された文献に目を通し不明点を明確にする (2時間) 【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (1時間) |
4 |
文献講読1
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、概要をまとめる (2時間) 【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (1時間) |
5 |
文献講読2
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、概要をまとめる (2時間) 【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (1時間) |
6 |
文献講読3
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、概要をまとめる (2時間) 【事後学習】教科書の残りの章を読み、概要をまとめる (1時間) |
7 |
公的統計データの入手と加工1
【事前学習】ー 【事後学習】必要なデータを定義し、e-statから入手・整理する (1時間) |
8 |
公的統計データの入手と加工1
【事前学習】ソフトウェアRの利用環境を整える (1時間) 【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (1時間) |
9 |
社会調査データの入手と加工1
【事前学習】公的統計データでは得られない情報をまとめる (1時間) 【事後学習】SSJDA Nesstarから必要なデータを入手し整理する (1時間) |
10 |
社会調査データの入手と加工2
【事前学習】SSJDA Nesstarから必要なデータを入手し整理する (1時間) 【事後学習】必要なデータをRで分析する (1時間) |
11 |
データ分析落穂ひろい
【事前学習】Rでの分析で躓いた点をまとめておく (2時間) 【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (1時間) |
12 |
計量分析論文の読み方
【事前学習】指定された文献に目を通しておく (1時間) 【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (3時間) |
13 |
データ分析レポートの作法1
【事前学習】これまでの内容をもとにレポート案を作成する (1時間) 【事後学習】必要に応じて課題レポートを修正する (1時間) |
14 |
データ分析レポートの作法2
【事前学習】ー 【事後学習】必要に応じて課題レポートを修正する (1時間) |
15 |
最終報告
【事前学習】報告資料を準備する (2時間) 【事後学習】議論で得られた論点を踏まえて自らの関心を再定義する (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 苅谷剛彦・濱名陽子 ・木村涼子・酒井朗 『教育の社会学――〈常識〉の問い方,見直し方』 有斐閣 2010年 |
参考書 | 増井敏克 『RとPythonで学ぶ統計学入門 』 オーム社 2021年 中澤渉 『日本の公教育――学力・コスト・民主主義』 中公新書 2018年 レイモン・ブードン(宮島喬訳) 『社会学の方法 (文庫クセジュ)』 白水社 1999年 Michael Freeman and Joel Ross(木村隆介訳) 『データサイエンスのためのRプログラミングスキル』 共立出版 2021年 毛塚和宏 『社会学のための統計学入門――実例からていねいに学ぶ』 講談社 2022年 ------------ 【参考書備考】 上記によらず基礎統計学のテキストおよび統計ソフトウェアRの利用方法の解説書を1つずつ入手・携行するを推奨する |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:報告内容・議論の貢献度および提出物の完成度(100%) -------------- 【成績備考】 授業内の課題を積み上げて最終レポートを完成させる |
オフィスアワー | 原則火曜4限:本館研究室(来室の際には事前連絡があると確実) |
備考 |
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