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社会学演習

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令和2年度以降入学者 社会学演習
令和元年度以前入学者 社会学演習1
教員名 立道信吾
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
授業の形態 対面授業を中心にオンデマンド授業を組み合わせて授業を実施する。
Blackboard ID 20230911
授業概要 就活をテーマに学ぶ産業社会学 ~貧困に陥らないために今何をしなくてはならないか大学3年から始まる就職活動で必要な知識や技術を授業内で学ぶ。グループワークを通じて、組織で働くために必要な要素は何かを考える。担当教員は、厚生労働政策を研究対象とする行政の研究機関で長年の実務経験があり、政策研究の基本や行政と研究の連携、研究機関での働き方など、受講生が社会人になった時に役に立つ知識を併せて学んでいく。
授業のねらい・到達目標 〈知識〉〈技能〉
大学卒業後の初期キャリア形成に失敗すると、生涯を通じて貧困層から脱出することが困難になり、人生の上での様々な幸福を喪うことになります。自分自身の初期キャリア(就職)や産業社会全体についての現実的な認識を持ち、早い段階で入念に準備すること以外に、就活を勝ち抜く術はありません。この演習では、「働くこと」や「企業」を研究領域とする産業社会学という学問を「就職活動」を題材にして学ぶとともに、2年生の今絶対にやらなくてはならない就活に向けての準備の基本を学びます。上記の〈知識〉〈技能〉を経て、以下の〈能力を育むことが目標である。

〈能力〉
上記の〈知識〉〈技能〉の習得を経て,以下の〈能力〉を育むことが目標である。
・自身の認識の外側に存在する社会に対する関心を持ち,理解するために必要な情報や知識をみずから収集することができる。
 (A-5-2: 挑戦力)
・設定された課題に対し,社会学の枠組みや方法に即して議論することで,理解を深めることができる。
 (A-6-2: コミュニケーション力)
・学修活動において積極的にリーダーシップを発揮し,他者と協働して作業をすることができる。
 (A-7-2: リーダーシップ・協働力)
・自身の学修経験の振り返りを継続的に行いながら,改善策を検討することができる。
 (A-8-2: 省察力)
*この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP5~8、およびカリキュラムポリシーCP5~8に対応しています。
授業の形式 演習
授業の方法 就活・初期キャリア形成や産業社会についての講義の他に、①実際の企業の採用選考で使われるSPIなどの適性検査を体験し、就活の前に自分の弱点を自覚するとともに、実際の試験で必要なスピード感覚を授業の中で身につけます。②面接やグループディスカッション対策を十分に行うことが内定を得られる確率を上げることに直結しますので、全員参加で練習を行います。なお、本授業では前年度の社会学科内のセレクションで31名の受講者が決定しているが、演習としては規模が大きく、ソーシャルディスタンスが図りにくいことから、受講生の対面、遠隔等の授業実施形態に関する要望を踏まえた上で、必要に応じて分散登校とZOOMによるオンライン授業を組み合わせて実施する。
授業内で課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行う。
本授業の事前・事後学習は、基本的に、各1時間の学習を目安とします。課題には5時間程度かかるものもあります。
履修条件  2023年度社会学演習生受講者を決める選考に合格した者
授業計画
1 ガイダンス 最近の就職を巡る状況の説明―長引くコロナ禍とウクライナ情勢などの国際的な危機によって就職戦線に氷河期が訪れる(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】最近の大学生の就職活動に関するニュース、新聞記事などを読んでおく。 (1時間)
【事後学習】授業中のノートを見返しながら、最近の就職活動で何が問題なのかを考える。 (1時間)
【授業形態】対面授業
2 実習で学ぶグループワークを兼ねたアイスブレイク
(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】インターネットでグループワークとは何か基本的な情報を調べておく (1時間)
【事後学習】グループワークの感想や対策など気がついた点をノートにまとめる (1時間)
【授業形態】対面授業
3 適性検査の種類と対策。SPIという適性検査の模擬試験を体験し、難易度や傾向を理解する(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】SPIという適性検査についてwikipedia等で調べておく。 (1時間)
【事後学習】SPIの無料学習サイトで実際にSPIの問題を解いてみる(https://saisokuspi.com/) (1時間)
【授業形態】対面授業
4 日本を代表する大手メーカーNECに就職した立道ゼミOBによろ就活講座(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】NECという企業名をキーワードに検索し、どのような企業なのかを確認する (1時間)
【事後学習】就職偏差値をキーワードに検索を行い、就職活動の際の業界・企業毎の難易度の違いを確認しておく (1時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
5 面接試験の内容と対策(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2) オンラインによる面接模擬演習
【遠隔授業 オンライン】
【事前学習】マイナビの「面接の流れ」というページを読んでおく(https://job.mynavi.jp/conts/2020/manner/vol06/02.html) (1時間)
【事後学習】面接でどのような経験が語れるのか、大学生活を振り返って整理しておく。 (1時間)
【授業形態】対面授業
6 就活という冒険に出るための必須アイテム 業界地図を読む(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】業界地図をキーワードにインターネットで検索すると出てくる、就活にまつわる都市伝説の類にはどのような種類があるのか概観しておく。 (1時間)
【事後学習】図書館や就職指導課などにある業界地図に実際に目を通す (1時間)
【授業形態】対面授業
7 グループディスカッションの内容と対策(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【遠隔授業 オンライン】
【事前学習】マイナビの「就活準備」のページにある「グループディスカッションとは」を読んでおく(https://job.mynavi.jp/conts/2020/discussion/) (1時間)
【事後学習】授業中に実際に行ったグループディスカッションで自分の問題点は何であったのかを振り返る (1時間)
8 「隠れ優良企業」とは何か?知名度は低いが実際は様々な面で優れた特徴を持つ企業の基準、就活の際の探し方について解説します。(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【対面授業】
【事前学習】隠れ優良企業をキーワードにインターネットで検索を行う (1時間)
【事後学習】授業で紹介した隠れ優良企業の企業名をキーワードに検索を行い、どのような企業なのかを確認しておく (2時間)
【授業形態】対面授業
9 自己PRの方法(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】自己PRを200~400字程度で作成しておく (1時間)
【事後学習】授業で聞いたことを受けて、自己PRを修正する (1時間)
10 企業・業界研究の方法①―企業のホームページのどこを見るか? IR情報や中期経営計画の見方(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】投資家向け情報と何か、インターネットで調べてみる。 (1時間)
【事後学習】自分の関心のある業界から一社の企業を選んで、その企業のIR情報を調べてみる。 (1時間)
【授業形態】対面授業
11 企業・業界研究の方法②―SWOT分析 企業の強み・弱み・機会・脅威(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】SWOT分析についてインターネット等で調べておく。 (1時間)
【事後学習】【自分の関心のある業界から2社を選んでSWOT分析を行うことによって比較する。 (1時間)
12 企業研究の方法③―5FORCES ANALYSIS 業界の収益性を決める5つの競争要因(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】5FORCES ANALYSISについてインターネット等で調べておく。 (1時間)
【事後学習】授業中に配布する業界研究の方法をもとに、特定の業界を選んで5FORCES ANALYSISを行う。 (1時間)
13 受講生による業界研究の発表①(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】自分自身で業界研究を行う (3時間)
【事後学習】他人の業界研究を聴いて気がついた点をノートに整理する。 (1時間)
14 受講生による業界研究の発表②(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】これまで作成してきた授業のノートを振り返り、疑問点を探す。 (1時間)
【事後学習】他人の業界研究を聴いて気がついた点をノートに整理する。 (1時間)
15 受講生による業界研究の発表③(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
大学2年次にやるべき就職活動の準備の確認
【事前学習】これまで作成してきた授業のノートを振り返り、疑問点を探す。 (1時間)
【事後学習】夏休みにやるべき課題を明確化し、夏休み中はその課題に取り組む。 (1時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度:課題への取り組みや議論への参加状況などを勘案し総合的に評価します(100%)
全授業を成績評価の対象とします。毎回の授業に出席し、きちんと課題を実行しているかどうかや、事前学習の効果も含めて、授業参画度を評価します。
*能力(A-5-2~A-8-2)の習熟度については別途配布のチェック項目に基づいて評価する。
対面授業に参加できない場合の成績評価については別途授業内で説明する。
オフィスアワー BLACKBOARD経由のメールやLINE(受講生全員がLINEグループに登録する)で随時受け付けます。
備考 初回講義開始までに、当該授業のBlackBoardのコース登録を行うこと。

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