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令和2年度以降入学者 | ドイツ語学講義1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | ドイツ語学講義1 | ||||
教員名 | 保阪靖人 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | ドイツ文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
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授業の形態 | Blackboardに登録し、授業の注意事項に従って準備をしておくこと。第12回目のみオンデマンド授業となります。 |
Blackboard ID | 20230847 |
授業概要 | ドイツ語を言語学の観点からながめる。ドイツ語の文法の捉え方を単に覚えるだけでなくて、なぜそうなるかという観点から見ることが出来るようになります。 |
授業のねらい・到達目標 | 1年時に学んだドイツ語の知識がさらに確実に身につくよう言語学の力を借りて学ぶことで,ドイツ語に対する知見が広まります。 ドイツ語を学んできたときに浮かんだ素朴な疑問を,言語学の知識を借りて批判的に検証・考察し,解決する糸口を見つけることができます。 一般的な言語学の専門用語が分かるようになります。 既存の知識にとらわれることなく,物事を論理的・批判的に理解し説明することができる。(A-3-2) この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP3に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 1)ハンドアウトとしてのプリントを配布します。それに合わせて講義を行います。 2)講義に関する理解度チェックはBlackboadで行います。 対面授業に参加できない要件を満たしている学生については、 Blackboard を通して、授業内容や課題について連絡を行います。 |
履修条件 | 学科の履修規定による。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 言語学が身近にあることについて説明する。それからゲルマン語についての概略を説明する。(A-3-2)
【事前学習】wikipediaの「ゲルマン語」の項目の「特徴」と「歴史」を読んでおく。また分からない用語は辞書で調べておく。 (2時間) 【事後学習】本日の講義内容を復習してまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
ゲルマン語にさらに説明を加える。(A-3-2)
【事前学習】「ドイツ語」は各国語でなんというのかネットを使って調べてくる。 (2時間) 【事後学習】本日の講義内容を復習してまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
同じゲルマン語でもドイツ語と英語はどう違うのか。綴りから見ていく。(A-3-2)
【事前学習】ドイツ語と英語の違いについて今まで学んだことから列挙してみる。 (2時間) 【事後学習】本日の講義内容を復習してまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
3回目の授業をさらに深めて、子音推移について説明する。第一次子音推移、第二次子音推移について理解を深める。
【事前学習】ドイツ語と英語で発音が似ていると思われる単語を少なくとも10個調べてくる。 (2時間) 【事後学習】語族の系統樹を自分で書いて、講義のまとめを行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
音韻論から見たドイツ語について発音についてもう一度学習する。日本語にも基づいて説明する。(A-3-2)
【事前学習】口の開きと、舌の位置に付いて、a, e, i でどのように違うか考えてくる。 (1時間) 【事後学習】すべての母音(ウムラオトを含む)の舌の位置に付いてまとめる。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
ドイツ語の文法についての業績の中で、Jacob Grimm について講義する。(A-3-2)
【事前学習】グリム童話を編纂したグリム兄弟の業績を調べてくる。 (2時間) 【事後学習】本日の講義内容を復習してまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
Grimm以降のドイツ文法学者について講義する。(A-3-2)
【事前学習】Blackboardで挙げた人名について調べてくる。 (3時間) 【事後学習】本日の講義内容を復習してまとめる。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
ドイツ語の辞書について。辞書の書き方について学ぶ。(A-3-2)
【事前学習】arbeiten という項目がどのように記載されているか、複数の辞書を調べる。 (2時間) 【事後学習】自分が所有している辞書のよいと思う点、改善すべき点を考える。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
ドイツ語の形容詞の格変化について復習する。それと同時に格変化の体系を解説する。(A-3-2)
【事前学習】ドイツ文法の教科書の形容詞の格変化、並びに形容詞の名詞的用法についてまとめてくる。をいっているかわからない部分,③もっと詳しく説明して欲しい箇所などを箇条書きにして整理しておいてください。 (2時間) 【事後学習】格変化があるメリット、デメリットについてまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
時制を示す方法(現在形、過去形、完了形)について解説を行う。[その1](A-3-2)
【事前学習】文法の教科書の該当箇所についてまとめておく。 (2時間) 【事後学習】英語と何が違うのかを講義を参考にまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
時制を示す方法(現在形、過去形、完了形)について解説を行う。[その2](A-3-2)
【事前学習】文法の教科書の該当箇所についてまとめておく。 (2時間) 【事後学習】英語と何が違うのかを講義を参考にまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
人称受動について。その作り方。(A-3-2)
【事前学習】文法の教科書の受動態の説明をよく読み、二つ例文を作ってくる。 (2時間) 【事後学習】本日の講義内容を復習してまとめる。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
13 |
非人称受動について。その作り方。(A-3-2)
【事前学習】文法の教科書の受動態の説明をよく読み、二つ例文を作ってくる。 (2時間) 【事後学習】非人称受動が英語ではどう表現されるのか調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
授業内試験と講評を行う。(A-3-2)
【事前学習】授業内試験の範囲を再確認して学習ノートを作る。 (3時間) 【事後学習】本日の試験の解答、解説を再度確認する。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
この講義のまとめ 今まで学んできたことを再確認して,学修を振り返る。(A-3-2)
【事前学習】今まで学修した内容をまとめる。 (3時間) 【事後学習】返却された授業内試験の結果をもとに補習を行う。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | blackboardを通してプリント(pdfファイル)を配布します。 |
参考書 | 根本道也 『ドイツの標準語』 同学社 2008年 第1版 ヨアヒム・シルト(橘好碩訳) 『図説 ドイツ語の歴史』 大修館書店 1999年 第1版 須澤通、井出万秀 『ドイツ語史』 郁文堂 2009年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:授業内テストは第14回講義にて実施します。ノートなど持ち込み可能です。(60%)、授業参画度:授業内での課題の取り組みなどを評価します。(40%) 授業内テスト,授業参画度を通してA-3-2の達成度を評価します。 |
オフィスアワー | 授業後あるいはメールにて打ち合わせの上面談を行う。 |