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令和2年度以降入学者 | イギリス文学史3 | ||||
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令和元年度以前入学者 | イギリス文学史3 | ||||
教員名 | 閑田朋子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業が困難であると教員に認めらた場合は課題学習を行う。具体的には教員が示した作品原文のある場面について毎回レポートを作成する(A4約2枚、40字×30行)。 * 初回授業時までにBlackboardでコース登録をし、こまめに情報を確認すること。 *(Blackboardのコース登録に加え)履修登録期間中にCHIPSで履修登録を行うこと。 |
Blackboard ID | 20230813 |
授業概要 | 18世紀末~19世紀イギリス文学の流れを、その歴史的・社会的背景のなかで概観すると同時に、それぞれの時代を代表する作家・作品について基本的な知識を得る。また、高等学校で英語を教えていた経験をもとに、教職コースを受講している学生が、将来、高等学校で英語を教えるなかで、比較的平易な英語で書かれた文学作品を紹介できるように配慮して、授業を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | ●18世紀末から19世紀のイギリス文学の流れを、当時のイギリスの歴史的・社会的背景のなかに位置づけて、理解できる(A-1-3)。 ●18世紀末から19世紀のイギリス文学の代表的な作家・作品について基本的な知識を学び、それらについて説明できる(A-4-2)。 ●18世紀末から19世紀のイギリス文学の代表的な作品において、一般によく知られている文章に慣れ親しみ、それがどのような場面であり何を意味するのか、自分なりに解釈できる(A-3-3)。 <デイプロマポリシーとの関係> この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシー DP3,4 およびカリキュラムポリシーCP3, 4に対応しています。 なお、この科目は 旧カリキュラム(令和元年度以前入学者対象)においては、文理学部(学士(文学))のDP及びCPの1、3、4に対応しています。 <日本大学教育憲章との関係> 既存の知識にとらわれることなく, 英文学に関連する歴史的事象を論理的・批判的に説明することができる(A-3-2)。 英語圏文学に潜む問題を発見し, 専門的知識に基づいて説明することができる(A-4-3)。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 授業の初めに、その回の講義のテーマを伝えます。次に歴史的・社会的背景に簡単に触れた上で、それぞれの作家の代表作を概観します。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 フィードバックは適宜行います。 |
授業計画 | |
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1 |
授業内容・方法・評価基準などについての説明・確認 イギリス文学史2の復習を行い、イギリス文学史3との連続性を説明する。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【同時双方向型】 【事前学習】イギリス文学史1・2の学習内容を復習しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容をノートにまとめ、理解を深めること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
ジャーナリズムと職業作家:英国におけるジャーナリズムと職業作家の登場について、前提となる歴史的・社会的背景について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)
【事前学習】第7章を読み、18世紀のジャーナリズムについて、自分の考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
ロマン派第1世代:William WordsworthとSamuel Taylor Coleridge、およびそれぞの作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)
【事前学習】教科書pp.92-99を読み、WordsworthやColeridgeの作品の特徴について、考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
ロマン派第2世代:Goerge Gordon Byron、Percy Bysshe Shelley、John Keatsおよびそれぞれの作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)
【事前学習】教科書pp.99-104を読み、ロマンは第2世代について考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
Walter ScottとJane Austen、およびそれぞれの作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)
【事前学習】教科書pp.89-91,104-105を読み、ScottとAustenそれぞれの作品の特徴について考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
Jane Austenと比較して、Mary Shelleyおよびその作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)
【事前学習】教科書pp.89-91を読み、AustenとMary Shelleyの作品の特徴の違いについて考える。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
ヴィクトリア朝の小説(1):Charles Dickens及びその作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)
【事前学習】教科書pp. 118-23を読み、Dickensの作品の特徴について考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
ヴィクトリア朝の小説(2):Charles Dickensと比較して、William Thackerayおよびその作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)
【事前学習】教科書pp. 123-25を読み、DickensとThakerayの作品の特徴の違いについて考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
ヴィクトリア朝の小説(3):Elizabeth GaskellとBrontë姉妹、およびそれぞれの作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)
【事前学習】教科書のpp.125-27を読み、Brontë姉妹それぞれの作品の特徴について、考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
ヴィクトリア朝の小説(4):George Eliotおよびその作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)
【事前学習】教科書のpp127-29を読み、Geroge Eliotの作品の特徴について考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
ヴィクトリア朝の散文:Thomas Carlyle、Matthew Arnold、John Ruskin、Walter Horatio Pater、およびそれぞれの作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)
【事前学習】教科書pp.106-107、109-113を読み、ヴィクトリア朝の散文について考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
ヴィクトリア朝の詩:Alfred TennysonとRobert Browning、Elizabeth Barrett Browning、とMatthew Arnoldおよびラファエロ前派の詩について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)
【事前学習】教科書pp.107-15を読みヴィクトリア朝の詩について考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
ヴィクトリア朝の小説と演劇:Oscar Wilde、およびその作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)
【事前学習】教科書pp.115-117を読み、Osar Wildeの小説・劇作について考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
総括と全体の振り返り 前期で行った全体の授業内容を振り返り、授業内試験を行い、授業の理解を深める。(A-1-3, A-3-3, A-4-2) 【事前学習】前期の学習について、総合的に復習をし、理解を深める。 (2時間) 【事後学習】授業において理解不足が感じられた点について、復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
到達度の確認 前回行った授業内試験の結果を踏まえ、到達度を確認し、授業の理解を深める。(A-1-3, A-3-3, A-4-2) 【事前学習】試験を受けて理解不足が感じられた点について、質問できるようにしておく。 (2時間) 【事後学習】前期授業の内容全体をまとめ、興味を持った作品について調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 川崎寿彦 『イギリス文学史』 成美堂 出版年、版を問わない。 |
参考書 | John McRae, The Penguin Guide to Literature in English , Penguin 出版年、版を問わない。他にも随時、授業内で紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:期末テストにより評価する。正当な理由をもってテストを受けられなかった場合は追試により評価する。(70%)、授業参画度:毎回の授業の初めに伝えた講義テーマについての問いへの答えや授業態度によって評価する。(30%) 授業内テストを受けられなかった場合は、教員に直接追試を申し込んでください。 |
オフィスアワー | 授業後に質問等を受け付ける。 |
備考 | 進度や授業の詳細については、実際の授業の進展や受講生の学習度・興味に応じて、多少変更されることがあります。 |