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英語学演習2

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令和2年度以降入学者 英語学演習2
令和元年度以前入学者 英語学演習2
教員名 一條祐哉
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 英文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 教育効果を高めるために、対面授業を受けることができる学生を受講対象とする。
初回授業時までに「Blackboardでコース登録」をし、こまめに情報を確認すること。加えて、履修登録期間中に「CHIPSで履修登録」を行うこと。
Blackboard ID 20233764
授業概要 英語の「前置詞」に関する複数の文献を比較しながら批判的に読み、問題点を見出す力を養う。
授業のねらい・到達目標 ・英語の「前置詞」に関する知識を身につける。
・英語で書かれた専門的な文章を正確に解釈することができる。
・予習の習慣を身につける。
・文献を批判的に読み、要点や疑問点・問題点をノートにまとめることができる。
・複数の文献を比較し、相違点や問題点を見出すことができる。
・問題点を解決するための自分なりの仮説を立てることができる。
・グループで協力しながら、情報をまとめることができる。
・不明な点について積極的に質問することができる。
・既存の知識にとらわれることなく, 言語現象や歴史的事象を論理的・批判的に説明することができる。(A-3-2)
・英語学に潜む問題を発見し, 専門的知識に基づいて説明することができる。(A-4-2)
・新しい問題に取り組む意識を持ち, そのために必要な情報を収集することができる。(A-5-2)
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3、DP4、DP5、及び、カリキュラムポリシーCP3、CP4、CP5、に対応している。
授業の形式 演習
授業の方法 授業は演習形式で、はじめに予習チェックの小テストを行う。次に担当グループに教科書の内容について発表(20分程度)をしてもらい、その後、質疑応答を行う。
※ 発表担当グループは、ハンドアウトを用意し、聞いている人に分かりやすく、担当箇所の解説(内容・キーワードの解説等)と疑問点や他の文献との比較の提示をすること。発表担当でない学生にも、発言が求められる。演習の授業は皆さんが主役なので、質問やディスカッション、グループワークなど積極的に取り組むこと。
履修条件 4月のガイダンス時の抽選の結果、受講許可された者のみ受講できる。再履修の場合も抽選する必要がある。
授業計画
1 オリエンテーション:授業についての説明、発表担当の割り当て(A-5-2)
【事前学習】シラバスを読み、授業の流れを把握する。PDF教材を印刷しておく。ノートを用意する。 (1時間)
【事後学習】発表・司会の分担やスケジュールについて、グループでBbの掲示板などを用いて相談の上、決定する。(挑戦力A-5) (1時間)
【授業形態】対面授業
2 発表①:Thomson and Martinet (1986) (1)[空間的意味の前置詞](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】§93D-95B (pp. 97-100)を読み、ノートにまとめる。また疑問点を授業時の質問として用意する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、説明できるようにする。 (1時間)
【授業形態】対面授業
3 発表②:Thomson and Martinet (1986) (2)[時間的意味の前置詞](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】§90A-91B (pp. 93-96)を読み、ノートにまとめる。また疑問点を授業時の質問として用意する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、説明できるようにする。 (1時間)
【授業形態】対面授業
4 発表③:Swan (2016) (1)[空間的意味の前置詞](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】§384を読み、ノートにまとめる。また疑問点を授業時の質問として用意する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、説明できるようにする。(省察力A-8) (1時間)
【授業形態】対面授業
5 発表④:Swan (2016) (2)[時間的意味の前置詞](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】§385, 386を読み、ノートにまとめる。また疑問点を授業時の質問として用意する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、説明できるようにする。(省察力A-8) (1時間)
【授業形態】対面授業
6 発表⑤:Swan (2016) (3)[その他の意味の前置詞](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】§354, 357, 496, 614を読み、ノートにまとめる。また疑問点を授業時の質問として用意する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、説明できるようにする。(省察力A-8) (1時間)
【授業形態】対面授業
7 発表⑥:Quirk et al. (1985)[各次元の空間を表す前置詞](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】§9.15-9.16 (pp. 673-675)を読み、ノートにまとめる。また疑問点を授業時の質問として用意する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、説明できるようにする。(省察力A-8) (1時間)
【授業形態】対面授業
8 発表⑦:Quirk et al. (1985)[位置・方向を表す前置詞](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】§9.17 (pp. 675-677)を読み、ノートにまとめる。また疑問点を授業時の質問として用意する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、説明できるようにする。(省察力A-8) (1時間)
【授業形態】対面授業
9 発表⑧:Quirk et al. (1985)[起点・相対的位置を表す前置詞]](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】§9.18-9.19 (pp. 677-679)を読み、ノートにまとめる。また疑問点を授業時の質問として用意する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、説明できるようにする。 (1時間)
【授業形態】対面授業
10 発表⑨:Quirk et al. (1985)[通過・移動を表す前置詞](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】§9.23-9.26 (pp. 681-683)を読み、ノートにまとめる。また疑問点を授業時の質問として用意する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、説明できるようにする。 (1時間)
【授業形態】対面授業
11 発表⑩:Quirk et al. (1985)[到着点を表す前置詞](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】§9.27-9.31 (pp. 683-685)を読み、ノートにまとめる。また疑問点を授業時の質問として用意する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、説明できるようにする。(省察力A-8) (1時間)
【授業形態】対面授業
12 発表⑪:Quirk et al. (1985)[抽象的意味の前置詞](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】§9.32 (pp. 685-687)を読み、ノートにまとめる。また疑問点を授業時の質問として用意する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、説明できるようにする。(省察力A-8) (1時間)
【授業形態】対面授業
13 発表⑫:Quirk et al. (1985)[時間を表す前置詞](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】§9.33-9.36 (pp. 687-689)を読み、ノートにまとめる。また疑問点を授業時の質問として用意する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、説明できるようにする。 (1時間)
【授業形態】対面授業
14 文献間の相違点や問題点・疑問点を洗い出す(グループ・ディスカッション)(論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】レポートのテーマに関する疑問点・問題点を見出し、グループディスカッションに備える。(論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4、挑戦力A-5) (2時間)
【事後学習】グループディスカッションをもとにレポートを執筆する。(論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4、挑戦力A-5) (6時間)
【授業形態】対面授業
15 レポート提出と後期のまとめ(論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】教科書やノートを読み返し、後期に学修したことで興味や疑問を持った言語現象についてノートにメモしておく。(挑戦力A-5) (1時間)
【事後学習】興味や疑問を持ったことを、将来の卒論テーマの候補としてノートにまとめておく。(挑戦力A-5) (1時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 教材を教員が用意して配布する。
参考書 江川泰一郎 『英文法解説−改訂三版−』 金子書房 1991年
英語の辞書を必ず持参のこと(スマートフォン、タブレット等の辞書機能は認めない)
成績評価の方法及び基準 レポート:学期末に提出するレポート(50%)、授業内テスト:毎週行う予習確認の小テスト(20%)、授業参画度:授業への積極的参加態度(自発的発言、質問等)(10%)、教科書の内容についての発表(ハンドアウトも評価の対象)(20%)
5回以上の欠席は成績評価の対象としない。 遅刻および早退3回で1回分の欠席とする。なお、30分以上の遅刻および30分以上前の早退は欠席とする。授業中の私語・飲食・居眠り・携帯電話使用等の迷惑行為は遅刻1回分の扱いとする。
オフィスアワー 質問がある場合は、アポイントを取った上で7309研究室にて(月火木)、もしくはメールにて。

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